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前場に注目すべき3つのポイント~ハイテク株への押し目狙いの動き~

2024/6/17 8:46 FISCO
*08:46JST 前場に注目すべき3つのポイント~ハイテク株への押し目狙いの動き~ 17日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■ハイテク株への押し目狙いの動き ■三井ハイテク、1Q営業利益 3.9%増 39.71億円、1:5の株式分割 ■前場の注目材料:キヤノン、半導体後工程のデータ連携、システム開発 ■ハイテク株への押し目狙いの動き 17日の日本株市場は、売り一巡後は底堅さが意識されやすい相場展開になりそうだ。14日の米国市場は、NYダウが57ドル安、ナスダックは21ポイント高だった。6月のミシガン大消費者信頼感指数が予想以上に落ち込んだため、消費減速への懸念が重荷となり、景気敏感株が売られるなか、NYダウは続落。一方で、米長期金利の低下やアドビの好決算を受けた買いで、ナスダック指数は続伸となった。シカゴ日経225先物は大阪比345円安の38495円。円相場は1ドル157円50銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや売り優勢で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時38280円まで売られる場面も見られ、概ね38300円~38500円辺りでのレンジ推移となった。25日線を割り込み、ボリンジャーバンド-1σ水準まで下げてきており、神経質にさせそうである。米国では足もとでの予想を下回る経済指標を受けて、利下げ期待が高まる反面、米経済に対する不透明感が高まってきていることから、神経質にさせそうである。 先週末の日経平均株価は25日線を突破し、一時75日線を捉える場面もみられた。6月のSQ値(38535.35円)を終日上回っての推移だったが、本日は同水準での底堅さがみられるかが意識されそうである。米国ではハイテク株主導でナスダックは連日で史上最高値を更新しており、連動性の観点からは指数インパクトの大きい値がさハイテク株の動向に関心が集まることになりそうだ。日経平均株価はSQ値での底堅さがみられるようだと、ハイテク株への押し目狙いの動きに向かわせよう。 また、24日にナスダック100指数に英アームホールディングスが組み入れられる。ソフトバンクグループ<9984>の動向のほか、AI関連などへの物色も期待されそうである。物色の広がりは期待しづらいものの、中核的な銘柄には短期的に値幅取り狙いの資金が集中しやすいだろう。一方で、全般こう着のなか、バリュー株へは利益を確定させる動きが入りやすいとみておきたい。 ■三井ハイテク、1Q営業利益 3.9%増 39.71億円、1:5の株式分割 三井ハイテク<6966>が発表した2025年1月期第1四半期業績は、売上高が前年同期比11.4%増の504.31億円、営業利益は同3.9%増の39.71億円だった。2025年1月期業績は、売上高が前期比21%増の2370億円、営業利益は同15.9%増の210億円を計画。なお、8月1日を効力発生日として1株を5株に分割すると発表した。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(38814.56、+94.09) ・ナスダック総合指数は上昇(17688.88、+21.32) ・1ドル=157.30-40円 ・米長期金利は低下 ・米国のインフレ沈静化期待 ・東証による企業価値向上の要請 ・キヤノン<7751>半導体後工程のデータ連携、システム開発 ・キリンHD<2503>ファンケル買収、黒字化の切り札、健康事業自立へ ・住友商事<8053>CCS商機拡大、カタールに油井管1000トン供給 ・双日<2768>印でグリーアンモニア、20年代後半から生産し日本に供給 ・三井化学<4183>石化コア営業益200億円、25年度めどに ・住友商事<8053>インドネシア住友商事社長・米津氏、グリーン電力、水資源活用 ・みずほFG<8411>スイス社とサステナ金融も協業、超富裕層ビジネス ・曙ブレーキ工業<7238>再生計画にめど、既存借入金490億円完済 ・サンデン<6444>米で電動車空調受注、メキシコ生産検討 ・ブラザー工業<6448>ロボエンジと協業、5軸MCの自動化提案 ・川崎重<7012>欧に液化水素網、ダイムラーと供給所検討 ・日揮HD<1963>アブダビLNGプラントのEPC受注、年産480万トン2系列建設 ・クボタ<6326>原料供給装置開拓、買収の独社技術活用 ・パナソニックHD<6752>循環経済前提に家電設計、修理・耐久性向上 ・KDDI<9433>関東のサブ6エリア2.8倍、通信速度3倍 ・NEC<6701>AIで現場可視化、データ分析し業務改善支援 ・鹿島<1812>締め固め不要な高流動コンクリ、人員80%減 ・JFEHD<5411>JFEスチール、超高張力鋼板の曲げ返り抑制、車骨格に技術採用 ・清水建設<1803>コンテナに水素設備、製造・電池一式を収納 ・日本ガイシ<5333>改良版NAS電池を海外向け発売、低劣化・初期投資減 ・富士フイルム<4901>韓国の半導体材料工場を12月末稼働 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 4月機械受注(船舶・電力除く民需)(前月比予想:-3.0%、3月:+2.9%) <海外> ・11:00 中・5月鉱工業生産(前年比予想:+6.2%、4月:+6.7%) ・11:00 中・5月小売売上高(前年比予想:+3.0%、4月:+2.3%) 《ST》
関連銘柄 22件
1803 東証プライム
903.5
6/28 15:00
-1.7(%)
時価総額 712,423百万円
ゼネコン大手。不動産開発やインフラ運営、再エネなどの非建設分野にも力注ぐ。24.3期3Q累計は複数の大型工事で損失が生じて利益水面下に。受注は堅調。昨年末単体受注残は22年末比9%増の2兆1699億円に。 記:2024/04/15
1812 東証プライム
2,781.5
6/28 15:00
+4(%)
時価総額 1,470,457百万円
ゼネコン大手。超高層ビルに強み。海外不動産開発にも力注ぐ。24.3期3Q累計は土木・建築ともに堅調。不動産販売案件の売却も順調に進む。昨年末単体受注残は23年末比7%増の2兆803億円。配当性向3割目安。 記:2024/04/15
1963 東証プライム
1,260.5
6/28 15:00
-11.5(%)
時価総額 326,986百万円
プラント建設大手。海外LNG案件に強み。配当性向は30%目安。先端技術産業分野では基本設計役務、EPC役務などを複数受注。受託製造ケミカル触媒、脱硝触媒用原料は販売が堅調。24.3期3Q累計は大幅増収。 記:2024/03/05
2503 東証プライム
2,073
6/28 15:00
-13(%)
時価総額 1,894,722百万円
ビール2強の一角をなす酒類メーカー。清涼飲料も。傘下にワインのメルシャンや医薬品の協和キリン。海外は米国と豪州が柱。24.12期は酒類、飲料の増販を想定。昨夏買収の豪州サプリ会社も上乗せ。増収増益を計画。 記:2024/04/10
2768 東証プライム
3,909
6/28 15:00
+26(%)
時価総額 978,423百万円
ニチメン、日商岩井の経営統合で誕生した総合商社。金属・資源・リサイクルが主力。インフラ・ヘルスケア、化学、生活産業・アグリビジネス等も。配当性向30%程度目安。エッセンシャルインフラ等が戦略的強化領域。 記:2024/06/13
4183 東証プライム
4,440
6/28 15:00
+34(%)
時価総額 909,152百万円
大手総合化学メーカー。ライフ&ヘルスケア、モビリティ、ICTなど4事業を展開する。ケメガネレンズ材料やフォトマスク防塵カバーで世界シェアトップ。今期3Q累計は需要低迷が販売に影響した。子会社も売却した。 記:2024/04/14
3,762
6/28 15:00
+22(%)
時価総額 4,679,465百万円
富士フイルムグループの持株会社。デジカメや写真関連、医薬品製造開発受託、高機能材料、オフィス関連等を手掛ける。イメージング部門は堅調。デジタルカメラなどの販売が伸びる。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/02/25
5333 東証プライム
2,060
6/28 15:00
+2.5(%)
時価総額 653,700百万円
ガイシで世界首位。自動車排ガス浄化用セラミックスやNAS電池なども。24.3期3Q累計は自動車関連が堅調も半導体装置関連が足踏み。30年度迄にパワー半導体向け絶縁放熱回路基板の生産能力を2.5倍に増強へ。 記:2024/03/11
5411 東証プライム
2,315.5
6/28 15:00
+2.5(%)
時価総額 1,422,731百万円
国内2位の鉄鋼メーカー。鋼板を中心に多数の高付加価値製品を抱え、自動車用高級鋼板に強み。鉄鋼事業は販売価格の改善やコスト削減等で増益確保。エンジニアリング事業は黒字転換。24.3期3Q累計は増益。 記:2024/02/25
6326 東証プライム
2,250
6/28 15:00
+23(%)
時価総額 2,700,556百万円
農業機械で世界有数。ダクタイル鉄管や水処理システム、小型建機、芝刈り機、空調機器なども展開。フランスの農作業機器メーカーBCT社をグループ化。北米の住宅やインフラ開発需要を取入れ、23.12期は利益急伸。 記:2024/03/30
6444 東証スタンダード
171
6/28 15:00
-2(%)
時価総額 19,100百万円
自動車機器メーカー。カーエアコン用コンプレッサに強み。中国ハイセンス系傘下。高耐久仕様コンプレッサーの生産を開始。自動車生産台数の改善等により、23.12期通期は増収。24.12期は小幅増収見通し。 記:2024/04/14
6448 東証プライム
2,831
6/28 15:00
-50(%)
時価総額 742,348百万円
機械・ミシンメーカー。家庭用や工業用ミシンに加え、複合機やインクジェットプリンター、スキャナー製造、販売する。デジタル印刷機や工作機械等も。今期3Q累計の売上高は横ばいも、物流コストの減少により増益。 記:2024/03/07
6701 東証プライム
13,245
6/28 15:00
-330(%)
時価総額 3,613,898百万円
大手ITサービス会社。システム構築やコンサル、サポート等のITサービスと、テレコムサービスや航空宇宙防衛の社会インフラが柱。通信インフラで国内トップ。今期3Q累計はITサービスと航空宇宙防衛が堅調に推移。 記:2024/03/09
1,317
6/28 15:00
+3.5(%)
時価総額 3,231,993百万円
総合家電大手。家電、住設設備、FA機器、電池も。くらし事業では北米コールドチェーン、国内電材が増収。北米車載電池の増販、米国IRA補助金の計上等でエナジー部門は収益伸長。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/07
6966 東証プライム
6,285
6/28 15:00
+57(%)
時価総額 248,050百万円
リードフレームやプレス用金型、工作機械等を手掛ける。車載用モーターコアで世界トップシェア。超精密加工技術が強み。電機部品事業は好調。電動車向け駆動・発電用モーターコアは需要堅調。24.1期通期は2桁増収。 記:2024/04/16
7012 東証プライム
6,110
6/28 15:00
+91(%)
時価総額 1,026,003百万円
総合重機大手。二輪車や航空機、鉄道車両、造船、各種発電設備プラント、油圧機器・油圧装置等を手掛ける。ウェハ搬送ロボットで世界トップシェア。水素製品などに強み。メキシコ工場でオフロード四輪車の量産を開始。 記:2024/04/30
7238 東証プライム
171
6/28 15:00
-2(%)
時価総額 23,255百万円
大手ブレーキメーカー。自動車や自動二輪、鉄道車両用、産業機械用のブレーキや構成部品等を製造、販売。価格転嫁や生産性向上等で日本は大幅増益。北米は新型車向け製品等が売上貢献。24.3期3Qは大幅営業増益。 記:2024/02/23
7751 東証プライム
4,354
6/28 15:00
-22(%)
時価総額 5,807,204百万円
精密機器大手。オフィス複合機やレンズ交換式カメラ、FPD露光装置などで世界トップシェア。バランスの取れた事業構造が強み。海外売上高比率は7割超。グラフィックアート向け大判プリンター3機種を新発売。 記:2024/04/30
8053 東証プライム
4,017
6/28 15:00
+70(%)
時価総額 5,027,565百万円
総合商社大手。1919年設立。メディアなどの非資源に強み。SCSK、食品スーパーのサミットなどを傘下に持つ。中計では27.3期純利益6500億円目標。鉄鋼事業では米国、鉄鋼GX等の新領域での事業拡大図る。 記:2024/06/09
3,358
6/28 15:00
+59(%)
時価総額 8,526,802百万円
3メガ銀の一角。傘下に銀行、信託、証券など。連結総自己資本比率は15.97%。配当性向40%は目安。特定取引収益は伸び悩むが、貸出金利息は伸長。役務取引等収益なども増加。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/03/30
9433 東証プライム
4,254
6/28 15:00
+33(%)
時価総額 9,801,982百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9984 東証プライム
10,390
6/28 15:00
+255(%)
時価総額 17,901,492百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17