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加藤製作所 Research Memo(10):2025年3月期は大幅増収・大幅営業増益予想、当期純利益予想は未定

2024/6/20 16:10 FISCO
*16:10JST 加藤製作所 Research Memo(10):2025年3月期は大幅増収・大幅営業増益予想、当期純利益予想は未定 ■今後の見通し ● 2025年3月期連結業績予想の概要 加藤製作所<6390>の2025年3月期の連結業績予想は、売上高が前期比21.7%増の70,000百万円、営業利益が同27.0%増の2,100百万円、経常利益が同41.8%減の1,500百万円としている。大幅増収・大幅営業増益予想としている。売上面では前期が高水準だった北米の反動減を見込み、中国事業見直しの影響も受けるが、2024年4月に販売を開始した60t吊り新型ラフテレーンクレーン「SL-600RfIII」をはじめ、最新の排出ガス規制に適合したエンジンの採用により、新製品発売によって部品供給制約の影響が解消するため、国内の生産・販売台数の増加がけん引する形で全体として大幅増収を見込んでいる。利益面では増収効果に加え、収益性重視戦略による売価・原価改善効果が進展することも寄与する見込みだ。経常利益については為替影響が不透明であることを考慮して為替差益などを見込まず減益予想としている。 なお親会社株主に帰属する当期純利益及び配当については未定としている。中国事業の根本的な見直し(生産一時停止、合弁解消)及びインドにおける新事業など、海外事業ポートフォリオ見直しの影響を精査中のため判明次第公表するとしている。新製品効果で拡販の加速が期待されること、収益性重視戦略による売価・原価改善効果が一段と進展することなどを勘案すれば、会社予想(営業利益、経常利益)に上振れの可能性があるだろうと弊社では考えている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展) 《AS》
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1895年創業の総合建設機械メーカー。建設用クレーンや油圧ショベル、路面清掃車、万能吸引車等の製造・販売を行う。国内売上高比率が高い。中国におけるミニショベル事業を見直し。環境対応型建機の国内普及推進。 記:2024/08/06