マーケット
9/6 15:15
36,391.47
-265.62
40,345.41
-410.34
暗号資産
FISCO BTC Index
9/8 9:02:40
7,722,577
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~中小型株などでの短期的な値幅取り狙いの動き~

2023/9/25 8:53 FISCO
*08:53JST 前場に注目すべき3つのポイント~中小型株などでの短期的な値幅取り狙いの動き~ 25日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■中小型株などでの短期的な値幅取り狙いの動き ■平和堂、24/2上方修正 営業利益 130億円←68億円 ■前場の注目材料:日清紡HD、日清紡ブレーキ、欧新環境規制対応のブレーキ用摩擦材開発 ■中小型株などでの短期的な値幅取り狙いの動き 25日の日本株市場は、先週の下げに対する自律反発が意識されそうだ。22日の米国市場はNYダウが106ドル安、ナスダックは12ポイント安だった。9月のサービス業や総合PMI速報値の悪化を嫌気しダウは下落。米連邦準備制度理事会(FRB)高官のタカ派発言を受けて終盤にかけて軟化したものの、半導体株の一角が買われており、ナスダックは小幅な下げだった。シカゴ日経225先物清算値(12月限)は、大阪比5円安の32265円。円相場は1ドル148円30銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、小じっかりで始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで25日、75日線に上値を抑えられたものの、先週末の終値水準での底堅さが見られた。米国市場の下落影響はあるだろうが、日経225先物は先週末に一時節目の32000円を割り込んだこともあり、いったんは自律反発が意識されそうだ。 もっとも、今週は中間期末による需給要因の影響のほか、日経平均の定期入れ替えに伴うリバランスの動きが意識されやすい。定期入れ替えでは新規採用銘柄の価格が大きいことから、除外銘柄の売りに加えて、他の採用銘柄を幅広く売ることが見込まれている。そのため、需給イベントの影響を避ける流れから、中小型株などでの短期的な値幅取り狙いの動きに向かわせそうだ。 また、本日はジェイ・イー・ティ<6228>が東証スタンダードに上場する。26日に2社、27日に2社のIPOが予定されている。先週のIPO銘柄の堅調な推移が見られたこともあり、個人主体の資金が向かいやすいだろう。全体としては需給イベントの影響からこう着感が強まるなか、個人主体の売買が中心になりそうである。 ■平和堂、24/2上方修正 営業利益 130億円←68億円 平和堂<8276>は2024年2月期業績予想の修正を発表。営業集積は4200億円から2470億円、営業利益を68億円から130億円に上方修正した。新型コロナウイルス感染症の位置づけ移行に伴う制限緩和を受けて、外出需要回復や客数増加、継続的な物価上昇による一品単価上昇により営業収益が想定を上回った。また、販売管理費において、光熱費は使用量削減の取り組みや燃料調整費が想定ほど上昇しなかったことに加え、広告宣伝費の効果的運用などにより当初予想を下回ったため。 ■前場の注目材料 ・活発な自社株買い ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・日清紡HD<3105>日清紡ブレーキ、欧新環境規制対応のブレーキ用摩擦材開発 ・王子HD<3861>丸紅など10社で、森林経営で世界連合、自然資本会計で提言 ・豊田合成<7282>英から撤退、欧州事業チェコに集約 ・三井物産<8031>台湾洋上風力に参画、2600億円拠出 ・伊藤忠<8001>アイルランド社と舶用アンモニア供給網構築 ・三菱重<7011>岩谷産業と車載型水素ステーション開発 ・東京電力HD<9501>シンガポール社と太陽光事業、アジア太平洋地域6カ国 ・石油資源開発<1662>インドネシアでCCS構築、SKKミガスと覚書 ・エア・ウォーター<4088>インドで産業ガス供給受注、国営製鉄所向け ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 11件
1662 東証プライム
5,360
9/6 15:00
-50(%)
時価総額 306,351百万円
石油開発最大手。日本政府が筆頭株主。北海道、秋田県、山形県、新潟県に油ガス田を保有。E&P事業は売上伸長。北米、中東における原油販売量の増加が寄与。増収効果や販管費の減少により、24.3期3Qは営業増益。 記:2024/04/09
3105 東証プライム
927.1
9/6 15:00
-11.3(%)
時価総額 156,791百万円
日清紡ブレーキ、日清紡メカトロニクス、日清紡ケミカル、日本無線等を傘下に持つ持株会社。1907年に紡績会社として創業。経営資源の重点投入により、無線・通信及びマイクロデバイス事業を軸にした成長加速図る。 記:2024/07/29
3861 東証プライム
574.2
9/6 15:00
-2.7(%)
時価総額 582,458百万円
国内製紙最大手。段ボール原紙や家庭紙、紙おむつ等の生活産業資材が主力。特殊紙や感熱紙などの機能材、資源環境ビジネス等も手掛ける。配当性向30%目安。生活産業資材は東南アジア、オセアニアの事業拡大に注力。 記:2024/06/15
4088 東証プライム
1,998
9/6 15:00
-14.5(%)
時価総額 459,050百万円
産業ガス大手。化学品、医療、LPガス、飲料、食品、物流などに多角化。高純度薬品や特殊ケミカル供給機器などは販売拡大。アグリ&フーズ部門は価格改定やM&A効果などで堅調。24.3期3Q累計は2桁増益。 記:2024/03/31
6228 東証スタンダード
1,562
9/6 15:00
-9(%)
時価総額 21,040百万円
半導体洗浄装置メーカー。岡山県浅口郡に本社。リチウムイオン電池検査装置の販売等も行う。中国や韓国、台湾中心に拠点網構築。海外売上比率が高い。テクニカルセンターを活用した中国市場における拡販などを図る。 記:2024/08/10
7011 東証プライム
1,712
9/6 15:00
-65(%)
時価総額 5,775,685百万円
国内最大の総合重機械メーカー。火力発電プラントで世界トップクラス。造船事業や米ボーイング向け機体製造等も。エナジー部門は受注好調。原子力発電システムの受注増などが寄与。24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/04/08
7282 東証プライム
2,489.5
9/6 15:00
-32(%)
時価総額 323,812百万円
合成樹脂やゴム製品が主力のトヨタ系自動車部品メーカー。内外装部品やセーフティシステムなどを展開。顧客の生産台数増加などで日本は大幅増益。欧州・アフリカは増版効果などで黒字転換。24.3期3Qは収益伸長。 記:2024/04/08
8001 東証プライム
7,530
9/6 15:00
+50(%)
時価総額 11,934,222百万円
大手総合商社。繊維や機械、金属、エネルギー、化学、食料、住生活など、8カンパニー制で事業展開。ビッグモーターの事業を継承。今期3Q累計はエネルギーや化学品、金属が足踏みも、食料が回復、住生活が堅調だった。 記:2024/03/31
8031 東証プライム
2,878.5
9/6 15:00
-11.5(%)
時価総額 8,714,333百万円
大手総合商社。鉄鉱石や原油・LNGなど資源分野に強み。機械・インフラ、化学品、生活産業などの事業を多角的に展開。インドネシアのパイトン発電事業の持分売却は完了。中計では26.3期当期利益9200億円目標。 記:2024/06/04
8276 東証プライム
2,465
9/6 15:00
+37(%)
時価総額 129,526百万円
滋賀県地盤の総合スーパー。「アル・プラザ」や「フレンドマート」などを展開。飲食店・アミューズメント施設の運営、惣菜等の製造・販売も。グループ店舗数は370店舗超。重点エリアへの出店拡大等に取り組む。 記:2024/08/12
678.9
9/6 15:00
+19(%)
時価総額 1,091,005百万円
電力事業を行う東京電力グループの事業持株会社。福島第一原発の廃炉作業や賠償・除染事業に重点。電気代の値上げは寄与するが、原油高や節電進み環境厳しい。柏崎刈羽原子力発電所7号機は再稼働の時期を見通せず不透明。 記:2024/07/13