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概況からBRICsを知ろう~インドSENSEX指数は弱含み、弱い経済指標が指数の足かせ

2018/11/2 9:42 FISCO
*09:42JST 概況からBRICsを知ろう~インドSENSEX指数は弱含み、弱い経済指標が指数の足かせ 【ブラジル】ボベスパ指数 88419.06 +1.14% 1日のブラジル市場3日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比995.51ポイント高(+1.14%)の88419.06で取引を終えた。87094.00から89017.38まで上昇した。 前日の終値近辺でもみあった後は上げ幅を拡大させた。ボベスパ指数はこの日過去最高値水準で取引を引けた。投資家に好まれている極右候補のジャイル・ボルソナロ氏の大統領選挙での勝利を受け、同氏による経済改革に対する期待が高まっている。一方、最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、買い一巡後は伸び悩む展開となった。 【ロシア】MICEX指数 2359.33 +0.28% 1日のロシア株式市場は小幅続伸。主要指標のMICEX指数は前日比6.62ポイント高(+0.28%)の2359.33で取引を終了した。2333.09から2366.37まで上昇した。 中盤はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は再び買い戻された。海外市場の上昇が好感され、ロシア株にも買いが継続した。一方、原油価格の下落に伴う資源銘柄の下落が指数の上値を押さえた。 【インド】SENSEX指数 34431.97 -0.03% 1日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比10.08ポイント安(-0.03%)の34431.97、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同6.15ポイント安(-0.06%)の10380.45で取引を終えた。 前日の終値近辺でもみ合った後は引き間際に再びマイナス圏に転落した。弱い経済指標が指数の足かせとなった。9月の主要8産業の生産高は前年同月比で4.3%増加し、前月の4.7%を下回ったほか、4カ月ぶりの低水準を記録した。また、通貨ルピー安の進行も懸念材料。ルピーの対米ドル為替レートは前日10月31日、3週間ぶりの低水準を記録した。 【中国本土】上海総合指数 2606.24 +0.13% 1日の上海総合指数は小幅に値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比3.45ポイント高(+0.13%)の2606.24ポイントと3日続伸した。 政策期待が強まる流れ。中国共産党は10月31日、習近平国家主席の主宰で中央政治局会議を開催し、景気対策を強化する方針を確認した。会議では「現在の経済情勢は安定の中にも変化があり、経済の下押し圧力が強まっている」と指摘。その上で、積極的な財政政策と穏健な金融政策を実施し、雇用や金融、貿易、投資の安定をさせる考えを示した。ただ、上値は重い。上場企業の資金繰り悪化や、地方政府の債務増加など不安材料が伝えられるなか、指数は徐々に上げ幅を縮小させた。 《CS》