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ジェイ・エス・ビー Research Memo(5):安全性・収益性指標は業界平均を上回る

2020/1/23 15:05 FISCO
*15:05JST ジェイ・エス・ビー Research Memo(5):安全性・収益性指標は業界平均を上回る ■業績動向 3. 財務状況と経営指標 ジェイ・エス・ビー<3480>の2019年10月期末の資産合計は34,578百万円(前期末比4,644百万円増)となった。流動資産10,074百万円(同640百万円増)は、主として現金及び預金が504百万円増加したことによる。固定資産24,503百万円(同4,004百万円増)は、主に有形固定資産が3,293百万円増加したことによる。他方、流動負債6,999百万円(同399百万円増)は、主として前受金及び営業預り金が316百万円増加したことによる。固定負債12,785百万円(同2,072百万円増)は、主として長期借入金が1,892百万円増加したことによる。純資産14,793百万円(同2,172百万円増)は、主として利益剰余金が2,119百万円増加したことによる。 2018年7月の公募増資、8月の第三者割当増資により、自己資本比率は2017年10月期末の34.0%から2019年10月期末には42.8%に上昇し、D/Eレシオも同1.1倍から0.7倍に低下するなど、財務の安全性が高まっている。自己資本比率は、2018年度の東証1部不動産業平均の31.1%を上回っている。また、2019年10月期のROA(総資産経常利益率)は10.4%、ROE(自己資本当期純利益率)も16.8%と、不動産業平均の4.4%、8.9%を大きく上回り、同社の収益性も極めて高いと評価できる。同社のメイン事業がサブリース(貸主から賃貸物件を借り上げ、入居者に転貸する)であることが、高収益体質の理由と考えられる。 2019年10月期末の現金及び現金同等物の残高は、前期末比504百万円増加し、8,604百万円となった。営業活動による資金の増加3,449百万円(前期は2,187百万円の増加)は、主に税金等調整前当期純利益3,338百万円、非資金項目である減価償却費777百万円及び法人税等の支払額1,057百万円によるものである。投資活動により使用した資金4,295百万円(同2,274百万円の使用)は、主に有形固定資産の取得による支出3,091百万円などによるものである。財務活動による資金の増加1,349百万円(同851百万円の増加)は、主に長期借入れによる収入2,780百万円、長期借入金の返済による支出1,107百万円及び自己株式の取得による支出199百万円によるものである。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希) 《MH》
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学生用マンションの企画開発から運営・管理までを一括で行う。高齢者住宅事業は譲渡。学研HDと業務提携。物件管理戸数は9.4万戸超。食事付き学生マンションの積極展開図る。26.10期営業利益87億円目標。 記:2024/10/24