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ミロク情報サービス---2Q増収、ストック型の安定的なサービス収入が大きく増加

2021/11/1 15:30 FISCO
*15:30JST ミロク情報サービス---2Q増収、ストック型の安定的なサービス収入が大きく増加 ミロク情報サービス<9928>は10月29日、2022年3月期第2四半期(21年4月-9月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比7.6%増の177.81億円、営業利益は同5.1%減の23.62億円、経常利益は同5.2%減の23.73億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同122.7%増の30.27億円となった。なお、同日、「第2四半期業績予想と実績値との差異に関するお知らせ」を公表しており、連結業績予想に対して、売上高は2.3%下回ったものの、経常利益は34.1%上回った。 システム導入契約売上高は、中堅・中小企業向けの主力ERP製品の販売が好調に推移し、前年同期比3.2%増の99.30億円となった。ハードウェア売上高は同10.0%減の16.48億円、ソフトウェア売上高は同5.1%増の59.82億円となった。ユースウェア売上高は同9.6%増の22.99億円となった。 サービス収入は前年同期比6.6%増の63.24億円となった。会計事務所向けの総合保守サービスであるTVS(トータル・バリューサービス)収入は、同2.2%増の12.55億円となった。ソフト使用料収入は、クラウドサービスの利用社数の増加に加え、ERP製品の一部サブスクリプション型での提供により、同16.5%増の12.60億円となった。企業向けのソフトウェア運用支援サービス収入は、新規顧客の保守契約の増加により、同6.7%増の27.61億円となった。ハードウェア・ネットワーク保守サービス収入は同3.7%増の7.52億円、サプライ・オフィス用品は同4.6%減の2.94億円となった。 2022年3月期通期の連結業績予想については、世界的な半導体不足や国内外の新型コロナウイルスの感染状況等により、未だ景気の先行きが不透明なため据え置きとしており、売上高が前期比9.8%増の374.00億円、営業利益が同11.0%減の40.30億円、経常利益が同11.3%減の40.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同43.5%増の38.10億円となっている。なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号2020年3月31日)等を当第1四半期の期首から適用しており、業績予想は当該会計基準等を適用した後の数値となっている。なお、増減率は、当該会計基準等の適用前の前期数値を用いて比較している。 《ST》
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財務会計・税務システムを中心とするERP(統合業務管理)製品の販売等を行う。会計事務所、中堅・中小企業向けが中心。会計事務所向け、中小企業向け各種業務システムは販売順調。2028年度売上高600億円目標。 記:2024/06/07