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前場に注目すべき3つのポイント~短期筋の買い戻しを誘う流れに~

2024/8/20 8:48 FISCO
*08:48JST 前場に注目すべき3つのポイント~短期筋の買い戻しを誘う流れに~ 20日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■短期筋の買い戻しを誘う流れに ■あいHD、24/6営業利益 4.4%増 98.53億円、25/6予想 6.6%増 105億円 ■前場の注目材料:住友商事<8053>銀農薬を国内販売、中米新興と独占契約 ■短期筋の買い戻しを誘う流れに 20日の日本株市場は、買い一巡後はこう着感が強まる可能性はあるものの、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうだ。19日の米国市場は、NYダウが236ドル高、ナスダックは245ポイント高だった。米経済が急速な減速を回避し、ソフトランディングが可能との期待から買いが先行した。また、サンフランシスコ連銀のデイリー総裁やミネアポリス連銀のカシュカリ総裁、シカゴ連銀のグールズビー総裁が週末のインタビューで、9月の利下げに前向きな姿勢を示したことも支援材料となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比650円高の37820円。円相場は1ドル146円60銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする形から、ギャップアップで始まりそうだ。日経225先物はナイトセッションでリバウンドを強めており、日中取引で割り込んでいた25日線を回復し、終盤にかけて上げ幅を広げ、一時37870円まで買われる場面もみられた。昨日の日経平均株価は後場に入り下へのバイアスが強まっていたが、短期筋の買い戻しを誘う流れになりそうだ。 ただし、ジャクソンホール会議での米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長の講演を見極めたいとする模様眺めムードも強まりやすいと考えられ、節目の38000円接近では利益確定に伴う売りが入りやすいだろう。また、昨日の下落要因となった為替市場の動向にも注意する必要があり、再び円高傾向を強めてくる局面では先物主導での売り仕掛け的な動きに向かわせやすいと考えられる。そのため、25日線近辺での押し目狙いのスタンスになりそうである。 物色としては、指数インパクトの大きい値がさハイテク株が、日経平均株価をけん引することが見込まれる。米国ではAMDやエヌビディアが4%を超える上昇をみせており、ナスダック指数は8日続伸だった。ナスダック指数は25日、75日線を突破し、7月23日以来の水準を回復してきており、ハイテク株への支援材料になるだろう。もっとも、S&P500指数も強い動きが続いており、こちらも8営業日続伸で7月18日以来の水準を回復している。 東京市場においてもインデックス買いが中心ではあるものの、幅広い銘柄が買われることになりそうだ。日経平均株価は25日線が支持線として意識されてくるようだと、75日線が位置する38655円辺りが射程に入ってくるため、売り方の買い戻しの動きが強まる可能性もありそうだ。 ■あいHD、24/6営業利益 4.4%増 98.53億円、25/6予想 6.6%増 105億円 あいHD<3076>が発表した2024年6月期業績は、売上高が前期比7.4%増の498億1200万円、営業利益は同4.4%増の98億5300万円だった。セキュリティ機器は、マンション向けで、分譲、賃貸ともに自社更新が堅調で、新規獲得も順調に推移した。また、法人向け販売も「見える化」ニーズを取り込み好調だった。設計事業については、官公庁及び民間から構造設計を順調に受注した。2025年6月期業績は、売上高が前期比36.5%増の680億円、営業利益は同6.6%増の105億円を計画。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(40896.53、+236.77) ・ナスダック総合指数は上昇(17876.77、+245.05) ・1ドル=146.60-70円 ・シカゴ日経先物は上昇(37820、大阪比+650) ・SOX指数は上昇(5266.57、+96.32) ・VIX指数は低下(14.65、-0.15) ・米長期金利は低下 ・米国のインフレ沈静化期待 ・活発な自社株買い ・東証による企業価値向上の要請 ・住友商事<8053>銀農薬を国内販売、中米新興と独占契約 ・ディー・エヌ・エー<2432>グループのGO、ローソンと法人EV急速充電、横浜で本運用 ・セブン&アイHD<3382>カナダ社から買収提案、特別委で検討 ・東京電力HD<9501>3グラム以下のデブリ試験採取、22日にも開始 ・三井物産<8031>シンガポール機内食、冷凍食品など健康志向に照準 ・丸紅<8002>米食用油脂を買収、現地の健康需要狙う ・マツダ<7261>ラージ第4弾「CX-80」今秋投入、品質育成の結晶 ・プレス工業<7246>本社改築、柔軟な働き方対応、26年秋竣工 ・三菱重<7011>台湾社協業、アンモニア発電を事業化 ・東洋紡<3101>東洋紡エムシー、海外完成車向け開拓、素材、共同開発提案 ・カーリット<4275>磁気光学材料に参入、次世代通信へ提案 ・ユニチカ<3103>ユニチカトレーディング社長・芦田氏、黒字化へ海外販路拡大 ・アミタHD<2195>インドネシアに合弁設立、廃棄物を再資源化 ・ブリヂストン<5108>給水給湯配管を10月値上げ ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・07:45 NZ・7月貿易収支(6月:+6.99億NZドル) ・10:00 中・1年物ローンプライムレート(現行3.35%) 《ST》
関連銘柄 15件
2195 東証グロース
395
9/17 15:00
-8(%)
時価総額 6,929百万円
廃棄物リサイクルや環境コンサル、環境認証認定サービスなどを展開。マレーシア国内で発生する資源を日本に輸出する海外トレーディングも。シリコン再生の増設は24年夏頃に稼働予定。24.12期は増収増益を見込む。 記:2024/04/12
2432 東証プライム
1,588.5
9/17 15:00
-18.5(%)
時価総額 206,840百万円
ゲームの自社開発・運営、協業タイトル等を手掛けるゲーム事業、「Pococha」等のライブストリーミング事業が柱。横浜DeNAベイスターズを傘下に持つ。ライブストリーミング、スポーツ事業等で成長投資行う。 記:2024/08/02
3076 東証プライム
2,342
9/17 15:00
+7(%)
時価総額 132,534百万円
セキュリティ機器メーカー。監視カメラや防犯カメラ等のセキュリティ機器に加え、カード発行機や情報機器等を提供する。カッティングマシン等も。セキュリティ機器は堅調。カード機器は病院向け等が好調。アジアも拡大。 記:2024/07/17
3101 東証プライム
970
9/17 15:00
+10(%)
時価総額 86,378百万円
包装用フィルム等のフィルム部門、エンジニアリングプラスチック等の環境・機能材部門が柱。1882年創立。VOC処理装置、海水淡水化用逆浸透膜に強み。総還元性向30%目安。包装用フィルムは海外への拡販図る。 記:2024/09/03
3103 東証プライム
285
9/17 15:00
-3(%)
時価総額 16,459百万円
ナイロンフィルム等の高分子事業、ガラス繊維等の機能資材事業、繊維事業等を展開。紡績会社として1889年に創業。中期経営計画では26.3期売上高1500億円目標。高機能製品、環境配慮型製品の拡販を図る。 記:2024/06/09
2,158.5
9/17 15:00
-9.5(%)
時価総額 5,740,155百万円
国内流通グループ最大手。セブン-イレブン・ジャパンやイトーヨーカ堂、セブン銀行等を傘下に収める。海外コンビニ事業の売上構成比率が高い。株主優待制度を導入。26.2期EBITDA1.1兆円以上目指す。 記:2024/05/08
4275 東証プライム
1,058
9/17 15:00
-9(%)
時価総額 25,445百万円
化学品、電子材料品等の製造・販売を行う日本カーリットを中核とする持株会社。1918年創業。自動車用緊急保安炎筒でトップシェア。総還元性向は30%目安。過塩素酸アンモニウムは防衛用途の需要が伸びる。 記:2024/06/15
5108 東証プライム
5,280
9/17 15:00
-28(%)
時価総額 3,768,325百万円
世界的なタイヤメーカー。1931年創業。生産拠点数は国内外で100超。化工品事業、スポーツ・サイクル事業等も手掛ける。海外売上比率は7割超。乗用車用プレミアムタイヤの拡販などで販売ミックスの改善図る。 記:2024/08/10
7011 東証プライム
1,825.5
9/17 15:00
+51(%)
時価総額 6,158,594百万円
総合重機国内最大手。1884年創立。各種発電システムや航空機用エンジン、物流機器、製鉄機械、特殊車両等を手掛ける。ガスタービンで世界トップシェア。中期経営計画では27.3期売上高5.7兆円以上目標。 記:2024/09/03
7246 東証プライム
571
9/17 15:00
±0(%)
時価総額 63,390百万円
独立系自動車部品メーカー。1925年創業。トラックのフレーム、アクスル等を手掛ける。建設機械用キャビン、地震シェルター等も。中計では29.3期売上高2400億円目標。電動車用コア商品の開発等に取り組む。 記:2024/06/29
7261 東証プライム
1,037
9/17 15:00
-10.5(%)
時価総額 655,181百万円
1920年創業の自動車メーカー。広島県安芸郡府中町に本社。トヨタと資本業務提携。人気車種にクロスオーバーSUV「CX-5」など。高効率エンジン等に強み。北米市場は販売順調。25.3期は販売台数増を見込む。 記:2024/08/30
8002 東証プライム
2,208
9/17 15:00
-26.5(%)
時価総額 3,793,812百万円
大手総合商社。芙蓉グループ。生活産業、食料・アグリ、素材産業、エナジー・インフラソリューション、社会産業・金融分野などで事業展開。みずほリースと資本業務提携。総還元性向は30%~35%程度が目安。 記:2024/08/30
8031 東証プライム
2,822.5
9/17 15:00
-69(%)
時価総額 8,544,800百万円
大手総合商社。鉄鉱石や原油・LNGなど資源分野に強み。機械・インフラ、化学品、生活産業などの事業を多角的に展開。インドネシアのパイトン発電事業の持分売却は完了。中計では26.3期当期利益9200億円目標。 記:2024/06/04
8053 東証プライム
3,118
9/17 15:00
-38(%)
時価総額 3,902,401百万円
総合商社大手。1919年設立。メディアなどの非資源に強み。SCSK、食品スーパーのサミットなどを傘下に持つ。中計では27.3期純利益6500億円目標。鉄鋼事業では米国、鉄鋼GX等の新領域での事業拡大図る。 記:2024/06/09
633.2
9/17 15:00
-5.1(%)
時価総額 1,017,564百万円
電力事業を行う東京電力グループの事業持株会社。福島第一原発の廃炉作業や賠償・除染事業に重点。電気代の値上げは寄与するが、原油高や節電進み環境厳しい。柏崎刈羽原子力発電所7号機は再稼働の時期を見通せず不透明。 記:2024/07/13