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個人投資家・有限亭玉介:データセンター関連株の人気は継続見通し!イマ注目する株とは?【FISCOソーシャルレポーター】

2024/5/12 10:00 FISCO
*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:データセンター関連株の人気は継続見通し!イマ注目する株とは?【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ----------- ※2024年5月6日14時に執筆 円安も相まって、外資IT企業が続々と日本のデータセンターへ巨額投資を発表しております。米国金利などを発端に地合いが悪化している株式市場で、この好材料がどのタイミングで株価に織り込まれるのか、あるいは既に織り込み済みなのか…注視したいところですねぇ。 改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。 これだけ外資が日本にデータセンター関連の設備投資を行っている背景には、ガバメントクラウド(政府クラウド)の存在があるようです。全国の自治体でコスト削減やサービスを標準化できるよう、デジタル庁がITインフラの構築に邁進中というわけですな。 マイクロソフト、アマゾン、オラクル、グーグルなど名だたる有名企業が日本への投資を発表しております。専門家の意見では、外資系企業のクラウドを活用する事で全国自治体のコスト削減に繋がるのかは懐疑的なようですが、デジタル庁をはじめ日本政府が投資を呼び込むという意味では投資家として歓迎すべき事でしょう。 それに加えて、以前から言われているようにAIの需要拡大によるデータセンターへの投資も活発化しております。これから多くのデータセンターが建設されるのであれば、データセンターを構成する部品や保守・管理まであらゆる企業に思惑がありそうですねぇ。ガバメントクラウドに関連するニュースも引き続き追っていきたいところです。 直近の相場はまだ安心はできないものの、ボラティリティの高さに慣れてきた印象もあります。それでも、◯◯ショックと名前が付くほどの暴落ではありませんでした。日経平均が25日線・75日線を上抜けば強気ムードに転換するか…。さて今回は、テーマ性にもさらなる熱を帯びてきているデータセンター関連をチェックして参りますよ。 まず外せないのが、昨年「ガバメントクラウド整備のためのクラウドサービス」に認定された折にもご紹介したさくらインターネット<3778>ですねぇ。政府クラウドに関連した政府からの補助金の思惑もあり、25年3月期は過去最高益を更新する見通しです。同じくデータセンター運営のブロードバンドタワー<3776>も、直近の決算で業績改善しておりますし、出遅れとしても人気化なるかと注視中です。 データセンターでのネットワーク・クラウドサービスを手掛ける東計電算<4746>も、底堅いチャートで5月7日の決算発表後も注視ですな。独立系データセンター大手のアイネット<9600>も業績好調。直近のチャート(日足)は軟調ながら、底を打って切り返すか。新たなデータセンター建設の報道で、短期資金が流入する可能性もありそうです。 4月23日の上方修正が好感されたフリービット<3843>は、5Gも含めたIoTインフラ網構築において思惑があり、業績も過去最高益の水準です。チャート(日足)は落ち着いており、PERも割安で監視中。 昨年8月にもご紹介しておりますねぇ。フリービットと同様に、受変電設備・開閉装置などの電設・インフラ網を手掛ける正興電機製作所<6653>は好調な業績を背景にチャートも右肩上がりです。株価にもまだ過熱感が出てきていないところを見るとまだ上値を追う事になるでしょうか。 直近IPOからは、製造業向けにAIを用いたシステムやDXコンサルティングを提供するVRAIN Solution<135A >です。AI関連として物色されている同社は、4月15日の決算は好調ながら売りを浴びて底値圏での推移となっています。同社に限らずハイテク・グロース株への売り圧力は異常な気もしますので、バーゲン価格で拾える可能性もありそうです。 最後はMVNOやGPS管理のほかAI、ドローン、半導体製造装置関連としても注目されるFIG<4392>です。昨年11月の高値372円を上回って、上昇トレンドに乗っておりますな。テーマ性も豊富で業績好調ですので、どこまで下値を切り上げるか監視です。 さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。 ---- 執筆者名:有限亭玉介 ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず 《TY》
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3776 東証スタンダード
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時価総額 206,104百万円
データーセンター運営会社。国内有数規模のデータセンターを自社所有。双日の持分法適用会社。クラウドインフラストラクチャーサービスは成長。24年1月から生成AI向けGPUクラウドサービスの提供を開始。 記:2024/06/07
3843 東証プライム
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時価総額 32,639百万円
ISP向け事業支援サービスや個人向けモバイル通信関連サービス、インターネットマーケティング等を手掛ける。特許取得技術など独自技術が強み。アルプスアルパインと資本業務提携。27.4期営業利益80億円目標。 記:2024/08/23
4392 東証プライム
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時価総額 9,222百万円
モバイルクリエイト、REALIZE(旧・石井工作研究所)などを傘下に収める持株会社。大分県大分市に本社。IP無線システム、半導体・自動車関連製造装置等を手掛ける。マルチメディアシステムの市場開拓推進。 記:2024/08/26
4746 東証スタンダード
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ソフトウェア開発、システム運用、ファシリティサービスの情報処理・ソフトウェア開発業務が主力。ハードウェアの機器販売業務、各種事務用機器のリース等も。ソフトウェア開発業務の採算性改善などに取り組む。 記:2024/10/11
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発電・変電設備や監視制御システム、配電用機器等の電力部門、水処理監視制御システムや受配電設備等の環境エネルギー部門が柱。1921年創業。電力部門は総合制御所向け制御システム、スマート保安システム等が順調。 記:2024/08/01
9600 東証プライム
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時価総額 27,254百万円
情報処理サービス、システム開発サービスが主力のIT企業。石油関連顧客が多い。金融や小売、宇宙開発向けでも実績。自社データセンターの安全性に定評。総還元性向40%以上目処。情報処理サービス事業の拡大に注力。 記:2024/06/04