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前場に注目すべき3つのポイント~決算を手掛かりとした個別での対応に~

2023/8/4 8:43 FISCO
*08:43JST 前場に注目すべき3つのポイント~決算を手掛かりとした個別での対応に~ 4日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■決算を手掛かりとした個別での対応に ■花王、23/12下方修正 営業利益600億円←1200億円 ■前場の注目材料:三菱UFJ、グループ会社の銀行、米地銀大手に1300億円追加出資 ■決算を手掛かりとした個別での対応に 4日の日本株市場は、売り一巡後の底堅さを見極める相場展開になりそうだ。3日の米国市場はNYダウが66ドル安、ナスダックは13ポイント安だった。金利上昇が警戒されているなか、売り優勢の展開だった。7月の米ISM非製造業景況指数やサービス業PMIが予想を下回ったことも売り材料となり、軟調推移となった。しかし、米雇用統計や主要ハイテク企業の決算を控えて様子見気配も強く、下値も限定的。シカゴ日経225先物清算値は、大阪比250円安の31930円。円相場は1ドル142円40銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、売り先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションの開始早々に31660円まで売られる場面が見られた。その後は下げ幅を縮めているが、32000円辺りでの戻り待ちの売り圧力は警戒されやすいだろう。そのため、売り一巡後の底堅さを見極めつつ、短期的なリバウンド狙いにとどまりそうである。 なお、米国市場の取引終了後に決算を発表したアップルは時間外取引で下落した一方で、アマゾン・ドット・コムは7%を超える上昇を見せており、指数インパクトの大きい値がさ株への下支えになりそうである。足もとでは日経平均型の売りが目立っていることもあり、NT倍率の低下傾向も目立つ。NT倍率は200日線水準まで低下してきたこともあり、NTショート(日経平均売り・TOPIX買い)の巻き戻す動きが意識されてくる可能性はありそうだ。 米雇用統計の発表を控え積極的な売買は手控えられやすく、足もとの急ピッチの調整によって持ち高調整の動きは継続しそうだが、一方で、売り方にとっても日経平均の32000円割れが意識されるなか、いったんは買い戻しの動きに向かわせる可能性もありそうだ。まずは、売り一巡後の底堅さを見極めたいところだろう。 物色の流れとしては決算を手掛かりとした個別での対応になりそうだ。昨日は上方修正を発表したサンリオ<8136>がストップ高まで買われており、好決算銘柄に対する物色意欲は強く、日経平均の下落に対して冷静さがうかがえる。なお、昨日の引け後に発表された決算では、GSユアサ<6674>、日東紡<3110>辺りが注目されよう。 ■花王、23/12下方修正 営業利益600億円←1200億円 花王<4452>は2023年12月期業績予想の修正を発表。営業利益を1200億円から600億円に下方修正した。既存ビジネスでの業績予想に変更はないが、中期的な収益改善と事業基盤の強化を図るべく構造改革を実施する。これに伴い約600億円の構造改革費用を計上する見通しとなった。 ■前場の注目材料 ・VIX指数は低下(15.92、-0.17) ・米原油先物は上昇(81.55、+2.06) ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・日本酸素HD<4091>グループの大陽日酸、26年めどネオン国産化、半導体向け希ガス増産 ・花王<4452>中国の紙おむつ生産終了、構造改革費600億円計上 ・三菱UFJ<8306>グループ会社の銀行、米地銀大手に1300億円追加出資 ・大和ハウス<1925>熊本に工業団地、半導体関連など需要見込む ・日精樹脂<6293>電動化を好機に、射出成形機で加工提案 ・リケン<6462>グループ会社、車載機器のEMC試験装置発売、次世代車開発を支援 ・浜松ホトニクス<6965>電子管製造で静岡に新棟、医療用シンチレーターなど生産能力2倍 ・JFE<5411>JFEスチール、インドで電磁鋼板生産、合弁と940億円投資 ・JFE<5411>JFEスチールの大単重厚鋼板、洋上風力に採用 ・出光興産<5019>系統用蓄電池参入、レノバなどと新会社、姫路の製油所跡地に設置 ・INPEX<1605>日本製鉄など3社でCO2回収・貯留調査、JOGMECから委託 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・10:30 豪準備銀行四半期金融政策報告 《ST》
関連銘柄 13件
1605 東証プライム
1,957.5
9/27 15:00
-24.5(%)
時価総額 2,714,401百万円
国内最大の石油・天然ガス開発会社。旧社名は国際石油開発帝石。石油元売り大手などが主要取引先。イクシスLNGプロジェクトなど世界約20カ国でプロジェクト展開。再生可能エネルギーの安定収益化などに取り組む。 記:2024/07/29
1925 東証プライム
4,670
9/27 15:00
-14(%)
時価総額 3,111,756百万円
賃貸住宅事業、商業施設事業、事業施設事業が柱。戸建住宅事業やマンション事業、環境エネルギー事業等も手掛ける。商業施設事業では大型物件への取り組みを強化。中計では27.3期売上高5兆5000億円目指す。 記:2024/06/13
3110 東証プライム
6,310
9/27 15:00
-50(%)
時価総額 251,996百万円
ガラス繊維大手。糸の製造から複合材の開発まで手掛ける。体外診断薬や機能性ポリマー、高性能半導体パッケージなども。24.3期3Qは機能材事業が堅調。半導体パッケージ基盤向けスペシャルガラスが回復傾向に。 記:2024/04/09
5,459
9/27 15:00
-13(%)
時価総額 2,364,255百万円
産業ガス国内最大手の大陽日酸を中核とする持株会社。1910年創業。魔法びんなどの製造・販売を行うサーモスも傘下に持つ。三菱ケミカルグループの連結子会社。産業ガス事業では食品・飲料、医療向けなどに注力。 記:2024/08/26
4452 東証プライム
7,273
9/27 15:00
+246(%)
時価総額 3,454,675百万円
トイレタリー国内最大手。衣料用洗剤や食器用洗剤、サニタリー製品、スキンケア製品、化粧品のほか、油脂製品等のケミカル事業も手掛ける。バスクリーナーは高付加価値製品が好調。ヘアケア製品などは売上が順調。 記:2024/06/11
5019 東証プライム
1,027.5
9/27 15:00
-7(%)
時価総額 1,530,280百万円
石油元売り大手。1911年に北九州・門司で創業。2019年に昭和シェル石油と経営統合。SS「apollostation」を展開。基礎化学品、高機能材等も。新規収益創出で事業ポートフォリオの転換図る。 記:2024/08/10
5411 東証プライム
1,952.5
9/27 15:00
-27(%)
時価総額 1,199,690百万円
国内2位の鉄鋼メーカー。日本鋼管と川崎製鉄の経営統合により発足。鋼板を中心に多数の高付加価値製品を抱え、自動車用高級鋼板に強み。価格転嫁進める。高付加価値製品比率高まる。構造改革と海外拡大も進める。 記:2024/06/25
6293 東証プライム
940
9/27 15:00
-19(%)
時価総額 20,936百万円
射出成形機メーカー。ハイブリッド式高性能射出成形機や電気式高性能射出成形機などの製造・販売を行う。成形支援システムや金型設計ソフト等も。グローバル生産体制の強化、グローバル市場への積極展開を図る。 記:2024/07/02
6462 東証プライム
3,720
9/27 15:00
+20(%)
時価総額 39,611百万円
自動車、産業機械向け部品メーカー。ピストンリングで国内トップ。船舶・産業機器装置部品、航空宇宙産業機器用部品も展開。自動車生産台数の回復等が売上寄与。営業外収益は増加。24.3期1Qは2桁経常増益。 記:2023/09/17
3,004
9/27 15:00
+60.5(%)
時価総額 287,840百万円
電池専業メーカー。日本電池、ユアサコーポレーションが経営統合して誕生。京都府京都市に本社。オートバイ用バッテリーで世界トップシェア。26.3期売上高6000億円以上目標。BEV用電池の開発などに注力。 記:2024/08/06
6965 東証プライム
1,872.5
9/27 15:00
-1,657.5(%)
時価総額 309,062百万円
光電子増倍管などの電子管事業、光半導体素子などの光半導体事業が柱。光電子増倍管は世界トップシェア。小惑星探査機「はやぶさ」などで納入実績。海外売上高比率は70%超。学術向け光電子増倍管は売上順調。 記:2024/07/07
8136 東証プライム
4,155
9/27 15:00
+33(%)
時価総額 1,061,220百万円
「ハローキティ」を主力とするキャラクタービジネスを手掛ける。サンリオショップの運営、ライセンスビジネス、テーマパークビジネス等を行う。キャラクター開発力が強み。IPポートフォリオの拡充等に取り組む。 記:2024/07/07
1,451
9/27 15:00
-30.5(%)
時価総額 19,272,175百万円
三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJニコスなどを傘下に収める総合金融グループ。世界最大の金融機関の一つ。アジアプラットフォームの強靭化などに取り組む。 記:2024/07/29