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概況からBRICsを知ろう ブラジル市場は小反発、ブラジル株にも買いが優勢

2019/7/29 9:40 FISCO
*09:40JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル市場は小反発、ブラジル株にも買いが優勢 【ブラジル】ボベスパ指数 102818.9 +0.16 26日のブラジル市場は小反発。主要指標のボベスパ指数は前日比164.3ポイント高(+0.16%)の102818.9で取引を終えた。102196.3から103209.00まで上昇した。 前半はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は再び買い戻された。米株高や4-6月期の米国内総生産(GDP、速報値)が市場予想を上回ったことなどが支援材料となり、ブラジル株にも買いが優勢となった。一方、指数の上値は重い。米中通商協議の再開が翌週30日に控え、慎重ムードが強い。 【ロシア】MICEX指数 2715.68 +0.54% 26日のロシア株式市場は続伸。主要指標のMOEX指数は前日比14.66ポイント高(+0.54%)の2715.68で取引を終了した。2694.84から2733.32まで上昇した。 買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。堅調な企業業績が好感された。通信大手のヤンデックス(YNDX)はこのほど、4-6月期は40%の増収を実現したと発表。また、利下げの実施も支援材料となった。ロシア中央銀行は26日、政策金利を市場予想通り7.5%から7.25%に引き下げると発表。中銀は、金融政策を「ニュートラル」に維持する方針を示し、追加利下げの可能性を示唆した。 【インド】SENSEX指数 37882.79 +0.14% 26日のインドSENSEX指数は7日ぶりに反発。前日比51.81ポイント高(+0.14%)の37882.79、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同32.15ポイント高(+0.29%)の11284.30で取引を終えた。 売りが先行した後は買い戻され、引けまで前日の終値近辺でもみ合った。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、国内投資家(DII)の買い越しも指数をサポートした。 【中国本土】上海総合指数 2944.54 +0.24% 26日の上海総合指数は小幅に値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比7.18ポイント高(+0.24%)の2944.54ポイントと4日続伸した。 米中貿易摩擦の緩和期待が支え。米メディアは26日、「中国政府は、米国産の綿花やトウモロコシ、コーリャン、豚肉に高率の報復関税を課さないことを承認した」と複数関係者の話として報じた。閣僚級の米中貿易交渉は、来週30日と31日に中国・上海で開催される。中国景気の先行き不安がくすぶるなか、当局が追加の景気テコ入れ策を打ち出すとの思惑も続いた。中国人民銀行(中央銀行)の資金吸収スタンスなどを嫌気し指数は安く推移していたが、後場途中からプラスに転じている。 《CS》