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前日の急落の反動から自律反発を狙った買いが優勢【クロージング】

2023/10/27 16:01 FISCO
*16:01JST 前日の急落の反動から自律反発を狙った買いが優勢【クロージング】 27日の日経平均は大幅反発。389.91円高の30991.69円(出来高概算13億8000万株)で取引を終えた。前日の大幅な下落に対する自律反発を狙った買いが優勢となったほか、香港や上海などアジア市場の株高や時間外取引での米国株価指数先物の上昇が投資家心理を上向かせ、買い戻しの動きが強まった。日経平均は前引けにかけて上げ幅を広げ、31081.48円まで上昇した。午後に入ると、来週に予定される日米の金融政策決定会合の結果や、中東情勢の動向なども気がかりで次第に模様眺めムードが広がり、31000円を挟んでのもみ合いが続いていた。 東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が1500を超え、全体の9割超を占めた。セクター別では、医薬品と電気ガスの2業種を除く31業種が上昇。海運、鉱業、非鉄金属、金属製品の上昇が目立っていた。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、信越化<4063>、中外薬<4519>が堅調だった。半面、武田<4502>、キヤノン<7751>、日立建機<6305>、ソニーG<6758>、エーザイ<4523>が軟化した。 前日の米国市場は、メタ・プラットフォームズなどテック株などが売られ、主要株価指数は下落した。しかし、東京市場では材料視されず、前日の急激な下げの反動から値がさハイテク株中心に幅広い銘柄に買いが先行して始まった。また、市場予想を超える業績好調が確認された米インテルやアマゾン・ドット・コムが時間外取引で上伸していることも支援材料となり、半導体関連株などを買い戻すきっかけにつながったようだ。さらに、決算を受けてあく抜け感が広がった富士通<6702>が急伸したほか、市場予想上回る決算を発表した日東電工<6988>など決算内容を受けた個別材料株物色も活発だった。 日経平均はひとまず反発する形にはなったが、先行き懸念は依然として残っている。中東情勢がこの週末に一段と緊迫する可能性があるほか、国内主要企業の業績動向も気がかりだ。さらに来週30日からは日銀の金融政策決定会合、31日からは米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えている。国内では金融政策の修正観測への思惑が強まっているほか、米国では今回は据え置き見通しだが、年内にあと1回の利上げがあるのかなど、当局の発言内容を確認したいと見ている投資家も多い。 《CS》
関連銘柄 12件
4063 東証プライム
6,083
5/20 15:00
+243(%)
時価総額 12,312,740百万円
大手総合化学メーカー。塩化ビニル樹脂や苛性ソーダ、シリコンウエハ、機能材料を手掛ける。塩化ビニル樹脂等で世界首位。希土類磁石は車載市場等への拡販図る。24.3期3Q累計は自動車用入力デバイスが堅調維持。 記:2024/02/02
4502 東証プライム
4,165
5/20 15:00
+35(%)
時価総額 6,590,175百万円
製薬最大手。糖尿病治療薬のピオグリタゾン、消化性潰瘍治療剤のランソプラゾールなどを展開。希少疾患部門は売上増。フォン・ヴィレブランド病治療剤「ボンベンディ」は米国で需要増。24.3期3Q累計は増収。 記:2024/02/10
4519 東証プライム
5,036
5/20 15:00
+29(%)
時価総額 8,455,736百万円
大手医療用医薬品メーカー。がん領域で国内トップシェア。がんや免疫疾患、神経疾患、血液疾患の領域を中心に医薬品を開発し、血友病治療薬「ヘムライブラ」に注力。新型コロナ治療薬が一巡し、23.12期は足踏み。 記:2024/02/29
4523 東証プライム
6,655
5/20 15:00
-124(%)
時価総額 1,973,653百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。アメリカス医薬品事業は堅調。レンビマの売上が伸びる。販管費減。24.3期2Qは大幅営業増益。 記:2024/01/16
6305 東証プライム
4,520
5/20 15:00
+92(%)
時価総額 972,320百万円
総合建設機械メーカー。油圧ショベルなどの建設機械で国内2位。世界でも上位。鉱山機械も。米州事業の拡大等に取り組む。中国は販売伸び悩むが、米州やアジア・大洋州等は販売堅調。24.3期2Qは2桁増収増益。 記:2024/01/16
6702 東証プライム
2,333.5
5/20 15:00
-27(%)
時価総額 4,832,931百万円
国内最大、世界有数のITサービス企業。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。24.3期2Qは小幅増収。サービスソリューションが売上下支え。コンサル等の需要が拡大。 記:2024/01/16
6758 東証プライム
13,065
5/20 15:00
-35(%)
時価総額 16,476,036百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や半導体画像センサに強み。モバイル機器向けイメージセンサーは販売数量が伸びる。映画分野は劇場興行収入などが増加。金融ビジネス収入は大幅増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/22
6988 東証プライム
12,305
5/20 15:00
+85(%)
時価総額 1,842,772百万円
包装材料・半導体関連材料・光学フィルム等を製造。液晶用光学フィルム、自動車用表面保護フィルム等で世界首位。24.3期3Qはインダストリアルテープの収益が堅調。ハイエンドスマホ向け組み立て用部材は需要増。 記:2024/04/07
7751 東証プライム
4,392
5/20 15:00
+61(%)
時価総額 5,857,887百万円
カメラ、複合機大手。レーザープリンターやデジカメで世界首位。光学技術に強み。レンズ交換式デジタルカメラはミラーレスカメラの新製品中心に堅調。ネットワークカメラ等も需要増。23.12期3Qは増収増益。 記:2024/01/16
8035 東証プライム
36,340
5/20 15:00
+250(%)
時価総額 17,139,143百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9983 東証プライム
41,360
5/20 15:00
+350(%)
時価総額 13,161,621百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
8,312
5/20 15:00
-238(%)
時価総額 14,321,194百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10