マーケット
7/26 15:15
37,667.41
-202.10
40,589.34
+654.27
暗号資産
FISCO BTC Index
7/27 10:27:18
10,436,579
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

注目銘柄ダイジェスト(前場):カゴメ、日東電、QPS研究所など(訂正)

2024/1/31 8:36 FISCO
*08:36JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):カゴメ、日東電、QPS研究所など(訂正)   カゴメ<2811>:3529円(+386円) 大幅反発。持分法適用関連会社である米Ingomar Packingの株式50%を追加取得し、連結子会社すると発表している。Ingomar社は年間約155万トンのトマトを加工し、その量は米国で第2位、世界全体でも第4位の規模を誇るもよう。24年12月期以降、連結業績の水準が引き上がるとの見方が優勢。一段の関係強化に伴う米国事業のさらなる成長なども想定される状況になっているようだ。 日立建機<6305>:4011円(-86円) 反落。先週末に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は389億円で前年同期比13.8%増となり、上半期の同55.5%増からは増益率鈍化も、大きなサプライズはないもよう。一方、通期計画は従来の1560億円から1570億円に上方修正、市場コンセンサスは1700億円程度であり、修正幅が限定的にとどまったことはネガティブに捉えられている。子会社において事業売却に伴う一過性の構造改革費用を約140 億円追加計上するようだ。 日東電<6988>:11850円(+595円) 大幅反発。先週末に第3四半期の決算を発表、10-12月期営業利益は479億円で前年同期比5.3%増となり、上半期の同30.1%減から増益に転じている。市場予想も30億円程度上振れたとみられる。中華スマホ向け情報テープなどが想定以上であった。通期計画の1400億円、前期比4.9%減は据え置いているが、上振れ確度は高まる方向となっている。また、発行済み株式数の2.1%、300億円を上限とする自己株式の取得実施発表もポジティブ視。 信越化<4063>:5723円(-17円) 続落。先週末に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は1776億円で前年同期比34.7%減となり、1950億円程度の市場コンセンサスを下振れ。在庫評価減が発生したことが下振れ要因で、それを除けば大きなサプライズはないとみられる。ただ、通期予想は7000億円で前期比29.9%減を据え置き。コンセンサスは7700億円程度であり、保守的とはみられるものの、上方修正がなされなかったことは売り要因となっているもよう。 ファナック<6954>:4415円(+115円) 大幅反発。先週末に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は409億円で前年同期比22.1%減となり、通期予想は従来の1219億円から1322億円、前期比30.9%減に上方修正している。安川電機の決算などからも期待感は高まっていなかったため、買い安心感が先行する展開となっている。なお、10-12月期受注高は1655億円で前四半期比2%減、中国はじめ低調推移継続だが、ボトムは意識される形にも。 データセク<3905>:571円(+2円) 3日続伸。第三者割当で新株223万株と行使価額固定型の新株予約権1万4880個(潜在株式数148万8000株)を発行すると発表している。調達資金の計約14.8億円は、M&A及び資本・業務提携に関わる資金・費用に充当する。発行済株式総数(1495万7851株)に対する新株数と潜在株式数を合算した総株式数の割合が24.86%に達することから、株式価値の希薄化懸念で売り先行も切り返す展開に。 QPS研究所<5595>:1470円(+251円) 大幅に続伸。24年5月期第2四半期決算説明会の動画・書き起こしを公開し、市來敏光副社長COOが黒字化のタイミングについて「稼働機数が8機くらいになってくると明らかに利益が出る。24年度に商用機が少なくとも8機に達していれば、恐らくそこに至るまでのどこかで黒字化する」と述べ、買い手掛かりとなっている。また、「今期の第2四半期も黒字化しており、黒字化はそれほど遠い先の話ではない」との考えを示したことも好感されているようだ。 《ST》
関連銘柄 7件
2811 東証プライム
3,360
7/26 15:00
-4(%)
時価総額 317,073百万円
トマト加工品中心の国内加工食品事業が柱。1899年創業。トマトケチャップやトマトジュース、野菜果実ミックスジュースで国内トップシェア。総還元性向40%目指す。食品カテゴリーは焼きケチャップ等の販促を強化。 記:2024/07/01
3905 東証グロース
1,505
7/26 15:00
-53(%)
時価総額 25,868百万円
テキスト解析技術及びAI開発技術を軸にビッグデータから得られる情報の分析サービスを行う。AI・システム開発事業、ソーシャルメディア分析事業が基盤。バルクHDとのAI・サイバーセキュリティ分野で協業を開始。 記:2024/07/05
4063 東証プライム
6,304
7/26 15:00
+74(%)
時価総額 12,760,071百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。希土類磁石は車載市場などへの拡販に取り組む。配当性向は中長期的に40%目指す。 記:2024/05/16
5595 東証グロース
1,624
7/26 15:00
-19(%)
時価総額 56,840百万円
小型SAR衛星の開発製造や運用、SAR画像データの販売等を行う。展開式パラボラアンテナの開発で低コスト化に成功。国内官公庁向け販売比率が高い。小型SAR衛星QPS-SAR7号機は24年4月に打上げ完了。 記:2024/05/12
6305 東証プライム
4,161
7/26 15:00
+25(%)
時価総額 895,094百万円
総合建設機械メーカー。ミニショベルや油圧ショベル等のほか、リジッドダンプトラックなど鉱山現場向け製品も。純国産技術による機械式ショベルを国内で初めて開発。超大型油圧ショベルの拡販など米州事業の拡大図る。 記:2024/04/30
6954 東証プライム
4,097
7/26 15:00
+67(%)
時価総額 4,136,114百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。FA部門はCNCシステムが伸び悩む。24.3期3Q累計はサービス部門が増収。 記:2024/04/07
6988 東証プライム
12,825
7/26 15:00
+100(%)
時価総額 1,920,646百万円
包装材料・半導体関連材料・光学フィルム等を製造。液晶用光学フィルム、自動車用表面保護フィルム等で世界首位。24.3期3Qはインダストリアルテープの収益が堅調。ハイエンドスマホ向け組み立て用部材は需要増。 記:2024/04/07