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タクマ Research Memo(6):主力の環境・エネルギー事業の売上高が堅調に推移、各利益も大幅増加(2)
2023/7/3 12:06
FISCO
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*12:06JST タクマ Research Memo(6):主力の環境・エネルギー事業の売上高が堅調に推移、各利益も大幅増加(2) ■業績動向 2. 財務状況 タクマ<
6013
>の財務状況を見ると、2023年3月期末の資産合計は179,688百万円と前期末比5,153百万円の増加となった。これは主に現金及び預金が22,263百万円増加し、受取手形、売掛金及び契約資産が21,250百万円減少、有形固定資産が6,089百万円の増加となったことによるものである。 流動資産合計は、現金及び預金が前期末比22,263百万円増加の65,242百万円、受取手形、売掛金及び契約資産が同21,250百万円減少の60,851百万円などにより、同65百万円減少の134,249百万円となった。固定資産合計は、有形固定資産が同6,089百万円増加の18,436百万円などにより同5,219百万円増加の45,439百万円となった。 負債合計は78,521百万円と前期末比1,660百万円の減少となった。これは主に未払法人税等が2,861百万円、契約負債が2,390百万円の増加となったものの、支払手形及び買掛金が6,460百万円、電子記録債務1,743百万円の減少となったことによるものである。 流動負債合計は、前期末比1,863百万円減少の66,840百万円、固定負債合計は、同203百万円増加の11,680百万円となった。 株主資本合計は、利益剰余金が前期末比6,538百万円増加の82,045百万円、自己株式が同1,151百万円減少の-3,916百万円により、同5,388百万円増加の95,370百万円となった。その他の包括利益累計額合計は、同1,303百万円増加の5,229百万円、非支配株主持分は同122百万円増加の567百万円となり、純資産合計は、同6,813百万円増加の101,167百万円となった。この結果、2023年3月期末の自己資本比率は56.0%と前期末比2.2ポイントの増加となった。 同社のキャッシュ・フローについては、営業活動によるキャッシュ・フローが32,191百万円の資金の増加(前期は9,000百万円の増加)となった。これは主に税金等調整前当期純利益により14,102百万円の増加となり、仕入債務により10,990百万円 の減少となったものの、売上債権の減少により23,795百万円の増加となったことによるものである。投資活動によるキャッシュ・フローは5,604百万円の資金の減少(前期は2,394百万円の減少)となり、主な要因は有形固定資産の取得による支出が5,808百万円となったことである。財務活動によるキャッシュ・フローは、4,280百万円の資金の減少(前期は9,112百万円の減少)となり、配当金の支払額が2,972百万円となったほか、自己株式の取得による支出が1,252百万円となったことが主な要因である。現金及び現金同等物の期末残高は、前期末の41,244百万円から22,667百万円増の63,911百万円となった。 同社は、運転資金をはじめ、将来の事業展開に備えた設備投資、研究開発にかかる資金について、自己資金、前受金のほか金融機関からの借入金によることとしており、今後も事業活動に必要な資金の調達に困難が生じることはないと見ている。なお、複数の金融機関とコミットメントライン契約※を締結し、不測の事態等に備えて流動性を補完している。 ※顧客と銀行が予め契約した期間・融資枠の範囲内で顧客の請求に基づき、銀行が融資を実行することを約束(コミット)する契約。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 中山博詞) 《SI》
関連銘柄 1件
6013 東証プライム
タクマ
1,639
11/22 15:30
+45(%)
時価総額 136,037百万円
ごみ処理プラントやバイオマス発電プラント、下水汚泥焼却発電プラント等の設計・施工、メンテナンス等を行う。汎用ボイラの製造・販売等も。中計では27.3期経常利益140億円目標。EPC事業の拡大等に取り組む。 記:2024/06/24
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