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ファブリカ Research Memo(4):最新のマーケティング手法やテクノロジーをグループ内事業推進に生かす

2022/8/3 15:14 FISCO
*15:14JST ファブリカ Research Memo(4):最新のマーケティング手法やテクノロジーをグループ内事業推進に生かす ■ファブリカコミュニケーションズ<4193>の事業概要 4. インターネットサービスグループ 「インターネットサービスグループ」は、デジタルマーケティング事業として他セグメントへのWeb集客支援を担っているほか、独自サービスとして自動車Webマガジンの運営や、中古車一括査定サービスの提供を行っている。 デジタルマーケティング事業では、自社メディアや自社サービスの開発運営で培ってきたマーケティングノウハウを生かし、SMSソリューショングループやU-CARソリューショングループのWeb集客支援を担っている。独自サービスとしては、車買取事業者への一括査定サービスの提供や自動車Webマガジン「CarMe」の運営、YouTubeチャンネル「CARPRIME」「車選びドットコム〈公式〉」の運営などを展開している。 これらの運営によって日々蓄積される最新のマーケティングノウハウやテクノロジーは、同社グループの各事業の推進のためにフィードバックされ、同社グループのさらなる成長のための新規サービスの開発にも活用している。業績はセグメント損失となる年度もあるが、同社の研究開発部門のような位置付けであることから弊社では悲観視は不要と考えている。 BP・レンタカー事業、車検・整備事業を展開 5. オートサービスグループ 「オートサービスグループ」は、BP(Body repair and Paint:鈑金塗装)・レンタカー事業と、車検・整備事業で構成している。 BP・レンタカー事業はBtoBtoCモデルであり、「鈑金塗装fabrica」及び「fabricaレンタカー」を手掛けている。具体的には、損害保険会社や保険代理店からの依頼を受けて、事故で損害を受けた自動車の修理と修理期間中の代車となるレンタカーの貸出、事故車両を引き揚げるレッカーサービスなどをワンストップで提供している。1台1台状況の異なる事故修理には、レッカー事業者、代車・レンタカー事業者、部品商、ガラス業者、鈑金塗装工場など独立した事業者が分業しており、その工程が複雑で部品発注ミスや工員の作業ミスなどで納期管理や品質管理が極めて難しいサービスと言われていた。そのようななか、同社は独自に開発した工程管理システムと検査体制、優良な工場ネットワークなどを駆使して、短納期・高品質のサービスを提供している。 車検・整備事業はBtoCモデルであり、同社の祖業である自動車整備事業を行っている。具体的には、愛知県春日井市の国土交通省中部運輸局の指定工場(中指第6020号)で、顧客に対して車検整備や新車・中古車の販売サービスなどを提供している。BP・レンタカー事業及び車検・整備事業の店舗及び工場は、巨大な自動車アフターマーケットに対して、同社が当事者として直接的に接することで市場や業界が抱える様々な課題を抽出するための機会も担っている。また同社グループが開発提供する様々なITサービスの実験店舗(パイロットショップ)としての役割も有しており、U-CARソリューショングループが提供する「symphony」などあらゆるITサービスを試験導入し、ユーザー評価を開発陣にフィードバックすることでサービス品質の向上に役立てている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 藤田 要) 《YM》
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法人向けSMS配信サービス「メディアSMS」が柱。自動車販売業務支援システム「symphony」、自動車分野特化のWEBマガジンの運営、中古車一括査定サービス等も。メディアSMSの新規導入社数は順調。 記:2024/10/21