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ビーネックス Research Memo(8):技術系領域は大幅増益の予定であるが、新型コロナウィルスの影響次第

2020/4/13 15:08 FISCO
*15:08JST ビーネックス Research Memo(8):技術系領域は大幅増益の予定であるが、新型コロナウィルスの影響次第 ■業績動向 4. 2020年6月期セグメント別業績の見通し セグメント別の業績見通しについてビーネックスグループ<2154>は、技術系領域が売上高46,735百万円(前期比15.6%増)、EBITDA6,412百万円(同16.5%増)、製造系領域が売上高10,300百万円(同3.1%増)、EBITDA530百万円(同5.6%減)、海外領域が売上高29,992百万円(同4.2%減)、EBITDA864百万円(同1.7%減)と見込んでいる。しかしこれらは、新型コロナウィルスの影響が本格化する前のものであり、その影響は少なからず受けていることが見込まれるため、今後、業績見通しの変更が行われる可能性はある。 技術系領域は前期比2ケタ増収増益見込みだが、注力分野のIT・ソフト領域の需要が旺盛なことに加え、主力の輸送用機器や電機機器などで待機社員が実稼働するため、稼働社員数増と稼働率向上が見込まれている。製造系領域は増収減益見込みだが、収益性重視のため増収率が市場成長率5%をやや下回ること、地域密着による高収益体質構築へ向けての過渡期となることが減益予想の要因となっている。海外領域に関しては、収益の大半を占める英国で現地通貨ベース増収増益を計画しているもようだが、円高(前期の145.7円から2020年6月期は132.0円への英ポンドの対円下落)により円ベースでは減収減益を見込んでいる。なお、M&Aに関しては、シナジーや成長貢献が予想されるのであれば、技術系領域以外であっても積極的に実行していく方針である。しかしこれらは、新型コロナウィルスの影響が本格化する前のものであり、その影響は少なからず受けていることが見込まれるため、今後、業績見通しの変更が行われる可能性はある。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光) 《ST》
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21年4月に人材サービスの夢真HDとビーネックスGが統合して発足。海外展開も。24.6期上期は開発領域や建設領域の技術者派遣が堅調。雇用調整助成金の剥落影響をこなして増収増益に。通期最高業績・増配を計画。 記:2024/02/15