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前場に注目すべき3つのポイント~中国市場の動向を睨みながらの展開に

2020/7/7 8:58 FISCO
*08:58JST 前場に注目すべき3つのポイント~中国市場の動向を睨みながらの展開に 7日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:中国市場の動向を睨みながらの展開に ■前場の注目材料:高島屋、1Q営業損失 赤字転換▲73.68億円 ■富士通、テレワークシフト、国内8万人が新勤務形態に ■中国市場の動向を睨みながらの展開に 7日の日本株市場は、やや利食い優勢の相場展開になりそうだ。7日の米国市場では、NYダウが459ドル高だった。上海総合指数が2年ぶり高値を更新するなど中国やアジアの株高を受けて買いが先行。その後に発表された6月ISM非製造業景況指数が予想以上の改善を示し、パンデミック危機前の水準を回復すると上げ幅を拡大し、終日堅調推移となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比10円安の22640円。円相場は1ドル107円30銭台で推移している。 米国市場の上昇は好感されるが、上昇の要因の一つが中国市場の上昇であり、これについては前日の段階で織り込まれている。また、6月ISM非製造業景況指数が予想以上の改善を示したことも評価されるが、改善自体は想定されていたほか、前日の段階でNYダウ先物が500ドル近く上昇していたこともあり、改めて好材料視した流れは期待しづらいところであろう。昨日の上昇に対する利食いを意識しつつ、中国市場の動向を睨みながらの展開になりそうである。 もっとも、利食いも想定の範囲内で底堅さが意識されてくるようであれば、再びショートカバーの流れに向かいやすく、これまでのもち合いレンジの上限レベルを明確に上放れてくる可能性があるため、調整局面における押し目買い意欲も次第に強まってくる可能性がある。そのため、より底堅さが意識されてくることにより、ショート筋は買い戻しを迫られる格好になりやすいところ。一方で、依然として出来高が膨れない需給状況であるため、薄商いの中を先物主導によるインデックス売買に振らされやすい面はある。中国市場が弱含みの展開ともなれば、短期筋の売り仕掛けが警戒される。 物色の流れとしてはインデックスに絡んだ商いが全体の方向性を左右させてくるため、指数インパクトの大きい値がさ株の動向に注視。米アマゾンの強い値動きが続いており、ハイテクセクターへの押し目買い意欲は強そうである。また、中小型株については、テーマ性のある材料株のほか、IPO銘柄への短期的な値幅取り狙いの流れが活発化しやすい。なお、米フロリダ州とアリゾナ州で、新型コロナウイルスの感染者増加率が過去7日平均を下回ったと伝えられており、バイオ株への物色は一服になりそうである。 ■高島屋、1Q営業損失 赤字転換▲73.68億円 高島屋<8233>は第1四半期(3-5月)決算を発表。売上高は前年同期比48.0%減の1162.04億円、営業損失は73.68億円の赤字だった。緊急事態宣言の発令を受け、全店で食品フロアを除き店舗を臨時休業したほか、インバウンド収入も大幅に減少した。既に業績観測報道が伝わっていたこともあり、サプライズはない。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(22714.44、+407.96) ・NYダウは上昇(26287.03、+459.67) ・ナスダック総合指数は上昇(10433.65、+226.02) ・SOX指数は上昇(2046.81、+53.20) ・日銀のETF購入 ・米財政刺激策への期待 ・コロナ収束後の業績回復期待 ・富士通<6702>テレワークシフト、国内8万人が新勤務形態に ・小野薬<4528>本庶氏の訴状を受領、裁判で争う構え ・日本精工<6471>小型・非接触の駆動軸トルクセンサー開発、量産EV向け ・クボタ<6326>浄水場受注で攻勢、年100億円の安定獲得目指す ・川重<7012>最新ヘリが欧州で型式証明、日本は今秋取得見込み ・日ピラー<6490>インド新工場でバルブ部品の生産高度化 ・eBASE<3835>企画・設計情報を一元管理、開発支援システム ・富士フイルム<4901>肌の弾力低下、「立毛筋」老化に起因と解明 ・シスメックス<6869>マラリア用分析装置で薬事承認、来月末に発売 ・エーザイ<4523>抗てんかん剤「フィコンパ」に細粒剤、小児・高齢患者向け ・エーザイ<4523>不眠症治療薬を発売、入眠・睡眠維持・覚醒を調整 ・HOYA<7741>日立と超音波内視鏡の開発で技術提携契約 ・三井金<5706>ペルー亜鉛鉱山の操業を再開 ・塩野義製薬<4507>ステムリムと再生誘導医薬で臨床実施契約 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 5月毎月勤労統計・現金給与総額(前年比予想:-1.0%、4月:-0.7%) ・08:30 5月家計支出(前年比予想:-11.8%、4月:-11.1%) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 14件
3835 東証プライム
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11/22 15:30
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時価総額 31,695百万円
統合商品情報データベース「eBASE」の開発、販売を行う。食品業界、日雑業界向けが主力。IT開発アウトソーシングビジネス等も手掛ける。日雑業界向けは小売向け商品マスタ管理システムなどの販売促進継続。 記:2024/10/28
4507 東証プライム
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時価総額 1,863,334百万円
製薬会社大手。1878年創業。抗HIV薬、抗インフル薬など感染症分野に強み。自社創薬比率が高い。HIVフランチャイズなどロイヤリティー収入が収益源。国内における急性呼吸器感染症薬の販売拡大などを図る。 記:2024/08/06
4523 東証プライム
4,650
11/22 15:30
+31(%)
時価総額 1,379,037百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」、不眠症治療剤「デエビゴ」などが主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。アルツハイマー病治療剤「レケンビ」に積極的な成長投資実施。 記:2024/10/20
4528 東証プライム
1,747.5
11/22 15:30
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時価総額 871,466百万円
1717年創業の医薬品メーカー。抗悪性腫瘍剤「オプジーボ点滴静注」、慢性腎臓病治療剤「フォシーガ錠」などが主要製品。新薬開発に特化。配当性向40%目途。がん・免疫疾患、中枢神経疾患などが重点研究領域。 記:2024/08/26
3,265
11/22 15:30
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時価総額 4,061,258百万円
富士フイルムを中核とする持株会社。メディカルシステムや電子材料、オフィスソリューション、デジカメを手掛ける。医用画像情報システムで世界トップシェア。配当性向30%目安。27.3期営業利益3600億円目標。 記:2024/07/08
5706 東証プライム
4,772
11/22 15:30
+57(%)
時価総額 273,827百万円
1874年創業の非鉄金属大手。機能材料部門、金属部門が柱。亜鉛に強み。半導体パッケージ基板向け極薄銅箔、二輪用触媒などで世界トップシェア。機能材料部門では既存分野の深耕、環境貢献製品の創出等に取り組む。 記:2024/08/10
6326 東証プライム
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時価総額 2,246,846百万円
世界シェアトップクラスの農業機械メーカー。1890年創業。建設機械「ミニバックホー」などで世界トップシェア。ダクタイル鉄管、水処理システム等も手掛ける。海外売上高比率は7割超。強固な販売網などが強み。 記:2024/08/27
6471 東証プライム
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時価総額 336,150百万円
独立系ベアリングメーカー。1916年設立。ベアリングで国内トップシェア、世界シェアは3位。産業機械事業、自動車事業が柱。配当性向は30~50%目標。25.3期は産業機械事業における拡販などを見込む。 記:2024/07/26
6490 東証プライム
4,480
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時価総額 112,188百万円
1924年創業の流体制御機器メーカー。旧社名は日本ピラー工業。ピラフロン製品、メカニカルシール製品等を手掛ける。半導体洗浄装置向け継手で世界トップシェア。電子機器関連事業ではグローバル市場の開拓推進。 記:2024/10/04
6702 東証プライム
2,757
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時価総額 5,710,045百万円
国内最大のITサービス企業。1935年設立。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。成長領域のサービスソリューションに注力。欧州の構造改革は25年度に完了予定。 記:2024/10/20
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3,177
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+45(%)
時価総額 1,999,518百万円
検体検査機器・試薬メーカー。血球計数検査や血液凝固検査、尿検査分野で世界首位。臨床検査機器も手掛ける。海外売上は8割超、世界中に展開。ヘマトロジー分野の機器、保守サービスの等が伸長。手術支援ロボット拡大。 記:2024/06/30
7012 東証プライム
6,282
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+53(%)
時価総額 1,054,886百万円
総合重機大手。二輪車や航空機、鉄道車両、造船、各種発電設備プラント、油圧機器・油圧装置等を手掛ける。ウェハ搬送ロボットで世界トップシェア。1878年創業。エネルギー・環境ソリューション分野などに注力。 記:2024/10/20
7741 東証プライム
19,375
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-95(%)
時価総額 6,799,831百万円
メガネレンズ、医療用内視鏡などを手掛けるライフケア事業が主力。エレクトロニクス関連製品、映像関連製品等も。半導体用マスクブランクスで世界トップシェア。コンタクトレンズはPB品、オンラインサービスが順調。 記:2024/08/30
8233 東証プライム
1,201.5
11/22 15:30
-2.5(%)
時価総額 393,677百万円
大手百貨店。日本橋、新宿、大阪、京都などに大型店を有す。海外はシンガポール、ベトナム、タイなどで店舗展開。商業開発業や建装業、金融業等も。27.2期営業利益600億円目標。事業ポートフォリオの最適化図る。 記:2024/10/24