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前場に注目すべき3つのポイント~きっかけ待ちのなか、押し目狙いのスタンス~

2023/11/29 8:47 FISCO
*08:47JST 前場に注目すべき3つのポイント~きっかけ待ちのなか、押し目狙いのスタンス~ 29日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■きっかけ待ちのなか、押し目狙いのスタンス ■CYBOZU、23/12上方修正 営業利益 27.33億円←23.76億円 ■前場の注目材料:ファナック、500kg可搬ロボ開発、EV生産の多様化に対応 ■きっかけ待ちのなか、押し目狙いのスタンス 29日の日本株市場は、引き続きこう着の強い相場展開が見込まれる。28日の米国市場はNYダウが83ドル高、ナスダックは40ポイント高だった。アドビ集計のデータによるとネット通販の大型セール「サイバーマンデー」で1日の売上高として過去最高を記録したことが報じられ、相場を押し上げた。さらに、米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事が利下げの可能性に言及すると、米長期金利の低下につながり買いに向かわせた。シカゴ日経225先物清算値(12月限)は、大阪比90円安の33290円。円相場は1ドル147円40銭台で推移している。 米国市場は上昇したものの、シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売り先行で始まることになりそうだ。サイバーマンデーの好調は前日の段階で織り込まれており、改めて評価する動きは限られそうである。また、半導体のマイクロン・テクノロジーは四半期決算で見通しを上方修正したが、運営コストの上昇を警告し売られており、ハイテク株への利益確定に向かわせやすい。年末高を意識したスタンスながら、足もとでのこう着に対して、いったん利益を確定しておきたい動きが入りやすい水準と考えられる。 きっかけ待ちのなか、押し目狙いのスタンスに向かわせやすいだろう。日経平均は高値もち合いを継続しているが、昨日の下落でボリンジャーバンドの+1σを下回る場面も見られており、同水準での底堅さを見極めたいところであろう。+1σを明確に下回ってくるようだと、利益確定を急がせる動きにも向かいやすいところである。また、円相場が1ドル147円台前半で推移するなど円高に振れてきており、輸出関連なども手掛けづらくさせそうである。積極的に売りを仕掛けてくる流れはなさそうだが、押し目買いの勢いも鈍るなか、じり安基調が警戒される。 そのため、物色の流れとしては個人主体の材料株に向かいやすく、来年のテーマを意識した物色のほか、相対的に出遅れている中小型株での短期的な値幅取り狙いの流れとなりそうだ。物色対象が広がりづらいなか、より強い基調の銘柄に資金が集中しやすい需給状況である。 ■CYBOZU、23/12上方修正 営業利益 27.33億円←23.76億円 CYBOZU<4776>は2023年12月期業績予想の修正を発表。営業利益を23.76億円から27.33億円に上方修正した。売上予測と投資予定費用の見直しを行ったため、売上高については、クラウド関連事業の売上高が堅調に推移しているものの、積上げ額が当初想定より少なかったため、前回発表予想と比べ減収となる見通し。利益項目については、各段階利益は前回予想を上回る見込みとなった。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(35416.98、+83.51) ・ナスダック総合指数は上昇(14281.76、+40.73) ・VIX指数は横ばい(12.69、0.00) ・米原油先物は上昇(76.41、+1.55) ・米長期金利は低下 ・活発な自社株買い ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・ファナック<6954>500kg可搬ロボ開発、EV生産の多様化に対応 ・第一三共<4568>国産初のコロナワクチン来月供給 ・三菱電機<6503>独社に出資、工作機械向けソフト開発強化 ・三井化学<4183>石化関連事業を再構築、他社と連携推進 ・日本製鉄<5401>社内起業第1号、中小製造の老朽設備支援 ・神戸鋼<5406>CBで500億円調達、脱炭素化に投資 ・トヨタ自<7203>新興国向け戦略車、タイで受注開始、ニーズ合わせカスタム ・SMC<6273>協働ロボ用製品拡充、電動グリッパー薄型化 ・クボタ<6326>水道管工事のDX加速、図面変更、各工程と連携 ・ホシザキ<6465>自然冷媒の製品拡充、横型冷蔵庫などに採用 ・NTT<9432>スカパーJSATなどと、アマゾンと衛星通信で協業 ・SCREEN<7735>京都FGと連携、供給網の持続可能性を向上 ・マクニカHD<3132>グローセルにTOB、半導体の販売拡大 ・TIS<3626>フィナンシェと、暗号資産資金調達を支援 ・楽天グループ<4755>AI基盤を来年以降提供、米オープンAI協力 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・10:30 安達日銀審議委員あいさつ <海外> ・09:30 豪・10月消費者物価指数(前年比予想:+5.2%、9月:+5.6%) ・10:00 NZ準備銀行が政策金利発表(5.50%に据え置き予想) 《ST》
関連銘柄 16件
6,783
6/26 15:00
+78(%)
時価総額 427,539百万円
大手エレクトロニクス商社。マクニカを中核に、集積回路や電子デバイス、ネットワーク機器、セキュリティ製品等を提供する。今期3Q累計は半導体が堅調に推移した。ネットワーク事業は国内外で好調が持続した。 記:2024/04/08
3626 東証プライム
3,096
6/26 15:00
+8(%)
時価総額 777,594百万円
独立系総合ITサービス会社。広域ITソリューション、産業IT等を展開。クレジットカードなど金融向けに強み。ビジネスパートナーは3000社超。オファリングサービスは順調。27.3期売上高6200億円目標。 記:2024/06/13
4183 東証プライム
4,356
6/26 15:00
-19(%)
時価総額 891,952百万円
大手総合化学メーカー。ライフ&ヘルスケア、モビリティ、ICTなど4事業を展開する。ケメガネレンズ材料やフォトマスク防塵カバーで世界シェアトップ。今期3Q累計は需要低迷が販売に影響した。子会社も売却した。 記:2024/04/14
4568 東証プライム
5,652
6/26 15:00
+94(%)
時価総額 11,004,636百万円
製薬大手。生活習慣病や感染症、循環器領域に強み。がん領域に傾注し、HER2抗体薬物複合体「エンハーツ」に注力。麻しん・おたふくかぜ・風しん3種混合ワクチンの製造販売承認を申請。3Q累計は大幅営業増益。 記:2024/03/29
4755 東証プライム
846.9
6/26 15:00
-1.1(%)
時価総額 1,745,469百万円
国内最大のネットショッピングモール「楽天市場」を中心に、クレジットカード、銀行、証券、モバイルをグループ展開。インターネットサービスは堅調。販促奏功で国内ECは取扱高が拡大。23.12期通期は増収。 記:2024/02/25
4776 東証プライム
2,022
6/26 15:00
-18(%)
時価総額 106,677百万円
業務アプリ構築クラウドサービス「kintone」、中小企業向けグループウェア「サイボウズOffice」などを提供。クラウド関連事業は売上好調。23.12期通期は収益伸長。24.12期は2桁増収計画。 記:2024/04/16
5401 東証プライム
3,385
6/26 15:00
-10(%)
時価総額 3,216,837百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。製鉄部門は増収。システムソリューション部門は堅調。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/02/25
5406 東証プライム
1,970
6/26 15:00
-10(%)
時価総額 780,802百万円
1905年創業の鉄鋼大手。鋳鍛鋼製品等の素形材、製鉄プラント等のエンジニアリング、油圧ショベル等の建設機械、電力事業等も手掛ける。等方圧加圧装置で世界トップシェア。鉄鋼部門では引き続き価格転嫁を推進。 記:2024/06/18
6273 東証プライム
76,870
6/26 15:00
+610(%)
時価総額 5,178,655百万円
空気圧制御システムメーカー。空圧機器、自動制御機器、各種濾過装置を製造。エア漏れ可視化技術に定評。国内外で製品供給体制の強化図る。半導体業界向け販売は足踏み。販管費は増加。24.3期3Qは業績伸び悩む。 記:2024/04/09
6326 東証プライム
2,256.5
6/26 15:00
-38.5(%)
時価総額 2,708,357百万円
農業機械で世界有数。ダクタイル鉄管や水処理システム、小型建機、芝刈り機、空調機器なども展開。フランスの農作業機器メーカーBCT社をグループ化。北米の住宅やインフラ開発需要を取入れ、23.12期は利益急伸。 記:2024/03/30
6465 東証プライム
5,118
6/26 15:00
+9(%)
時価総額 741,414百万円
業務用厨房機器メーカー。全自動製氷機や冷凍冷蔵庫、食器洗浄機に強み。M&Aを活用して海外拡大。24.12期は今年3月連結化のトルコ社の貢献を想定。国内で値上げ効果も出る見通し。営業外の為替差益は見込まず。 記:2024/04/08
6503 東証プライム
2,524.5
6/26 15:00
-14.5(%)
時価総額 5,420,611百万円
総合電機大手。FA機器や自動車機器、昇降機、パワー半導体に強み。鉄道車両機器なども。24.3期3Q累計はFA機器が低調。だが自動車機器やインフラ関連が好調で増収増益に。4Qにルネサス株売却特益を計上予定。 記:2024/04/12
6954 東証プライム
4,368
6/26 15:00
+45(%)
時価総額 4,409,701百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。FA部門はCNCシステムが伸び悩む。24.3期3Q累計はサービス部門が増収。 記:2024/04/07
7203 東証プライム
3,276
6/26 15:00
-20(%)
時価総額 53,447,897百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
15,270
6/26 15:00
+310(%)
時価総額 1,551,279百万円
大手半導体製造装置メーカー。ウェーハ洗浄装置やコータ・デベロッパ、熱処理装置などを手掛け、洗浄装置で世界トップシェア。枚葉式洗浄装置「SU-3400」が日経産業新聞賞を受賞。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/03/24
9432 東証プライム
151.3
6/26 15:00
+0.4(%)
時価総額 13,700,263百万円
国内最大の通信会社。傘下にNTT東西、NTTドコモ、NTTデータなど。グローバル事業を強化。総合ICT事業は増収。通信端末機器販売収入、システムインテグレーションサービス収入が増加。24.3期3Qは増収。 記:2024/04/14