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JBR Research Memo(6):将来の売上・利益となる前受収益・長期前受収益は順調に拡大
2019/12/20 15:16
FISCO
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*15:16JST JBR Research Memo(6):将来の売上・利益となる前受収益・長期前受収益は順調に拡大 ■業績動向 3. 財務状況と経営指標 ジャパンベストレスキューシステム<
2453
>の2019年9月期の財務状況を見ると、総資産は前期末比3,896百万円増加の18,761百万円となった。主な増減要因を見ると、流動資産では現金及び預金が514百万円増加し、固定資産では投資有価証券が2,367百万円増加し、貸倒引当金が1,363百万円減少した(破産更生債権の貸倒確定による=増加要因)。投資有価証券の増加分のうち、約13億円はCasa、約5億円はナガワ<
9663
>の株式取得によるものとなっており、いずれも業務提携に伴う取得となっている。 負債合計は前期末比1,833百万円増加の10,657百万円となった。会員事業における前受収益及び長期前受収益が合計1,048百万円増加したほか、資本業務提携等に向けた資金用として社債を発行したことにより、有利子負債が785百万円増加した。前受収益の増加については、「安心入居サポート」「あんしん修理サポート」「学生生活110番」などの会員数が増加したことによるもので、将来の売上・利益につながる「ストック収益」となるため、ポジティブに評価される。 純資産合計は前期末比2,062百万円増加の8,104百万円となった。親会社株主に帰属する当期純利益1,639百万円を計上した一方で、配当金420百万円を支出した。また、新株予約権の行使により資本剰余金が830百万円増加している。 経営指標を見ると、経営の安全性を示す自己資本比率は42.1%となり、有利子負債比率は11.6%から18.8%に上昇した。ただ、ネットキャッシュは60億円以上と同社の事業規模からすれば潤沢にあり、財務の健全性は高いと判断される。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《ST》
関連銘柄 2件
2453 東証プライム
ジャパンベストレスキューシステム
998
3/22 15:00
±0(%)
時価総額 34,059百万円
入居者向け生活トラブル解決サービスを手掛ける。パートナー企業を通じ会員・保険・保証サービスを販売。安心入居サポートは会員数が順調増。保証事業は堅調。23.9期通期は2桁増益。MBOで上場廃止予定。 記:2024/01/09
9663 東証プライム
ナガワ
6,510
11/22 15:30
-70(%)
時価総額 106,484百万円
ユニットハウスの企画設計・製造販売等を行う。モジュール・システム建築事業、建設機械レンタル事業も展開。無借金経営。低コスト、短工期、高品質が強み。ユニットハウス事業ではキャンペーン等で販売拡大図る。 記:2024/08/06
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