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SBテク Research Memo(1):2020年3月期は2ケタ増収増益、売上高及び各利益が通期として過去最高を更新

2020/6/4 15:11 FISCO
*15:11JST SBテク Research Memo(1):2020年3月期は2ケタ増収増益、売上高及び各利益が通期として過去最高を更新 ■要約 SBテクノロジー<4726>は、ソフトバンク<9434>グループのICT事業中核会社として、「情報革命で人々を幸せに 〜技術の力で、未来をつくる〜」を理念に掲げ、国内企業・官公庁向けにクラウド・セキュリティの環境構築・システム開発及び運用サービスを中心に事業を展開している。 1. 2020年3月期の連結業績の概況 2020年3月期の連結業績は、売上高が58,324百万円(前期比15.7%増)、営業利益3,035百万円(同20.8%増)、経常利益3,033百万円(同32.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益1,856百万円(同33.8%増)だった。2ケタ増収・増益での着地となり、純利益は3期ぶりに増益だったほか、売上及び各利益いずれも期初計画を超過しての着地であり、通期として過去最高を更新している。 2. 2021年3月期連結業績予想 2021年3月期は、売上高62,000百万円(前期比6.3%増)、営業利益3,600百万円(同18.6%増)、経常利益3,600百万円(同18.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益2,100百万円(同13.1%増)を計画している。 テレワークスタイルの定着やデジタル化の加速、それに伴うクラウドシステムの構築やセキュリティ対策の強化などにより、ビジネスITソリューション・コーポレートITソリューションを中心に伸長していく計画である。 3. 農林水産省の電子申請基盤の開発を受注、政府のデジタルガバメント政策が追い風となる 政府は2025年3月までに国の行政手続きの9割をオンライン化する「デジタル・ガバメント実行計画」を打ち出している。さらに新型コロナウイルス感染症の影響を受け、2020年4月に行われたIT総合戦略本部・官民データ活用推進戦略会議合同会議において、安倍晋三首相は当計画を可能な限り前倒しして実施するよう指示しており、昨年度より同社が開発していた農林水産省向け電子申請共通基盤の知見が生きる環境にある。 ■Key Points ・2020年3月期は2ケタ増収増益、売上高及び各利益が通期として過去最高を更新 ・第3次中期経営計画の1年目は営業利益20%成長を達成 ・コロナ禍の中でもビジネスモデル変革に対応するためのDX投資は継続 ・政府のデジタルガバメント政策が追い風となる (執筆:フィスコ客員アナリスト 村瀬智一) 《ST》
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