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前場に注目すべき3つのポイント~円高と米ハイテク株安が重荷~

2024/11/1 8:53 FISCO
*08:53JST 前場に注目すべき3つのポイント~円高と米ハイテク株安が重荷~ 11月1日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■円高と米ハイテク株安が重荷 ■キヤノン、3Q営業利益 14.4%増 2966億円 ■前場の注目材料:ニデック、ニデックマシンツール、インラインで歯車全数検査、スイス社と協業 ■円高と米ハイテク株安が重荷 1日の日本株市場は、売り優勢の相場展開になりそうだ。10月31日の米国市場はNYダウが378ドル安、ナスダックは512ポイント安だった。マイクロソフトやメタ・プラットフォームズの下落を受けて、ハイテク株が幅広く売られた。また、イランが対イスラエルの大規模報復攻撃を準備しているとの報道で、中東情勢の悪化懸念も売り材料となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比710円安の38350円。円相場は1ドル151円90銭台で推移している。 日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、売り優勢の展開から始まりそうだ。日銀の植田和男総裁が記者会見で追加利上げに前向きな姿勢を示したとして円相場が一時1ドル=151円台と円高・ドル安が進んだことを受け、日経225先物はナイトセッションで売りが先行して始まり、米ハイテク株安の影響もあって、一時38120円まで売られる場面もみられた。一気に200日線水準まで下落した影響もあり、朝方はインデックスに絡んだ売りが膨らみそうである。 売り一巡後はこう着感が強まる可能性はありそうだが、米国では雇用統計の発表のほか、来週には米大統領選挙、米連邦公開市場委員会(FOMC)など重要なイベントを控えている。慎重姿勢が強まりやすいなか、国内では3連休前となることもあって売り一巡後のリバウンド狙いの買いも限られそうだ。 決算については米国では足もとで良好な決算が続いていたほか、国内でもディスコ<6146>、ニデック<6594>、アドバンテスト<6857>など好反応をみせていた。ただし、決算発表が本格化するなかで主要企業の予想を下回る結果も目立ち始めてきており、センチメントを冷ます場面もみられてきた。結果を見極めたいとするムードのなか、個別の決算を手掛かりとした日替わり物色に向かわせよう。 なお、昨夕の決算では武田薬<4502>、スクリーンHD<7735>、九州電力<9508>、中電工<1941>、日本ガイシ<5333>、小森<6349>、Jパワー<9513>、M&Aキャピ<6080>、イビデン<4062>、牧野フライス<6135>などが注目される。 ■キヤノン、3Q営業利益 14.4%増 2966億円 キヤノン<7751>が発表した2024年12月期第3四半期業績は、売上高が前年同期比7.3%増の3兆2361億1100万円、営業利益は同14.4%増の2966億3800万円だった。売上総利益率は、コストダウンやプロダクトミックスの好転などにより前年同期を0.8ポイント上回る47.8%となり、売上総利益も前年同期比7.1%増の5164億円となった。 ■前場の注目材料 ・米原油先物は上昇(69.26、+0.65) ・米国のインフレ沈静化期待 ・活発な自社株買い ・東証による企業価値向上の要請 ・ニデック<6594>ニデックマシンツール、インラインで歯車全数検査、スイス社と協業 ・三井E&S<7003>グループのDU、大型タンカーにメタノールエンジン供給 ・NTT<9432>トヨタ自動車と「モビリティAI基盤」開発、5000億円投資 ・大塚HD<4578>社長に井上真氏、新薬創出・新規事業を拡大 ・協和キリン<4151>社長にマリック氏、COO兼務、グローバル化加速 ・アイシン<7259>三菱電機と、EV製品の新会社設立解消、業務提携に転換 ・ハーモニック<6324>KODENHDと、「ハタ研」設立、難削材加工承継 ・京成電鉄<9009>イオンと資本提携、沿線エリア開発 ・東北電力<9506>原発再稼働で一時的割引、社長「理解に感謝」 ・日本製鉄<5401>社長、「良い答えを期待」、USスチール買収について ・ソフトバンク<9434>日本最大級の新興支援拠点、愛知県など開業祝う ・トクヤマ<4043>中国・微多孔質フィルム製販子会社の事業廃止 ・日産自<7201>「e-POWER」、世界累計生産150万台に到達 ・桜井製作所<7255>ロボ加工機を刷新、タップ・ヘリカル対応 ・ソフトバンク<9434>AI計算基盤増強、来年度GPU1万基 ・日本軽金属HD<5703>UACJと、アルミ箔統合中止 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・10:45 中・10月財新製造業PMI(予想:49.7、9月:49.3) 《ST》
関連銘柄 28件
1941 東証プライム
3,385
11/1 15:00
+170(%)
時価総額 196,797百万円
中国電力グループの総合設備エンジニアリング会社。屋内電気工事、空調管工事、配電線工事等を手掛ける。広島大学フェニックス国際センターなどで施工実績。中国地域における基盤強化、都市圏の事業拡大等に注力。 記:2024/08/02
4043 東証プライム
2,644
11/1 15:00
-64(%)
時価総額 190,601百万円
1918年創立の総合化学メーカー。苛性ソーダ、ソーダ灰等の製造・販売を行う化成品が主力。セメント、多結晶シリコン、医療診断システム等も手掛ける。電子先端材料等を成長事業に位置付け。化成品等の効率化進める。 記:2024/10/08
4062 東証プライム
4,668
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-301(%)
時価総額 657,539百万円
ICパッケージ基板で世界トップシェア。1912年に揖斐川電力として創業。岐阜県大垣市に本社。自動車排気系部品等のセラミック事業も。電子事業は生成AI用サーバー向けが順調。28.3期売上6500億円目標。 記:2024/06/15
4151 東証プライム
2,518.5
11/1 15:00
-4.5(%)
時価総額 1,359,990百万円
キリンHD傘下の製薬会社。骨・ミネラル、血液がん・難治性血液疾患など疾患領域に注力。FGF23関連疾患治療剤「クリースビータ」などが主要製品。バイオテクノロジー、抗体医薬に強み。腎性貧血治療剤は順調。 記:2024/10/09
4502 東証プライム
4,270
11/1 15:00
+6(%)
時価総額 6,793,305百万円
国内製薬最大手。1781年創業。潰瘍性大腸炎・クローン病治療剤など消化器系疾患領域が柱。アイルランドの製薬大手「シャイアー」等を傘下に持つ。25.3期はENTYVIO、免疫グロブリン製剤などの拡大見込む。 記:2024/06/15
4578 東証プライム
9,207
11/1 15:00
-65(%)
時価総額 5,135,996百万円
大塚製薬、大鵬薬品工業などを傘下に収める持株会社。抗精神病薬「レキサルティ」、抗悪性腫瘍剤「ロンサーフ」などが主要製品。ポカリスエットで知名度高い。医療関連事業では新製品等による事業領域の拡大図る。 記:2024/08/19
5333 東証プライム
1,956
11/1 15:00
+51(%)
時価総額 610,188百万円
ガイシで世界首位。自動車排ガス浄化用セラミックスやNAS電池なども。自動車関連が堅調。半導体装置関連も回復。NAS電池は独水素製造会社から受注。パワー半導体向け絶縁放熱回路基板の生産能力を大幅に増強へ。 記:2024/07/22
5401 東証プライム
3,053
11/1 15:00
-16(%)
時価総額 2,901,330百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。米鉄鋼大手USスチール買収へ。中国減速で需要や市況は伸び悩み。原材料高も響く。 記:2024/06/24
1,530
11/1 15:00
-115(%)
時価総額 94,851百万円
アルミニウム総合メーカー。日本軽金属、東洋アルミニウムなどを傘下に収める持株会社。セラミック用アルミナや自動車用アルミ電線、メタリック顔料などを手掛ける。25.3期は板、押出製品などの増収を見込む。 記:2024/07/26
2,352
11/1 15:00
+164(%)
時価総額 74,697百万円
M&A仲介会社。2016年に同業のレコフなどと経営統合。売手・買手の間に立ってM&A成立に向けたアドバイザリー業務を行う。大型案件で業界随一の実績。コンサルタント数は180名超。成約件数は過去最高水準。 記:2024/06/28
6135 東証プライム
6,300
11/1 15:00
+510(%)
時価総額 156,832百万円
大手工作機械メーカー。1937年創業。NCフライス盤、マシニングセンタを国内で初めて開発。金型・精密部品向けのマシニングセンタ、放電加工機に強み。国内では最新の大型機、5軸機を中心に引き合い獲得図る。 記:2024/05/17
6146 東証プライム
42,810
11/1 15:00
-1,660(%)
時価総額 4,637,051百万円
半導体の精密加工装置、精密加工ツールの製造・販売を行う。1937年に広島県呉市で創業。ダイシングソーなどで世界トップシェア。パワー半導体向け中心に精密加工装置は出荷順調。生産能力の強化、効率化推進。 記:2024/06/28
2,710
11/1 15:00
-115(%)
時価総額 261,014百万円
減速機メーカー。小型精密減速機で世界トップシェア。NASAの火星探査車などで採用実績。回転系アクチュエータ、モータなども手掛ける。先進医療用途は需要拡大。配当性向30%目処。27.3期売上900億円目標。 記:2024/07/26
6349 東証プライム
1,074
11/1 15:00
-43(%)
時価総額 59,531百万円
印刷機械メーカー。1923年創業。商業用印刷機械分野で国内シェアトップクラス。オフセット印刷機や紙幣印刷機に強み。国立印刷局、大日本印刷が主要取引先。海外売上比率は6割超。国内はアドバンス機の販促に注力。 記:2024/05/03
6594 東証プライム
3,017
11/1 15:00
-59(%)
時価総額 3,597,981百万円
総合モーターメーカー最大手。旧社名は日本電産。京都府京都市に本社。精密小型モーター、車載・産業用モーター、商業・産業用ロボットなどを手掛ける。電動パワステ用モーターなどに強み。車載向けは収益性最優先。 記:2024/10/14
6857 東証プライム
8,745
11/1 15:00
-403(%)
時価総額 6,699,903百万円
SoC半導体用試験装置など半導体・部品テストシステム事業が主力。半導体検査装置で世界トップシェア。メカトロニクス関連製品の製造・販売等も。海外売上高比率は9割超。グローバル及びサポート力の増強図る。 記:2024/10/12
7003 東証プライム
1,112
11/1 15:00
-21(%)
時価総額 114,646百万円
舶用エンジン、コンテナクレーン等を手掛ける総合重工メーカー。1917年に旧三井物産造船部として創業。舶用大型エンジン、港湾クレーンで国内トップシェア。舶用推進、港湾物流の中核事業中心に収益力強化進める。 記:2024/10/12
7201 東証プライム
402.2
11/1 15:00
-9(%)
時価総額 1,697,572百万円
大手自動車メーカー。1933年設立。仏ルノー、三菱自動車とアライアンス形成。プロパイロットなど自動運転化技術等に強み。日本は電動車のモデルミックス向上、中国では日産ブランド車のラインナップ刷新図る。 記:2024/10/07
7255 東証スタンダード
527
11/1 15:00
+2(%)
時価総額 2,108百万円
自動車部品製造事業が主力。エンジン部品の精密加工に強み。ロータリーフライス盤等の工作機械製造事業、大型3Dプリンタによる受託造形サービス等も。国内自動車関連メーカー及びアメリカ市場の販路拡大図る。 記:2024/05/10
7259 東証プライム
1,592.5
11/1 15:00
-10(%)
時価総額 1,288,371百万円
トヨタ系自動車部品メーカー。駆動ユニット、電動ウォーターポンプ、パワースライドドアで世界シェアトップクラス。トヨタ以外ではステランティス社などが得意先。政策保有株式のゼロ化、グローバル在庫の圧縮図る。 記:2024/09/02
10,015
11/1 15:00
-15(%)
時価総額 1,017,424百万円
半導体機器の製造、販売等を行うSCREENセミコンダクターソリューションズが中核の持株会社。バッチ式洗浄装置やスピンスクラバーなどで世界トップシェア。配当性向30%以上目安。DX推進による生産性向上図る。 記:2024/08/22
7751 東証プライム
4,907
11/1 15:00
-97(%)
時価総額 6,544,775百万円
精密機器大手。オフィス複合機やレンズ交換式カメラ、FPD露光装置などで世界トップシェア。バランスの取れた事業構造が強み。海外売上高比率は7割超。グラフィックアート向け大判プリンター3機種を新発売。 記:2024/04/30
9009 東証プライム
4,056
11/1 15:00
+64(%)
時価総額 699,299百万円
東京都心と成田国際空港を結ぶスカイライナーなどを運行する大手私鉄。1909年創業。流通業や不動産業、ホテル運営等も。オリエンタルランドの大株主。今期は運輸業における成田空港輸送の増加などを見込む。 記:2024/06/04
9432 東証プライム
147.4
11/1 15:00
-0.3(%)
時価総額 13,347,117百万円
国内最大の通信会社。NTT東日本、NTT西日本、NTTドコモ、NTTデータグループなどを傘下に持つ。研究開発部門を有する点が特徴。データセンターを拡張。コンシューマ通信事業では顧客基盤の強化を推進。 記:2024/10/10
9434 東証プライム
191.3
11/1 15:00
-1.5(%)
時価総額 9,117,179百万円
通信キャリア大手。個人向けモバイルサービス、ブロードバンドサービスの提供等を行うコンシューマ事業が主力。メディア・EC事業等も手掛ける。コンシューマ事業では付加価値サービスの拡充等で収益拡大を図る。 記:2024/08/05
9506 東証プライム
1,320
11/1 15:00
-184.5(%)
時価総額 663,806百万円
東北地盤の電力会社。東北6県と新潟県が主な供給区域。発電・販売事業、送配電事業、建設業を展開。グループ会社にユアテックなど。DOE(株主資本配当率)2%目安。27.3期経常利益1900億円目指す。 記:2024/06/04
9508 東証プライム
1,634.5
11/1 15:00
-79(%)
時価総額 775,054百万円
九州地盤の電力会社。発電事業のほか、送配電事業、ICTサービス事業、都市開発事業等を手掛ける。グループ会社に九電工など。洋上風力・バイオマス発電の開発を推進。26.3期経常利益1250億円目指す。 記:2024/06/04
9513 東証プライム
2,634
11/1 15:00
+81.5(%)
時価総額 482,156百万円
電力会社への電力供給等を行う電力会社。大規模石炭火力発電所や大規模水力発電所等を手掛ける。風力発電所の建設で国内トップレベルの実績。中期経営計画では27.3期経常利益900億円程度、ROE5%程度目標。 記:2024/06/04