マーケット
5/1 15:15
38,274.05
-131.61
37,815.92
-570.17
暗号資産
FISCO BTC Index
5/2 6:45:35
9,009,286
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

テンポイノベ Research Memo(2):経営理念は「貢献創造」

2021/12/27 8:02 FISCO
*08:02JST テンポイノベ Research Memo(2):経営理念は「貢献創造」 ■会社概要 テンポイノベーション<3484>は、経営理念に「貢献創造」、経営方針に「転貸借の商慣習を変え、店舗物件のスタンダードを創造する」を掲げ、飲食店向けの居抜き店舗を転貸借する店舗転貸借事業、及び不動産売買事業を展開している。 2007年11月に(株)テンポリノベーション分割準備として設立し、2007年12月に(株)テンポリノベーション(以下、旧テンポリノベーション)から飲食店舗出退店支援事業の一部(出店希望者に対する物件の紹介、出店に関する支援及び退店希望者に対する店舗設備の買取り、退店に関する支援等で、(株)レインズインターナショナル関連以外の物件に係る事業)を会社分割によって承継した。 旧テンポリノベーションは飲食店経営を目的に、レインズインターナショナルの子会社(設立時の商号は(株)レイフィールズ)として2001年10月に設立され、2005年4月に居抜き店舗物件(これまで利用していた造作・設備・什器等が付いたままの物件)を活用した飲食店舗出退店支援事業を開始した。このため同社の実質上の事業活動の開始を2005年4月としている。 2008年1月にテンポリノベーションに商号変更した後、2008年5月に(株)テレウェイブ(現(株)アイフラッグ)の傘下、2009年7月にクロップス<9428>の傘下と親会社が変わったが、2009年6月に居抜き物件情報サイト「居抜き店舗.com」を開設、2010年6月に居抜き物件買取りサイト「店舗買取り.com」を開設し、店舗転貸借事業の拡大に注力した。 そして2011年6月に代表取締役社長に原康雄氏(現任)、常務取締役に志村洋平氏(現専務取締役)が就任し、事業領域をサービス業としての出店支援事業ではなく、不動産業としての店舗賃貸事業と位置付けて「第2の創業期」とした。2013年5月には現在のテンポイノベーションに商号変更し、2016年5月には東京都新宿区新宿に本社を移転(現本社、4支店を閉鎖して本社に統合)した。転貸借物件数の拡大が加速し、2017年10月には東京証券取引所マザーズ市場に新規上場、2018年10月には東京証券取引所市場第1部に市場変更した。 2022年3月期第2四半期末時点の資本金は308百万円、自己資本比率は27.9%、発行済株式数は17,674,400株(自己株式514株含む)、従業員数(役員除く)は83名である。 なお2009年7月に親会社となったクロップスが2022年3月期第2四半期末時点で株式56.83%(自己株式除く発行済株式総数に対する割合)を所有している。クロップスの連結子会社となっているが、営業上の重要な取引はなく、経営上の独立性も確保している。 2022年4月に予定される東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、同社は2021年12月15日開催の取締役会においてプライム市場への選択・申請を決議した。移行基準日(2021年6月30日)時点で流通株式時価総額がプライム市場の上場維持基準を充たしていないため、新市場区分の上場維持基準の適合に向けた計画書を作成した。2028年3月期までに流通株式時価総額のプライム市場上場維持基準適合を充たすため、継続的な業績向上(目途として前期比10~20%程度の増収増益の継続)の実現や利益還元の充実など、各種取り組みを推進して中長期的な企業価値の向上(時価総額の上昇)を図るとしている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展) 《EY》
関連銘柄 2件
3484 東証プライム
918
5/1 15:00
±0(%)
時価総額 16,225百万円
都内中心に外食向け店舗転貸借ビジネスを展開。クロップスが親会社。24.3期3Q累計は将来を睨んだ投資増が利益の重石。物件売却時も後ろ倒しに。ただ転貸借物件数の積み上げ順調。12月の月間成約数も過去最高に。 記:2024/04/15
9428 東証スタンダード
1,041
5/1 15:00
+8(%)
時価総額 9,990百万円
東海を中心に携帯販売代理店を展開。人材派遣やビル管理なども。傘下に店舗転貸借のテンポイノベーション。24.3期3Q累計は値上げ効果で文具卸の採算が改善。だが店舗転貸借やビル管理が足踏み。人件費増も重石に。 記:2024/02/07