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SFP Research Memo(7):2020年2月期の業績予想を増額修正

2019/10/30 15:17 FISCO
*15:17JST SFP Research Memo(7):2020年2月期の業績予想を増額修正 ■業績見通し 2020年2月期の業績予想についてSFPホールディングス<3198>は、上期業績の進捗等を踏まえ、増額修正を行った。修正後の業績予想として、売上高を前期比6.0%増の40,000百万円(修正幅:+1,000百万円)、営業利益を同7.1%減の2,700百万円(修正幅:+300百万円)、経常利益を同6.9%減の3,000百万円(修正幅:+300百万円)、親会社株主に帰属する当期純利益を同7.9%減の1,800百万円(修正幅:+200百万円)と増収ながら不採算店舗の撤退等により一旦減益となる見通しである。なお、増額修正となったのは、既存店が好調に推移していること、計画に入っていなかったCL社の連結化が理由である。 「アライアンス構想」に基づくJS社及びCL社の連結化が増収に寄与した。一方、新規出店は通期7店舗(JS社を含む)に抑え、店舗の改装や不採算店の撤退(通期8店舗程度)を積極的に進め既存店のテコ入れに取り組むことで、より筋肉質な経営体制へと改善を図る方針である。特に、新規採用や撤退店舗の人員を既存店へ配置し、生産性の向上に取り組む。 利益面では、既存店のテコ入れ(改装費等)や不採算店の撤退に関わる費用のほか、今後の成長加速に向けた先行費用(人員増強に伴う人件費、M&Aの実現に向けた事前費用等)により、一旦減益となる見通しである。 通期予想の達成のためには、下期の売上高19,920百万円(前年同期比4.8%増)、営業利益1,214百万円(同22.4%減)があれば足りる。同社では、米中貿易摩擦や英国のEU離脱問題、混乱の長引く香港情勢といった海外要因のほか、台風の襲来や消費税引き上げによる影響など懸念される材料を勘案して、保守的な前提を置いているようだ。弊社でも、上期業績の進捗や既存店が好調に推移していること、想定される費用やリスク要因を合理的に織り込んだ前提となっていることなどから、同社の業績予想は十分に達成可能と見ている。注目すべきは、アライアンスメンバー2社との本格的な連携(シナジー創出)への道筋や新たなメンバーの開拓である。特に、今期中にJS社が「磯丸水産」1号店を出店する予定であり、今後の「アライアンス構想」を占う試金石として、その動向を注視する必要がある。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫) 《ST》
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居酒屋チェーン。鮮魚や活貝がメインの「磯丸水産」や鶏料理をメインとする「鳥良商店」などの業態を展開。低投資業態の開発・出店を継続。磯丸事業部門は大幅増収。増収効果などで24.2期3Qは営業黒字転換。 記:2024/03/05