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オープンドア Research Memo(4):圧倒的な価格競争力と高いブランド認知力が強み

2019/7/1 15:24 FISCO
*15:24JST オープンドア Research Memo(4):圧倒的な価格競争力と高いブランド認知力が強み ■オープンドア<3926>の強みとリスク 1. 強み 「トラベルコ」の強みは国内トップクラスの商品競争力と、圧倒的な価格競争力であり、これらを背景に構築された高いブランド力で、口コミによりユーザーが増加する構造を確立できている。 商品競争力が強い理由は、以下4点と考えられる。 (1) 商品数の多さ 国内トップクラスである700以上の旅行予約サイトから検索が可能であり、商品情報が多い。 (2) 商品ジャンルの広さ 他社サービスではホテルだけ、航空券だけ、といったジャンルを絞った比較が多いが、「トラベルコ」では国内・海外・ほぼすべての旅行ジャンルをカバーしており、パッケージツアー、ホテル、航空券、ダイナミックパッケージ、レンタカー、バス、オプショナルツアーなど、利用者は自分の旅行に必要なサービスを「トラベルコ」のサイト内でワンストップで探すことができる。 (3) トラベルコ内での価格競争 比較できる旅行予約サイト数が700以上と多く、比較できるプラン数も日本最大級であり、同じ条件で最安値が見つかる確率は自然と高くなる。また、旅行サイト側もすべての比較サイトに同一の価格でプラン掲載しているわけではなく、より価格競争が厳しいサイトには、より安く価格を設定する場合が多い。このため、旅行サイト数が圧倒的に多く、競争率が高い「トラベルコ」ではさらに最安値が見つかりやすい。 (4) システム開発の内製化 多くの旅行ジャンルをカバーし、700以上の旅行サイトと連携し、またそれらすべてを並行して進化させていくためには、膨大かつ高度なシステムの開発が必要となる。他社では開発を外注し自分たちの思いどおりの開発ができないケースが多いが、同社はほぼすべてのシステムを内製で開発しており、60名強のシステムエンジニアが日々情報を共有しながら、市場トレンドに合わせ柔軟かつ効率的な開発環境を敷いている。スピード感を持ち、高いクオリティを維持しながら並行してすべての進化を支える開発体制が実現できており、同社の強みの源となっている。 2. リスク 同社グループが事業展開するインターネット関連の市場では、技術革新のスピードや顧客ニーズの変化が速く、それに基づく新機能の導入が相次いで行われている。同社グループは、これらの変化に対応するため、プログラムやシステムの更新を進めるとともに、システム部門を中心に、人材育成やシステムの更新等必要な対策を講じているが、想定外の技術革新があった場合、多額のシステム関連投資が必要になる可能性がある。また、技術革新に適切な対応ができない場合、同社サービスの競争力が低下し、同社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性がある。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 内山崇行) 《YM》
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旅行比較サイト「トラベルコ」の運営を行う。多言語旅行比較サイトや伝統工芸品紹介サイト「GALLERY JAPAN」の運営等も。テレビCMで競争優位性やブランド認知の拡大図る。ターゲット市場の拡充等に注力。 記:2024/06/15