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MSOL Research Memo(8):成長戦略が順調に進んでいることから、22年12月に中期業績目標の修正発表予定

2022/8/18 15:18 FISCO
*15:18JST MSOL Research Memo(8):成長戦略が順調に進んでいることから、22年12月に中期業績目標の修正発表予定 ■中期経営計画と成長戦略 1. 中期経営計画「MSOL Vision2025」の概要 マネジメントソリューションズ<7033>は2019年12月に2025年10月期までの6年間の中期経営計画「MSOL Vision2025」(以下、中期経営計画)を発表した。コンサルタントの積極採用によるPMO支援サービス事業の拡大に加えて、コンサルタントの多様な働き方にマッチしたPMO Onlineサービスやプロジェクトマネジメントツール「ProEver」の育成、海外市場への展開等により、2025年10月期に売上高230億円、営業利益50億円、売上高営業利益率20%、社員数1,000人超を目標として掲げていた。 中期経営計画3年目となる2022年10月期はコンサルタントの積極採用並びにM&Aの実施により、営業利益率が一旦低下する見通しだが、PMO支援の市場環境そのものは依然好調が続いている。中期経営計画策定後に新型コロナウイルス感染症拡大(以下、コロナ禍)により、社会様式が大きく変化したこともあって、企業が経営のDXに積極的に取り組み始めたことが背景にある。同社においてもコンサルタント人員を増員することで、旺盛な需要に対応している状況であり、今後も2~3年は中途採用で年間200人超ペースの採用を継続し、新卒採用についても2023年は前年比25人増加の70人に増員する予定である。今後は新卒の採用比率を引き上げていくとともに、中途採用についてはリファーラル採用(社員等からの紹介による採用)を増やすことで1人当たりの採用費を抑えることにしている。このため、社員数の1,000人超えは早ければ2023年10月期にも達成する可能性があり、こうした状況を踏まえて同社は中期業績目標を見直す意向を明らかにしている。 具体的な内容については、2022年12月に開催予定の決算説明会で発表する予定である。当初の業績目標値に対して、コンサルタントの人員が上回ること、M&Aで連結子会社化が1社加わったことから、2025年10月期の売上高については当初目標を上回る可能性が高いと弊社では見ている。営業利益率についてはプロジェクト単価の上昇、リファーラル採用による採用費抑制、ソフトウェア売上の拡大によって20%程度まで引き上げる計画となっているが、これら施策の今後の取り組み状況や連結子会社の展開等によって変わってくる可能性もある。とはいえ、売上高については当初計画を上回るペースで拡大する見込みであることから、営業利益についても50億円以上になることが期待される。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《ST》
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