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シュッピン Research Memo(8):年末商戦を順調に乗り越えられれば通期予想の修正が行われる可能性はあるとみる

2020/1/9 15:18 FISCO
*15:18JST シュッピン Research Memo(8):年末商戦を順調に乗り越えられれば通期予想の修正が行われる可能性はあるとみる ■今後の見通し 2020年3月期についてシュッピン<3179>は、売上高37,672百万円(前期比8.9%増)、営業利益1,574百万円(同9.0%増)、経常利益1,564百万円(同9.2%増)、当期純利益1,023百万円(同4.1%増)と増収増益を予想している。これらの数値に期初予想から変更はない。 2020年3月期第2四半期は好決算となり、利益面での進捗率(期初通期予想に対する第2四半期実績の割合)は70%を超えた。それにもかかわらず通期予想を維持した結果、予想達成に必要な下期の所要営業利益は449百万円(前年同期比41.0%減)と大幅にハードルが低下している。 通期予想の見通しを維持したことについて同社は、最大の需要期である年末商戦の先行きが不透明であることを理由に挙げている。2019年10月の消費増税を前に駆け込み需要があり、その反動が年末商戦に悪影響を及ぼすことを懸念したためだ。 同社のこうした慎重な姿勢は素直に評価されてよいと弊社では考えている。過去の経験則に基づけば駆け込み需要の反動を軽視することはできない。2020年2月に予定されている2020年3月期第3四半期決算の発表までには年末商戦の帰趨が明らかになっている見込みで、それを確認してからでも遅すぎるということはないだろう。年末商戦を順調に通過できれば2020年3月期通期予想が見直される可能性は十分あると弊社ではみている。 業績数値以外の下期の注目点は、大きくは以下の2つだ。 1つはAIを活用したマーチャンダイジング(AIMD)の新システムの稼働だ。これはベンダー(ソフト開発の業務委託先)サイドでの開発は11月現在で終盤に差し掛かっており、第4四半期には運用が開始されるとみられる。当初は試運転的にスタートし、2021年3月期からの本格的な運用になるとみられる。 2つ目はレディース時計事業のスタートだ。2019年の年末商戦に間に合わせて、12月に専門サイトをオープンした。収益への実体的な貢献は2021年3月期からになるとみられるが、知名度・認知度を向上させるという点では12月中のサイトオープンは大きな意味があると言えるだろう。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川裕之) 《ST》
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