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前場に注目すべき3つのポイント~トランプトレードを意識した選別物色に~

2024/7/22 8:34 FISCO
*08:34JST 前場に注目すべき3つのポイント~トランプトレードを意識した選別物色に~ 22日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■トランプトレードを意識した選別物色に ■サーティワン、2Q営業利益 89.0%増 15.21億円 ■前場の注目材料:岩谷産業、子会社で設備検査成績書に不正 ■トランプトレードを意識した選別物色に 22日の日本株市場は、不安定な相場展開のなか、目先的なボトムを探る動きになりそうだ。19日の米国市場は、NYダウが377ドル安、ナスダックは144ポイント安だった。マイクロソフトのウィンドウズ端末で障害が発生し、世界の経済活動に混乱がもたらされるとの警戒感から持ち高調整の動きが強まった。決算発表が本格化するなか、決算内容を見極めたいとする手控えムードも強まった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比380円安の39660円。円相場は1ドル157円20銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする形から、売り先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時39570円まで売られ、節目の4万円を明確に下放れる形となった。マイクロソフトのシステム障害は原因が特定され、サービスは回復したとの発表を受けて、買い戻しの動きは入りやすいだろうが、4万円水準での戻り待ち狙いの売りも意識されやすいところだろう。19日の日経平均株価は朝方に39824円まで売られ、その後は25日線が位置する4万円を挟んでの膠着だった。同線を下放れてくることで、4万円水準が上値抵抗線として意識されてきそうだ。 また、バイデン米大統領は、11月の大統領選から「撤退する」と表明した。後継候補としてカマラ・ハリス副大統領を支持している。トランプ前大統領の再選の可能性が高まるなか、トランプ氏の今後の発言に相場は大きく左右させられる可能性があるだろう。バイデン政権からの政策転換によって、物色対象も大きく変化してくる可能性があるだろう。そのため、トランプトレードを意識した選別物色に向かわせやすいと考えられる。 そのため、資源関連や防衛関連などへの資金流入が意識されやすい。そのほか、日米決算発表が本格化するなか、業績を手掛かりとした物色が意識されやすくなるだろう。足もとで持ち高調整の動きが強まっている半導体株の底打ちを見極めることも重要になりそうだ。ただし、トランプ氏の発言に大きく振らされやすい展開が見込まれるなか。ポジションを傾けにくくさせよう。そのため、短期的な値幅取り狙いのトレードが中心になりそうである。 ■サーティワン、2Q営業利益 89.0%増 15.21億円 サーティワン<2268>は発表した2024年12月期第2四半期業績は、売上高が前年同期比26.1%増の141.98億円、営業利益は同89.0%増の15.21億円だった。人気キャラクターとのコラボ商品やキャンペーンが好評だった。原料調達コストや製造原価の低減で売上原価の伸びを抑えた。 ■前場の注目材料 ・活発な自社株買い ・米国のインフレ沈静化期待 ・東証による企業価値向上の要請 ・岩谷産業<8088>子会社で設備検査成績書に不正 ・大林組<1802>シンガポールに開発拠点、建設ロボティクス推進 ・横浜ゴム<5101>タイヤ設計AI支援、特性改善を効率化 ・川崎重<7012>カワサキモータース、「水素バイク」初の公開走行、鼓動感そのまま ・トヨタ自<7203>豊田章男会長「実証都市を始動」 ・千代化建<6366>燃料電池車に輸入水素供給、シンガポールで実証 ・NTT<9432>独自LLM「ツヅミ」、650社超から導入相談 ・KDDI<9433>サーマルカメラ搭載ドローンで夜間警備、太陽光発電所向け ・NEC<6701>仮想パソコン環境向上、リモート業務快適に ・菊水HD<6912>菊水電子工業、試験複合機発売、10kV出力で耐電圧・絶縁抵抗など3種 ・AGS<3648>システム障害検知・通知、クラウドサービス提供開始 ・積水化<4204>コスモ石油などと、ペロブスカイト実証、石油設備に設置 ・三井化学<4183>DX成果着々、研究開発・生産を効率化 ・三菱地所<8802>3Dプリントで木質建築物、グループの三菱地所設計がシステム ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・07:45 NZ・6月貿易収支(5月:+2.04億NZドル) ・10:15 中・1年物ローンプライムレート(現行3.45%) 《ST》
関連銘柄 15件
1802 東証プライム
1,862.5
9/6 15:00
-28.5(%)
時価総額 1,343,812百万円
1892年創業の大手ゼネコン。国内建設事業を中心に、海外建設事業、エンジニアリング事業等を展開。東京スカイツリーなどで施工実績。グループ社数は140社超。建設バリューチェーンの強化などに取り組む。 記:2024/08/09
4,090
9/6 15:00
-10(%)
時価総額 39,448百万円
アイスクリーム専門店チェーン「サーティワン アイスクリーム」をFC展開。不二家と米バスキン・ロビンス社の合弁会社として1973年に設立。国内店舗数は1000店舗超。新規商業施設への出店強化を継続。 記:2024/06/25
3648 東証スタンダード
875
9/6 15:00
-33(%)
時価総額 15,615百万円
情報処理サービス企業。データセンター「さいたまiDC」を軸に、受託計算サービス等を手掛ける。大手銀行向けシステム開発、システム機器販売も。25.3期は金融機関向け等のソフトウエア開発で大型案件増を見込む。 記:2024/07/01
4183 東証プライム
3,830
9/6 15:00
-52(%)
時価総額 784,246百万円
大手総合化学メーカー。ライフ&ヘルスケア、モビリティ、ICTなど4事業を展開する。ケメガネレンズ材料やフォトマスク防塵カバーで世界シェアトップ。今期3Q累計は需要低迷が販売に影響した。子会社も売却した。 記:2024/04/14
4204 東証プライム
2,223.5
9/6 15:00
-0.5(%)
時価総額 1,030,608百万円
新築住宅事業やリフォーム事業等の住宅部門、液晶用微粒子や半導体材料等の高機能プラスチックス部門が柱。塩化ビニル管、メディカル事業等も。リフォーム事業は断熱リフォームなど改装の拡販、営業人員の拡充図る。 記:2024/08/02
5101 東証プライム
3,164
9/6 15:00
-66(%)
時価総額 536,453百万円
国内大手のタイヤメーカー。1917年創業。産業車両用などスペシャリティータイヤで高シェア。ゴルフ関連商品、航空機向け製品等も。26.12期売上高1兆1500億円目標。タイヤは高付加価値品比率の向上図る。 記:2024/05/08
6366 東証スタンダード
285
9/6 15:00
-7(%)
時価総額 74,193百万円
プラントエンジニアリング大手。LNG受入基地建設で国内トップシェア。三菱商事が筆頭株主。世界中でプラント建設実績。水素サプライチェーンの構築等も。主要案件のインドネシア銅製錬は2024年に完工予定。 記:2024/06/29
6701 東証プライム
12,540
9/6 15:00
-395(%)
時価総額 3,421,539百万円
大手ITサービス会社。1899年設立。システム構築等のITサービス事業、ネットワークインフラ等の社会インフラ事業が柱。顔・虹彩などの生体認証に強み。クラウド、モダナイゼーション、生成AIなどの強化図る。 記:2024/08/10
6912 東証スタンダード
1,249
9/6 15:00
+52(%)
時価総額 12,365百万円
電子計測器、電源機器の専業メーカー。修理・校正サービス等も手掛ける。衛星システム評価⽤電源装置等に注力。電源機器群は増収。交流電源は車載関連市場向けなどで好調。売上原価減少。24.3期3Qは2桁増益。 記:2024/04/14
7012 東証プライム
4,692
9/6 15:00
-174(%)
時価総額 787,890百万円
総合重機大手。二輪車や航空機、鉄道車両、造船、各種発電設備プラント、油圧機器・油圧装置等を手掛ける。ウェハ搬送ロボットで世界トップシェア。水素製品などに強み。メキシコ工場でオフロード四輪車の量産を開始。 記:2024/04/30
7203 東証プライム
2,582.5
9/6 15:00
-33.5(%)
時価総額 42,133,454百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
8088 東証プライム
8,438
9/6 15:00
-23(%)
時価総額 494,146百万円
総合エネルギー事業を主力とする独立系専門商社。LPガス等の供給、水素ガスや産業用ロボット、次世代自動車向け二次電池材料等を手掛ける。コスモエネルギーHDと資本業務提携。カーボンオフセットガスの販売を強化。 記:2024/06/11
8802 東証プライム
2,355.5
9/6 15:00
-16.5(%)
時価総額 3,277,629百万円
総合不動産大手。三菱グループ。新丸の内ビルディングなど東京・丸の内エリアでオフィスビルを多数保有。住宅事業や投資マネジメント事業等も。配当性向30%程度目処。再開発プロジェクトの推進、事業化等に取り組む。 記:2024/07/07
9432 東証プライム
155.5
9/6 15:00
-1.4(%)
時価総額 14,080,574百万円
国内最大の通信会社。傘下にNTT東西、NTTドコモ、NTTデータなど。グローバル事業を強化。総合ICT事業は増収。通信端末機器販売収入、システムインテグレーションサービス収入が増加。24.3期3Qは増収。 記:2024/04/14
9433 東証プライム
4,851
9/6 15:00
-28(%)
時価総額 11,177,577百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04