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トライSTG Research Memo(6):海外子会社の減損損失等を計上したものの、財務指標は健全性を維持

2019/5/17 15:06 FISCO
*15:06JST トライSTG Research Memo(6):海外子会社の減損損失等を計上したものの、財務指標は健全性を維持 ■トライステージ<2178>の財務状況 2019年2月期末の財務状況を見ると、総資産は前期末比1,723百万円減少の16,296百万円となった。主な増減要因を見ると、流動資産は売上債権で185百万円、現預金・有価証券で87百万円それぞれ増加し、棚卸資産で196百万円の減少となった。また、固定資産はJML、Merdisの減損損失計上を主因として、のれんが1,052百万円減少したほか、TVD株式の評価替えを主因として投資有価証券が636百万円減少した。 負債は前期末比155百万円増加の9,260百万円となった。有利子負債が116百万円増加したほか、未払法人税等が31百万円増加したことによる。また、純資産は前期末比1,879百万円減少の7,035百万円となった。親会社株主に帰属する当期純損失992百万円を計上したほか、自己株式取得で466百万円、剰余金の配当で291百万円を支出したことが減少要因となっている。 経営指標で見ると、純資産の減少に伴い自己資本比率が前期末の48.2%から41.9%へ低下したほか、有利子負債比率が40.4%から53.1%に上昇するなど、安全性指標がやや悪化したが、流動比率は目安となる200%を超えており、ネットキャッシュ(現預金+有価証券−有利子負債)も黒字で推移していることから、財務の健全性は維持しているものと判断される。一方、収益性に関しては、前述したように海外事業で減損損失を計上するなど一時的な費用が膨らんだこともあり、EBITDAマージンで前期比0.5ポイント低下の2.0%となったほか、ROAやROEなども大きく低下した。このため、今後は海外事業や通販事業、その他事業等、業績低迷が続いている事業に関して、選択と集中を進めながら、全体の収益力を回復していく方針となっている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《MH》
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