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学研HD Research Memo(4):2021年9月期業績は教育分野の上振れを受けて期初計画を上方修正

2021/7/8 16:04 FISCO
*16:04JST 学研HD Research Memo(4):2021年9月期業績は教育分野の上振れを受けて期初計画を上方修正 ■今後の見通し 1. 2021年9月期の業績見通し 学研ホールディングス<9470>の2021年9月期の連結業績は、売上高で前期比2.4%増の147,000百万円、営業利益で同18.2%増の6,000百万円、経常利益で同8.1%増の5,700百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同24.9%増の2,900百万円と期初計画から売上高で1,000百万円、営業利益で400百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で100百万円の上方修正をした。教育分野の業績が当初想定を上回って進捗していることを反映させたものと見られる。 (1) 教育分野 教育分野の売上高は前期比2.4%減の76,800百万円、営業利益は同61.5%増の3,700百万円となる見通し。メディア事業の会社分割で数十億円規模の減収となることが減収要因となるが、利益面では出版コンテンツ事業の中学学習参考書の新刊販売好調や看護師向けeラーニングの契約数の伸長により、2ケタ増益を見込む。 (2) 医療福祉分野 医療福祉分野の売上高は前期比7.3%増の65,200百万円、営業利益で同17.1%増の3,000百万円とほぼ期初計画水準を見込んでいる。コロナ禍が続くなかで、新規拠点の開設は期初計画通り進めていく(サ高住24事業所、グループホーム10施設、保育園5園、学童等9施設)。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《EY》
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教室・塾事業や出版コンテンツ事業等の教育分野、高齢者住宅事業や認知症グループホーム事業等の医療福祉分野が柱。市進ホールディングス等を傘下に持つ。高齢者住宅事業は入居率が高水準維持。不採算事業を見直し。 記:2024/10/07