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前場に注目すべき3つのポイント~買い戻しの需給が相場の押し上げにつながる~

2023/6/14 8:29 FISCO
*08:29JST 前場に注目すべき3つのポイント~買い戻しの需給が相場の押し上げにつながる~ 14日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■買い戻しの需給が相場の押し上げにつながる ■日山村硝、24/3 上方修正 経常利益 33億円←9億円 ■前場の注目材料:三井E&S、DU「舶用可変圧縮比機構」世界初の実用化、大島造船所から受注 ■買い戻しの需給が相場の押し上げにつながる 14日の日本株市場は、買い先行で始まった後は、次第にこう着感の強い相場展開になりそうだが、買戻しの動きは強まりそうだ。13日の米国市場はNYダウが145ドル高、ナスダックは111ポイント高だった。5月の米消費者物価指数(CPI)の改善で、6月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ休止期待が一段と強まった。また、中国が景気刺激策を検討しているとの報道も投資家心理の改善につながった。シカゴ日経225先物は大阪比385円高の33415円。円相場は1ドル140円10銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まろう。日経225先物はナイトセッションで一時33540円まで買われ、節目の33500円を突破する場面も見られた。FOMCの結果待ちのなか、積極的な上値追いの買いは入りづらいものの、足もとで上昇基調が強まるなか、売り方の買い戻しが加速しそうだ。日経平均の下落を想定したダブルインバースなどの建玉も積み上がっており、前日の日経平均の33000円乗せで、さらに下落を狙った建玉が積み上がるなか、買い戻しの需給が相場の押し上げにつながりそうだ。 また、昨日はファーストリテ<9983>やソフトバンクG<9984>など指数インパクトの大きい値がさ株が日経平均をけん引する格好となったが、その中でトヨタ<7203>が5%を超える上昇で年初来高値を更新してきた。物色対象に広がりが見られてきており、相対的に出遅れ感のあるセクターなどへは、修正リバウンドを狙った動きなども意識されてくるだろう。 日経平均は昨日の上昇でボリンジャーバンドの+2σを捉えてきた。本日はシカゴ先物にサヤ寄せする流れから+2σを明確に上放れてくる可能性がありそうだ。そのため、過熱感が警戒されやすく、利益確定の売りも入りやすいとみられる。ただし、ショートカバーの動きは一段と強まりやすいことから、過熱感などからの新規売りのポジションは避けたいところだ。また、物色に広がりが見られるなか、中小型株での短期的な値幅取り狙いの動きも活発になりそうである。 ■日山村硝、24/3 上方修正 経常利益 33億円←9億円 日山村硝<5210>は2024年3月期業績予想の修正を発表。経常利益を9億円から33億円、当期純利益を44億円から75億円に上方修正した。関連会社アルガラス山村が債務超過であることから、3月末において投資損失を計上していた。しかし、アルガラス山村において独自の資金調達ができたため、同社に係る貸付金が全額返済される。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(33018.65、+584.65) ・NYダウは上昇(34212.12、+145.79) ・ナスダック総合指数は上昇(13573.32、+111.40) ・1ドル=140.10-20円 ・シカゴ日経先物は上昇(33415、大阪比+385) ・SOX指数は上昇(3683.66、+42.00) ・VIX指数は低下(14.61、-0.40) ・米原油先物は上昇(69.42、+2.30) ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・三井E&S<7003>DU「舶用可変圧縮比機構」世界初の実用化、大島造船所から受注 ・大日印<7912>高機能光学フィルムの生産能力15%増、、大型テレビ向け ・NTT<9432>東工大と300ギガヘルツ帯で高速データ伝送に成功 ・三井物産<8031>伊・コメ加工販売に出資、欧州全域をカバー ・島精機製作所<6222>生産技術を外販、中小の現場課題解決へ ・SMC<6273>千葉・柏に新R&D拠点、1200億円投資 ・井関農機<6310>水田に最適量の施肥、マップデータ連動型 ・NEC<6701>理研などと、AIで前立腺がん再発予測、医療データを多角的解析 ・三菱電機<6503>インダクタンス47%減のSiCパワー半導体モジュール ・大林組<1802>「杭打ち工事」品質安定化、AI活用システム完成 ・日本特殊塗料<4619>平塚工場を再編、車部材中止し塗料に重点 ・冶金工<5480>水素環境下での鋼材の影響評価、10億円投じ新施設 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・07:45 NZ・1-3月期経常収支(予想:-68.50億NZドル) 《ST》
関連銘柄 16件
1802 東証プライム
1,802.5
5/17 15:00
+3(%)
時価総額 1,300,522百万円
大手ゼネコン。ビルやマンション、公共施設等の建築に加え、社会インフラの土木を行う。不動産開発等も展開する。今期3Q累計は国内外の大型建築工事の進捗等が寄与も、前期の大型不動産の売却の反動が影響した。 記:2024/03/07
4619 東証スタンダード
1,247
5/17 15:00
+20(%)
時価総額 29,443百万円
塗料と防音材が事業の柱。航空機用塗料や建築・建物用塗料、自動車用の防錆塗料、防音材などを手掛ける。自動車製品関連事業は伸長。吸・遮音材、防錆塗料等の塗材中心に販売が伸びる。24.3期2Qは収益伸長。 記:2024/01/16
5210 東証スタンダード
1,577
5/17 15:00
+85(%)
時価総額 17,576百万円
ガラス瓶で国内首位。樹脂容器や電子部品用ガラスも。兼業の物流が稼ぎ頭。24.3期上期は同業の設備縮小でガラス瓶が出荷増。値上げや子会社整理も利益改善に効く。固定資産売却特益。通期最高純益を計画。復配予定。 記:2024/01/18
5480 東証プライム
4,760
5/17 15:00
+70(%)
時価総額 73,766百万円
ステンレス鋼で国内トップ。精錬から製造・加工までを一貫で行う。高機能材の拡販図る。高機能材は環境・エネルギー関連分野の需要が足踏み。販売数量の減少等が重しとなり、24.3期3Q累計は業績伸び悩む。 記:2024/04/07
6222 東証プライム
1,499
5/17 15:00
+54(%)
時価総額 53,664百万円
大手縫製機械メーカー。コンピュータ横編機やホールガーメント横編機などを国内外で展開。コンピュータ横編機で世界的。成型編機や手袋編機の新機種などプロトタイプに注力。国内向け好調で、3Q累計は営業黒字転換。 記:2024/02/22
6273 東証プライム
81,860
5/17 15:00
+550(%)
時価総額 5,514,826百万円
空気圧制御システムメーカー。空圧機器、自動制御機器、各種濾過装置を製造。エア漏れ可視化技術に定評。国内外で製品供給体制の強化図る。半導体業界向け販売は足踏み。販管費は増加。24.3期3Qは業績伸び悩む。 記:2024/04/09
6310 東証プライム
1,010
5/17 15:00
+4(%)
時価総額 23,215百万円
大手農業機械メーカー。稲作や野菜栽培用のトラクタや耕うん機等の整地用機械に加え、田植機や移植機等の栽培用機械、収穫用機械を製造、販売する。23年12月期の売上高は過去最高となった一方、販管費が増加した。 記:2024/03/07
6503 東証プライム
2,819.5
5/17 15:00
-3(%)
時価総額 6,054,036百万円
総合電機大手。FA機器や自動車機器、昇降機、パワー半導体に強み。鉄道車両機器なども。24.3期3Q累計はFA機器が低調。だが自動車機器やインフラ関連が好調で増収増益に。4Qにルネサス株売却特益を計上予定。 記:2024/04/12
6701 東証プライム
10,965
5/17 15:00
-40(%)
時価総額 2,991,800百万円
大手ITサービス会社。システム構築やコンサル、サポート等のITサービスと、テレコムサービスや航空宇宙防衛の社会インフラが柱。通信インフラで国内トップ。今期3Q累計はITサービスと航空宇宙防衛が堅調に推移。 記:2024/03/09
7003 東証プライム
1,534
5/17 15:00
+87(%)
時価総額 158,154百万円
国内トップの船用エンジンや港湾クレーンに強み。連結子会社に三井海洋開発。24.3期3Q累計は舶用・建機用エンジンやコンテナクレーンが好調。工事損失引当金の一部戻し入れも寄与して利益急改善。のれん特益計上。 記:2024/04/15
7203 東証プライム
3,436
5/17 15:00
+84(%)
時価総額 56,058,295百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7912 東証プライム
4,779
5/17 15:00
+47(%)
時価総額 1,516,090百万円
大手印刷会社。印刷や加工技術を基に、出版やイメージング、マーケティング、セキュリティ、パッケージ、高機能材などを展開。UBEと合弁会社設立し、材料分析分野での協業を推進。注力事業好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/10
8031 東証プライム
7,968
5/17 15:00
+93(%)
時価総額 12,688,777百万円
大手総合商社。鉄鉱石や原油・LNGなど資源分野に強み。ペルーの鉱山機械販売・サービス会社コマツ・マイニング・コープ・ペルーの株式を取得。エネルギーと金属資源セグメントが伸び悩み、3Q累計は利益足踏み。 記:2024/02/04
9432 東証プライム
151.8
5/17 15:00
-2.2(%)
時価総額 13,745,538百万円
国内最大の通信会社。傘下にNTT東西、NTTドコモ、NTTデータなど。グローバル事業を強化。総合ICT事業は増収。通信端末機器販売収入、システムインテグレーションサービス収入が増加。24.3期3Qは増収。 記:2024/04/14
9983 東証プライム
41,010
5/17 15:00
-370(%)
時価総額 13,050,243百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
8,550
5/17 15:00
+11(%)
時価総額 14,731,257百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10