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馬渕磨理子が実践!トレードステーション利用術:コロナで注目!伸びしろのある『オンライン関連銘柄』

2020/4/8 14:50 FISCO
*14:50JST 馬渕磨理子が実践!トレードステーション利用術:コロナで注目!伸びしろのある『オンライン関連銘柄』 (執筆:2020年4月3日) 皆さま、こんにちは。フィスコ企業リサーチレポーターの馬渕磨理子です。 『馬渕磨理子が実践!トレードステーション利用術』と題して、私が普段のトレードで使っている分析ツール「トレードステーション」について、その活用方法を、最新のニュース情報も交えながらお話しする連載です。 海外では都市封鎖(ロックダウン)に踏み切る国が相次いでおり、経済や社会の風景が一変しています。先日、日本政策金融公庫の方とお話させていただいた際に、「助けて、と言える仲間や相手がいることが、有事の際には必要だ」とおっしゃっておられたことが印象的でした。 日本もコロナウイルスの感染拡大が続き、当初の想定よりも事態収束まで長期化することも見込まれています。長期化するほど、業績や財務状況に深刻な影響を受ける企業が増えることになるでしょう。 移動の制限が余儀なくされる中で、益々本格化してきそうと考えられるのが、「遠隔医療」「ネット教育」「在宅勤務」「巣ごもり消費」です。いま起きつつある社会変革の中心分野ともいえそうです。 ◆医療崩壊を招かないために遠隔医療に期待 4月に入り、新型コロナウイルスの感染者数が全国最多の東京都では陽性者の数が増加しており、東京都はホテルを借りるなどしてベッド数の確保を進めています。また、医療体制の維持や院内感染予防対策として遠隔医療へも期待が寄せられています。 4月2日放送のWBS(ワールドビジネスサテライト)では、厚生労働省や医師会などが「コロナウイルスに感染しているかもしれない方を初診で遠隔診療する点」への課題を述べていましたが、課題をクリアできれば遠隔診療の導入を進められる良い機会になるのではないでしょうか。この分野での注目企業は、MRT<6034>、メドレー<4480>、Welby<4438>、メドピア<6095>、ケアネット<2150>などが挙げられます。 ◆テレワーク拡大で動画広告作成の需要が伸びている すでに東京五輪開催に向けて交通混雑を避けるべく時差出勤やテレワークが推進されていましたが、今般、感染拡大防止を目的として企業の在宅勤務普及が進んでいます。 クラウドワークス<3900>は4月2日のプレスリリースにて、新型コロナウイルス感染症の影響を受け拡大する企業の在宅勤務需要などにより、2020年3月の新規法人発注者数が2019年12月比で152%と高水準であったことを発表しています。特に、動画制作分野、中でも広告・PR用動画の発注が伸びたそうです。 この流れを受けて、ランサーズ<4484>、ギークス<7060>などの株価も反応しています。そして、テレワークが再注目されるなかで、存在感を示しているのがWeb会議システムなどを提供しているブイキューブ<3681>です。その他、ソリトンシステムズ<3040>、ハイパー<3054>、セグエグループ<3968>、テラスカイ<3915>などのテレワーク関連も物色されています。 ◆オンライン学習の拡大 日本国内における新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、休校の延期措置が取られている地域もあります。そのような中、eラーニングシステムの開発販売を手掛けているアイスタディ<2345>は、高等教育機関向けの教育支援ツールを無償での提供を開始しています。同サービスは、遠隔授業への切り替えを検討している高等教育機関からの問い合わせで実現したそうです。 その他、タブレット端末などICTを活用した学校教育向けの学習システムを手掛けているチエル<3933>、すららネット<3998>などは、休校により利益拡大する可能性があるとみられています。 ◆巣ごもり消費にあたるマンガや冷凍食品 臨時休校により「ネットでの教育」の必要が高まり、自宅で過ごす時間が増えることから「巣ごもり消費」も今後、益々増加しそうです。たとえば、「ゲーム」「映画」「マンガ配信サービス」など家で楽しめるエンターテイメントは「巣ごもり消費」にあたると考えられます。 また、外出自粛要請により自宅で食事する回数が増えることから、「冷凍食品」なども「巣ごもり消費」にあたるでしょう。コロナの影響は長引く可能性もあり、巣ごもり消費は引き続き需要が見込めるテーマだと言えます。 フリーミアム型マンガアプリ「マンガBANG!」などを展開しているAmazia<4424>、電子コミック配信サービス「まんが王国」運営しているビーグリー<3981>、冷凍食品トップ級で家庭用冷凍食品の販売増加などが期待されているニチレイ<2871>などが巣ごもり消費として注目でしょう。 上記の中では特に、医療・教育はオンライン化が他の分野に比べて元々遅れていると感じていた分野であっただけに、今回のコロナ禍を通じて大きく変わる可能性のある分野だととらえています。 (その他の代表的な『コロナで注目!オンライン関連銘柄』の銘柄リストは、『マネックス証券トレードステーションのHP コラム・レポートのページ』からダウンロードできます。) 次回も、このような形で、話題のニュースから読み解いたテーマとトレードステーションのツールについてお話しします。 ※「馬渕磨理子が実践!トレードステーション利用術」は、米国TradeStation Groupが開発したトレーディングツール「トレードステーション」の日本語版(マネックス証券が提供)を馬渕磨理子の見解で注目し、コメントしたものです。開発会社や日本語版提供会社との見解とは異なる場合があります。 (フィスコ企業リサーチレポーター 馬渕磨理子) 《CN》
関連銘柄 19件
2150 東証プライム
557
5/2 15:00
+1(%)
時価総額 26,108百万円
医師向け医療情報専門サイトを通じて製薬会社の営業を支援。医師向け教育番組の制作・配信も。24.12期は過去最高売上を計画も専門性の高い医薬品に対応した新規事業の開発投資や人材投資を見込む。配当は維持予定。 記:2024/04/12
2345 東証スタンダード
236
5/2 15:00
-4(%)
時価総額 4,093百万円
M&Aでブロックチェーン関連が主力に。技術者派遣や暗号資産運用も。24.10期1Qはゲーム会社との協業によるNFTゲームの収益化を推進。5月に暗号資産「スケブコイン」を子会社運営の暗号資産交換所に上場へ。 記:2024/04/12
2871 東証プライム
3,975
5/2 15:00
+35(%)
時価総額 532,821百万円
冷凍食品最大手。低家庭用冷凍食品シェアは約20%。温物流事業にも強く、冷蔵倉庫設備能力や庫腹量でトップシェア。家庭用調理品は売上増。炒飯を中心に米飯類の販売数量は回復。24.3期3Q累計は2桁増益。 記:2024/02/13
3040 東証プライム
1,281
5/2 15:00
+5(%)
時価総額 25,286百万円
認証を中心としたITセキュリティ関連製品の開発、関連サービスの提供、簡易衛星中継システムも手掛ける。ITセキュリティ事業は自社製品等が収益貢献。23.12期通期は2桁増益。24.12期は増収増益計画。 記:2024/02/23
3054 東証スタンダード
299
5/2 15:00
+1(%)
時価総額 2,940百万円
ITサービス会社。法人向けPCやソフトウエア、周辺機器の販売が主力。アスクルの代理店も行う。好調な日用品の販売等でアスクルエージェント事業は堅調。23.12期通期は黒字転換。24.12期は2桁増益計画。 記:2024/04/15
3681 東証プライム
234
5/2 15:00
-3(%)
時価総額 5,788百万円
映像コミュニケーションサービス会社。Web会議システムの提供や、オンラインイベント、セミナー、ライブ配信等の企画、開発、販売を行う。遠隔医療でもサービスを提供。23年12月期は製薬や人材の領域が足踏み。 記:2024/04/11
3900 東証グロース
1,357
5/2 15:00
-4(%)
時価総額 20,723百万円
国内最大級のクラウドソーシングサイトを運営。SaaS型の工数管理ツールも。登録ユーザー数は606万人、登録クライアント数は95万社。マッチング事業は堅調。特別利益計上。24.9期1Qは大幅増収増益。 記:2024/02/11
3915 東証プライム
2,042
5/2 15:00
-45(%)
時価総額 26,107百万円
セールスフォースやAWSなどのクラウドサービス導入支援を展開。Salesforceの導入支援では国内トップクラスの実績。製品事業はサブスク売上が増加。BeeXの大型案件増もあり、24.2期3Qは2桁増収。 記:2024/01/17
3933 東証スタンダード
618
5/2 13:30
+1(%)
時価総額 4,863百万円
授業支援システムやデジタル教材を提供。進路支援サービスなども。24.3期3Q累計は進路相談会が開催減。だが授業支援ツールや情報セキュリティ関連が堅調。前期買収会社も上乗せ。通期営業最高益・連続増配を計画。 記:2024/03/12
3968 東証プライム
522
5/2 15:00
+5(%)
時価総額 18,355百万円
セキュリティ製品などを輸入・販売。SIも。24.12期はセキュリティ製品の増販を想定。SIも伸びる見込み。デリバティブ損失をこなして最高純益を計画。新中計を5月に公表へ。26.12期まで配当性向5割目安。 記:2024/04/15
3981 東証スタンダード
1,079
5/2 15:00
+4(%)
時価総額 6,697百万円
電子コミック配信サービス「まんが王国」や小説投稿サイト「ノベルバ」を運営。女性向けコミック制作も。まんが王国は会員登録者数が800万人突破。特別損失のはく落等により、23.12期3Qは2桁最終増益。 記:2024/01/27
3998 東証グロース
400
5/2 15:00
-1(%)
時価総額 2,678百万円
教育サービス会社。小学校から高校のICT教材やクラウド型ドリルを開発、販売。学習塾の経営や独立開業等の支援も。専門学校等で顧客増。23.12期通期はすららネットの導入校数が増加。24.12期は増収計画。 記:2024/02/10
4424 東証グロース
404
5/2 15:00
+4(%)
時価総額 2,729百万円
国内最大級のマンガアプリ「マンガBANG!」を提供。多様なジャンルの作品を揃える。課金や広告収益が収入源。Web電子書籍市場に本格参入。広告収益は伸び悩む。先行投資等も影響し、24.9期1Qは業績苦戦。 記:2024/03/05
4438 東証グロース
555
5/2 15:00
-5(%)
時価総額 4,347百万円
生活習慣病など治療分野で患者の自己管理をサポートするPHRプラットフォームを展開。医療機関との連携に強み。日本生命と業務提携。23.12期通期は業績苦戦。オンコロジー領域では契約医療機関等が増加。 記:2024/02/22
4480 東証プライム
3,555
5/2 15:00
-10(%)
時価総額 116,092百万円
医療・介護領域に特化の人材紹介サービスを展開。遠隔診療システムや電子カルテも。人材プラットフォーム事業は好調。顧客事業所数は32.6万件と2桁増。営業外収益は増加。23.12期3Q累計は大幅増収増益。 記:2024/01/27
4484 東証グロース
269
5/2 15:00
+3(%)
時価総額 4,241百万円
クラウドソーシング仕事依頼サイト「ランサーズ」を運営。プロ人材・コンサル人材のマッチングサイトも。丸井グループと資本業務提携。広告宣伝投資を強化。マッチング事業は収益性改善。24.3期3Qは黒字転換。 記:2024/02/13
6034 東証グロース
832
5/2 15:00
+2(%)
時価総額 4,755百万円
医療人材紹介サイトを運営。オンライン診療サービスも。東大医学部付属病院の互助組織が法人化して発足。23.12期3Q累計はコロナワクチン接種関連の特需一巡で足踏み。クラウド電子カルテ開発会社を持分法会社化。 記:2024/01/18
6095 東証プライム
676
5/2 15:00
-11(%)
時価総額 14,616百万円
医師や製薬会社、薬局向けのプラットフォームの運営を通じて、リサーチや人材サービス等のサービスを提供。薬局予約サービス「やくばと」中心に戦略的投資継続。24.9期1Qは増収増益。売上、利益ともに進捗順調。 記:2024/03/31
7060 東証スタンダード
512
5/2 15:00
-6(%)
時価総額 5,412百万円
ITフリーランスと企業のマッチングが柱。スマホゲームの開発やIT人材育成、ゲーム、動画、インターネットなどを展開。国内IT人材事業は堅調。ITフリーランスの新規登録者数は増加。24.3期3Qは大幅増収。 記:2024/02/25