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エレマテック Research Memo(10):M&A等による顧客基盤・事業領域の拡大など各種計画は着実に進捗中

2024/6/18 12:10 FISCO
*12:10JST エレマテック Research Memo(10):M&A等による顧客基盤・事業領域の拡大など各種計画は着実に進捗中 ■エレマテック<2715>の中長期の成長戦略 3. 各種計画の進捗状況 (1) M&A・アライアンスによる顧客基盤・事業領域の拡大 投融資案件の検討体制を構築し、M&A・アライアンスによって顧客基盤・事業領域を拡大する。中期経営戦略における全社戦略の具現化を推進する「開発企画グループ」が中心となって投融資を推進する一方で、執行役員、本部長が販路の拡大及び技術/人財の獲得を目的に投融資のターゲット企業をリストアップする。さらにこれらのメンバーが、四半期毎に「定期検討会」を開催し、検討状況を共有し、ターゲット企業の絞り込みを実施していく。 (2) 自動車領域への注力 技術の進歩により、今後も自動車の電装化は進展を続け、世界的な環境規制の強化が進み自動車各社のEV化シフトが加速すると予想されている。そのような環境下、同社ではEV化・電装化への注力によりさらなる成長ステージを目指す。Automotiveマーケットの売上高は、2021年3月期の245億円から、2024年3月期には444億円と過去最高を記録した。この間の年平均成長率(CAGR)は22.0%となったが、2025年3月期には564億円の売上高を計画している。 (3) 医療機器マーケットへの取り組み強化 今後の医療機器マーケットへの取り組みを強化するため、医療機器の製造・保管を行うために必要な許認可を取得する計画だ。この許認可を取得することで、完成品の取り扱いが可能になり、多様化する顧客ニーズに対応するため完成品ビジネスを強化する。 これまで複数部品を同社の協力工場で組み立てを行い、半完成品を顧客(メーカー)に納入、その後にメーカー側で最終組み立てを実施してきたが、許認可取得後は複数部品を同社の協力工場で最終製品まで組み立てて顧客に納入、顧客側は検査のみを実施するようになる。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇) 《SO》
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豊田通商傘下のエレクトロニクス商社。自動車領域に注力。配当性向は50%目安。国内はディスプレイ向け各種関連部材の販売が伸び悩む。中国はゲーム機向け各種関連部材が足踏み。24.3期3Qは欧米が堅調。 記:2024/04/08