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フェローテク Research Memo(7):通期は前期比8.1%の営業増益予想。設備投資は高水準続く(1)

2020/8/24 15:47 FISCO
*15:47JST フェローテク Research Memo(7):通期は前期比8.1%の営業増益予想。設備投資は高水準続く(1) ■今後の見通し 1. 2021年3月期の業績見通し フェローテックホールディングス<6890>の2021年3月期の業績予想は、売上高は85,000百万円(前年同期比4.1%増)、営業利益は6,500百万円(同8.1%増)、経常利益は5,500百万円(同29.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,500百万円(同16.0%減)としている。 2. 2021年3月期第2四半期の業績見通し 同社は、主要な中国子会社の上期決算(6月末)がほぼ固まっていることから、第2四半期について予想を発表した。2021年3月期第2四半期の業績は、売上高40,000百万円(前年同期比4.4%減)、営業利益3,000百万円(同15.9%減)、経常利益2,500百万円(同1.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益0百万円(同100.0%減)が見込まれている。親会社株主に帰属する四半期純利益について、同社は特定顧客にOEMで供給していた太陽電池用多結晶インゴットの事業をクローズすること起因するとしている。具体的には、2021年3月期第1四半期に製造設備の減損損失を約1,200百万円計上する見通しとなるほか、その他固定資産の処分も含め、1,500百万円の損失見通しとなった。セグメント別売上高の予想は、半導体等装置関連が28,520百万円(同4.9%増)、電子デバイスが6,630百万円(同5.2%減)、その他が4,850百万円(同36.8%減)となっている。ただし設備投資額については、前期からのずれ込みもあり14,000百万円(前年同期は19,123百万円)と高水準の投資を計画しており、減価償却費も5,000百万円(同3,435百万円)と大幅増の見込みだ。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇) 《EY》
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真空シール、石英製品、セラミックス製品等の製造・販売を行う半導体等装置関連事業が主力。サーモモジュール、パワー半導体用基板等の電子デバイス事業も。デジタル化・自動化の推進などで生産効率の向上を図る。 記:2024/10/06