マーケット
9/11 15:15
35,619.77
-539.39
40,861.71
+124.75
暗号資産
FISCO BTC Index
9/12 9:58:19
8,240,072
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

後場に注目すべき3つのポイント~米株高と円安を材料に1000円超の上げ幅に

2024/8/16 12:18 FISCO
*12:18JST 後場に注目すべき3つのポイント~米株高と円安を材料に1000円超の上げ幅に 16日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は5日続伸、米株高と円安を材料に1000円超の上げ幅に ・ドル・円は軟調、日本株は大幅続伸も ・値上り寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位は東エレク<8035> ■日経平均は5日続伸、米株高と円安を材料に1000円超の上げ幅に 日経平均は大幅高で5日続伸。前日比1073.78円高(+2.92%)の37800.42円(出来高概算9億8000万株)で前場の取引を終えている。 15日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は554.67ドル高(+1.39%)の40563.06ドル、ナスダックは401.90ポイント高(+2.34%)の17594.50、S&P500は88.01ポイント高(+1.61%)の5543.22で取引を終了した。小売売上高や週次失業保険者数を受けて消費や労働市場の悪化警戒感が後退し、寄り付き後、上昇。ソフトランディング期待が強まり、相場は終日買いが先行した。終盤にかけて、上げ幅を拡大し終了。 米国株の大幅高や、為替の円安ドル高などを材料に、東京市場は買い優勢で取引を開始した。日経平均は8月2日以来となる37000円台を回復した後は、上げ幅をじりじりと拡大し、前日比の上げ幅は1000円超となった。200日移動平均線を上回り、37930円水準で位置する25日移動平均線手前まで上昇。プライム市場の9割近い銘柄が上昇する全面高の展開となった。 日経平均採用銘柄では、米ハイテク株が上昇したことから、ルネサスエレクトロニクス<6723>、ディスコ<6146>、アドバンテスト<6857>、SUMCO<3436>など半導体関連銘柄が上昇したほか、フジクラ<5803>、古河電工<5801>など電線株も買われた。このほか、日立<6501>、TDK<6762>、太陽誘電<6976>、村田製作所<6981>が上昇した。 一方、NXホールディングス<9147>、バンダイナムコHD<7832>、明治ホールディングス<2269>、東宝<9602>、日野自動車<7205>などが下落。日経平均採用銘柄で下落したのは、15銘柄に留まった。 全業種が上昇したなか、石油・石炭製品、電気機器、非鉄金属、鉱業、保険業の上げが目立った。 日経平均VIは26ポイント水準で推移しており、指数が大きく動くことを想定する投資家は減少傾向にある。ボラティリティ低下も本日の大幅高の背景にあるが、大引けで25日移動平均線を上回ることができるか注目だ。25日移動平均線が下向きのため、トレンドが転換するといった意味合いではないが、仮に上回れば7月19日以来となるため、投資家のマインドはより改善しよう。ランチタイムの為替が1ドル148円70銭台と朝方より円安ドル高は一服しており、後場一段高を試すには難しい地合いかもしれないが、日経平均がどの位置で大引けを迎えるか要注目だ。 ■ドル・円は軟調、日本株は大幅続伸も 16日午前の東京市場でドル・円は軟調地合いとなり、149円33銭から148円74銭まで値を下げた。日経平均株価の大幅続伸による円売りが先行し、朝方に上昇する場面もあった。ただ、米10年債利回りの低下を受け、ドルは利益確定売りに押された。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は148円74銭から149円33銭、ユーロ・円は163円36銭から163円83銭、ユーロ・ドルは1.0971ドルから1.0982ドル。 ■後場のチェック銘柄 ・シンカ<149A>、マリオン<3494>など、4銘柄がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・値上り寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位は東エレク<8035> ■経済指標・要人発言 【経済指標】 ・米・7月小売売上高:前月比+1.0%(予想:+0.4%、6月:-0.2%←0.0%) ・米・7月小売売上高(自動車除く):前月比+0.4%(予想:+0.1%、6月:+0.5%←+0.4%) ・米・先週分新規失業保険申請件数:22.7万件(予想:23.5万件、前回:23.4万件←23.3万件) ・米・失業保険継続受給者数:186.4万人(予想:187.0万人、前回:187.1万人←187.5万人) 【要人発言】 ・ムサレム米セントルイス連銀総裁講演(米国経済と金融政策) 「今後数四半期のリセッションを予想しない」 「年内、米国経済1.5%‐2%成長を予想」 「現在は、両方の任務に焦点。リスク均衡」 <国内> ・特になし <海外> ・15:00 英・7月小売売上高(自動車燃料含む)(前月比予想:+0.6%、6月:-1.2%) 《CS》
関連銘柄 19件
149A 東証グロース
766
9/11 14:59
-47(%)
時価総額 2,420百万円
電話やSMS、メール、ビデオ通話等のやりとりを一括管理できるプラットフォーム「カイクラ」の提供を行う。自動車業界、不動産業界がメインターゲット。導入企業数は2600社超。アクティブユーザー拠点数は順調増。 記:2024/06/25
2269 東証プライム
3,644
9/11 15:00
-73(%)
時価総額 1,081,317百万円
牛乳・乳製品、菓子、食品の製造・販売等を行う明治が中核の持株会社。ヨーグルトやチョコレート、プロテインで国内トップシェア。医薬品事業も。総還元性向50%以上目安。食品部門では高付加価値商品の投入図る。 記:2024/08/05
3436 東証プライム
1,426
9/11 15:00
-44(%)
時価総額 499,350百万円
半導体用シリコンウエハで世界2位。最先端ロジック半導体向けに強み。23.12期は顧客の在庫調整が痛手に。24.12期はAI需要を追い風に半導体需要が上向く見通し。だがウエハの需要回復は年後半になる見込み。 記:2024/04/04
3494 東証スタンダード
418
9/11 15:00
-1(%)
時価総額 3,349百万円
不動産賃貸中堅。全国主要都市に賃貸不動産を所有し、店舗や駐車場、サブリースなども手掛ける。新規賃貸物件の仕入れは慎重に対応。24.9期1Qは不動産証券化サービスが増収。不動産賃貸サービスも増収確保。 記:2024/03/30
5801 東証プライム
3,076
9/11 15:00
-83(%)
時価総額 217,372百万円
国内電線大手。光ファイバ・ケーブルで世界トップ。リチウムイオン電池材料やHDD用アルミ基板でも世界首位級。地中埋設管「エフレックス」を100%再生材化。情報通信ソリューションが伸び悩み、3Q累計は足踏み。 記:2024/03/29
5803 東証プライム
3,857
9/11 15:00
-10(%)
時価総額 1,141,144百万円
独立系電線メーカー大手。1885年創業。光ファイバケーブルや通信ケーブル、圧力センサ、プリント回路、自動車電装品等を手掛ける。光ファイバ融着接続機に強み。自動車事業部門は収益性改善に引き続き取り組む。 記:2024/08/05
6146 東証プライム
33,020
9/11 15:00
-610(%)
時価総額 3,576,627百万円
半導体の精密加工装置、精密加工ツールの製造・販売を行う。1937年に広島県呉市で創業。ダイシングソーなどで世界トップシェア。パワー半導体向け中心に精密加工装置は出荷順調。生産能力の強化、効率化推進。 記:2024/06/28
6501 東証プライム
3,254
9/11 15:00
-46(%)
時価総額 15,087,396百万円
総合電機大手。金融ソリューションや社会インフラITシステム、原子力関連ビジネス、鉄道システム、ビルシステム等を手掛ける。日立エナジーは受注残が増加。デジタルシステム&サービスはLumada事業が拡大。 記:2024/06/15
2,060.5
9/11 15:00
-55(%)
時価総額 4,031,220百万円
大手半導体メーカー。車載用マイコンで世界首位級。海外での大型買収により、電圧制御用や通信用の半導体を拡大。自動車向け事業は堅調。円安や自動運転支援、EV向け製品の売上が増加。米GaNパワー半導体会社買収へ。 記:2024/06/15
6762 東証プライム
8,708
9/11 15:00
-230(%)
時価総額 3,385,427百万円
電子部品大手。リチウムイオン電池や受動部品に強み。磁性材料がコア技術。24.3期3Q累計はセンサ応用製品が増収。自動車市場向け販売の増加が寄与。セラミックコンデンサなども自動車市場向け販売が伸びる。 記:2024/03/31
6857 東証プライム
5,763
9/11 15:00
-136(%)
時価総額 4,415,432百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6976 東証プライム
2,859.5
9/11 15:00
-125(%)
時価総額 372,358百万円
電子部品メーカー。積層セラミックコンデンサ等のコンデンサが主力。インダクタや通信用デバイス、アルミニウム電解コンデンサ等も。自動車、情報インフラ・産業機器が注力市場。インダクタや複合デバイスは売上順調。 記:2024/06/11
6981 東証プライム
2,646
9/11 15:00
-54.5(%)
時価総額 5,364,614百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやインダクタ、EMI除去フィルタ等を手掛ける。チップ積層セラミックコンデンサ等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。コンデンサはモビリティ向けなどで販売増を見込む。 記:2024/06/04
7205 東証プライム
396.6
9/11 15:00
-17.9(%)
時価総額 227,879百万円
トラック・バスメーカー。大型や中型、小型のトラック、観光バスや路面バスを製造、販売する。ディーゼルエンジンや自動車部品も提供する。トヨタの連結子会社。国内販売台数が増加。海外低調も価格改定進める。 記:2024/07/25
3,171
9/11 15:00
-83(%)
時価総額 2,111,886百万円
バンダイ、ナムコの経営統合で2005年に誕生した持株会社。トイホビー事業、デジタル事業が主力。IP活用に強み。アミューズメント施設の運営等も。総還元性向は50%以上目標。トイホビー事業は堅調続く見通し。 記:2024/06/25
8035 東証プライム
22,210
9/11 15:00
-50(%)
時価総額 10,474,969百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
7,026
9/11 15:00
-160(%)
時価総額 636,549百万円
日本通運を中核とする持株会社。国内最大の総合物流企業。自動車輸送、利用航空輸送、海上輸送等を手掛ける。「NIPPON EXPRESS」で世界的な知名度。グローバル市場における事業成長の加速などに注力。 記:2024/07/29
9602 東証プライム
5,761
9/11 15:00
-197(%)
時価総額 1,074,375百万円
国内最大の映画製作・配給会社。劇場用映画の製作・配給、「TOHOシネマズ」の運営等を行う映画事業が主力。演劇事業や不動産事業等も手掛ける。配当性向は30%以上目安。アニメを成長ドライバーに位置付け。 記:2024/05/16
9983 東証プライム
42,900
9/11 15:00
-740(%)
時価総額 13,651,681百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10