マーケット
9/20 15:15
37,723.91
+568.58
42,063.36
+457.18
暗号資産
FISCO BTC Index
9/21 23:23:07
9,100,898
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

今週のマーケット展望「日経平均予想は28200~29000円」マネックス証券チーフ・ストラテジスト広木隆氏(山崎みほ)

2023/4/24 10:26 FISCO
*10:26JST 今週のマーケット展望「日経平均予想は28200~29000円」マネックス証券チーフ・ストラテジスト広木隆氏(山崎みほ) 皆さま、こんにちは、フィスコマーケットレポーター山崎みほの「マネックス証券の気になるレポート」です。 今朝の日経平均は、週末の米国株高を受けて買いが先行していますね。そして今週は重要イベントや注目の決算が盛りだくさんです!チェックしていきましょう。 さて、マネックス証券の「メールマガジン新潮流」が、4月24日に配信されました。そのなかから今回は、同証券のチーフ・ストラテジスト、広木隆氏のレポート「今週のマーケット展望」の内容をご紹介いたします。 まず広木さんは、『東京証券取引所が20日発表した4月第2週(10~14日)の投資部門別売買動向で、海外投資家は現物株を1兆494億円買い越した。その前の週は6796億円の買い越しだった。これで買い越しは3週連続だ』と伝えています。 そして、『海外投資家の買いに支えられて先週の日経平均は堅調に推移した』として、『連騰記録こそ年初来高値の2万8658円で引けた18日までの8日続伸で途絶えたものの、その後も2万8500円近辺での底堅い展開が続いた。21日にはザラ場高値も更新、2万8778円を付けて8ヶ月ぶりの水準を回復した』と説明しています。 ただ、『買い材料が豊富な日本株相場だが、今週は利益確定売りに押される場面も増えてくるだろう。売り物を吸収して深押しはないと見るが、大型連休を前に重要イベントが目白押しであるため、基本的には大きく動けず、神経質な展開が続きそうだ』と広木さんはみているようです。 それらの重要イベントとは、まず『植田・日銀新総裁のもとで初となる日銀金融政策決定会合(27~28日)がある』ということ。 『これまでの総裁発言から現状維持の見込みだが、市場では長短金利操作の政策修正観測が根強く残り、会合の結果が判明するまでは様子見機運が支配的になるだろう』と考察しています。 さらに、『様子見姿勢を強めるのは日銀会合だけではない』と広木さんはいいます。 『その先にFOMC(米連邦公開市場委員会)が現地時間5月2~3日に開催される』ということで、『日本のゴールデンウイークのど真ん中に当たり、しかも今回のFOMCは利上げ停止という大きな意味を持つ会合となる公算が強い。そうしたビッグイベントに対する米国市場の反応を事前に読んでポジションを組む向きは限られるだろう。大方は様子見を決め込むと思われる』と、見解を述べています。 次に重要なイベントは、『国内3月企業の決算発表が本格化する』として、『国内企業の決算では、24日にニデック<6594>、26日にアドバンテスト<6857>、ファナック<6954>、キヤノン<7751>、野村<8604>、JR東海<9022>、27日に信越化<4063>、第一三共<4568>、日立<6501>、キーエンス<6861>、デンソー<6902>、JR東<9020>、ANA<9202>、 28日にコマツ<6301>、NEC<6701>、ソニーG<6758>、レーザーテック<6920>、村田製<6981>、商船三井<9104>などがある』と、主要な決算を挙げています。 加えて、『米国ではGAFAMの決算発表がある』として、『アルファベット、マイクロソフトが25日、元フェイスブックのメタ・プラットフォームズが26日、アマゾンが27日だ。GAFAM以外でもGE、GM、ボーイング、キャタピラー、インテル、エクソンモービルなどまさに佳境を迎える』と、スケジュールを伝えています。 決算への反応について、広木さんは『国内企業の決算については、これまでのところ好悪まちまちではあるものの、株式市場の反応はポジティブなものが多い印象だ。企業が期初に保守的な見通しを出す「ガイダンス・リスク」などは毎年のことなので織り込み済みで、むしろ東証の資本効率改善要請に対するアクションなども期待され、市場では好反応が増えそうだ。全般には動きにくい展開ながらも好地合いが続くだろう』と見通しているようです。 最後に、日経平均の今週の予想レンジは『2万8200円~2万9000円とアップサイドの方を多く見る』としました。 参考にしてみてくださいね。 山崎みほの「気になるレポート」はマネックス証券の「メールマガジン新潮流」に掲載されたレポートを山崎みほの見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートをご確認くださいね。 フィスコマーケットレポーター 山崎みほ 《CS》
関連銘柄 19件
4063 東証プライム
5,862
9/20 15:00
+112(%)
時価総額 11,865,409百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。希土類磁石は車載市場などへの拡販に取り組む。配当性向は中長期的に40%目指す。 記:2024/05/16
4568 東証プライム
4,944
9/20 15:00
-6(%)
時価総額 9,626,136百万円
大手製薬会社。抗悪性腫瘍剤「エンハーツ」、抗凝固剤「リクシアナ」などが主力品。かぜ薬「ルル」、解熱鎮痛薬「ロキソニンS」などで知名度高い。米メルクと戦略的提携。がん事業への集中的な資源投入を図る。 記:2024/08/26
6301 東証プライム
3,854
9/20 15:00
+29(%)
時価総額 3,750,505百万円
建設機械・鉱山機械で世界2位。工作機械なども。IT活用のアフターサービスに強み。24.3期3Q累計は中国の建機需要が冴えず。だが北米や中南米で鉱山機械が堅調。円安も効いて増収増益に。配当性向4割以上目安。 記:2024/04/12
6501 東証プライム
3,672
9/20 15:00
+13(%)
時価総額 17,025,481百万円
総合電機大手。金融ソリューションや社会インフラITシステム、原子力関連ビジネス、鉄道システム、ビルシステム等を手掛ける。日立エナジーは受注残が増加。デジタルシステム&サービスはLumada事業が拡大。 記:2024/06/15
6594 東証プライム
5,877
9/20 15:00
+67(%)
時価総額 3,504,361百万円
世界最大の総合モーターメーカー。HDDや車載、家電・産業向けモーターに加え、機器装置や電子・光学部品を展開。精密小型モータは売価改善等で増益。24.3期3Qは2桁増益。水冷モジュールの生産能力を拡大。 記:2024/04/16
6701 東証プライム
13,705
9/20 15:00
+285(%)
時価総額 3,739,409百万円
大手ITサービス会社。1899年設立。システム構築等のITサービス事業、ネットワークインフラ等の社会インフラ事業が柱。顔・虹彩などの生体認証に強み。クラウド、モダナイゼーション、生成AIなどの強化図る。 記:2024/08/10
6758 東証プライム
13,365
9/20 15:00
+190(%)
時価総額 16,854,361百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6857 東証プライム
6,295
9/20 15:00
+79(%)
時価総額 4,823,034百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6861 東証プライム
68,920
9/20 15:00
+1,650(%)
時価総額 16,761,895百万円
業用計測制御機器大手。FA用センサで高シェア。開発・販売に専念し、生産は外部に委託。直販体制に強み。24.3期3Q累計は欧米堅調。円安や部材調達改善で粗利率も改善。だが日本や中国が足踏み。人件費増も重石。 記:2024/04/15
6902 東証プライム
2,119.5
9/20 15:00
+37(%)
時価総額 6,680,198百万円
自動車部品で国内最大。カーエアコンや燃焼噴射装置に強み。トヨタ系列も系列外への販売も多い。24.3期3Q累計は客先の増産を受けて販売伸長。だが燃料ポンプのリコール費用が利益の重石に。政策保有株縮減の意向。 記:2024/04/12
6920 東証プライム
24,560
9/20 15:00
+1,120(%)
時価総額 2,315,664百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。FPD関連装置やレーザー顕微鏡なども手掛ける。High-NA向け含むACTISは引き合い旺盛。生成AI関連HBM向けは需要堅調。 記:2024/06/11
6954 東証プライム
3,965
9/20 15:00
+140(%)
時価総額 4,002,854百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
6981 東証プライム
2,749
9/20 15:00
+83.5(%)
時価総額 5,573,441百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやインダクタ、EMI除去フィルタ等を手掛ける。チップ積層セラミックコンデンサ等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。コンデンサはモビリティ向けなどで販売増を見込む。 記:2024/06/04
7751 東証プライム
4,729
9/20 15:00
-11(%)
時価総額 6,307,365百万円
精密機器大手。オフィス複合機やレンズ交換式カメラ、FPD露光装置などで世界トップシェア。バランスの取れた事業構造が強み。海外売上高比率は7割超。グラフィックアート向け大判プリンター3機種を新発売。 記:2024/04/30
8604 東証プライム
788.1
9/20 15:00
+13.2(%)
時価総額 2,548,371百万円
国内最大級の総合証券「野村證券」を中核とする持株会社。野村アセットマネジメント、野村信託銀行等も傘下に持つ。預り資産は153兆円超で業界トップ。インベストメント・マネジメント部門は運用資産残高が過去最高。 記:2024/06/17
9020 東証プライム
2,966.5
9/20 15:00
+37(%)
時価総額 3,365,233百万円
国内最大、世界でも最大級の鉄道会社。関東、甲信越、東北までの1都16県が営業エリア。流通・サービス事業、不動産・ホテル事業等も。ホテル、ショッピングセンターは売上順調。28.3期営業利益4100億円目標。 記:2024/06/04
9022 東証プライム
3,300
9/20 15:00
+1(%)
時価総額 3,399,000百万円
国鉄民営化で誕生した東海地盤の鉄道会社。東海道新幹線が収益の柱。ジェイアール名古屋タカシマヤ等の流通業、不動産業、ホテル業等も。東海道新幹線は個室を導入予定。台湾高鐵から技術コンサルティングを受託。 記:2024/06/04
9104 東証プライム
5,000
9/20 15:00
-28(%)
時価総額 1,810,055百万円
海運国内2位。1884年創業。三井グループ。ドライバルク事業、エネルギー事業、製品輸送事業が柱。LNG船の所有・管理・運航で世界シェアトップクラス。配当性向30%目安。非海運事業のアセット積み増し図る。 記:2024/07/29
9202 東証プライム
3,051
9/20 15:00
-3(%)
時価総額 1,477,581百万円
国内最大手の航空会社。全日本空輸(ANA)が中核。ピーチ、エアージャパンなども傘下に持つ。航空事業のほか、旅行事業、商社事業等も手掛ける。国際線、国内線ともに旅客需要増。貨物事業の拡大等に取り組む。 記:2024/08/02