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注目銘柄ダイジェスト(前場):タマホーム、A&Dホロン、日総工産など

2023/5/30 11:36 FISCO
*11:36JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):タマホーム、A&Dホロン、日総工産など 日電子<6951>:4690円(+220円) 大幅続伸。東海東京証券では投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に格上げ、目標株価も4400円から6000円に引き上げている。マルチビームマスク描画装置が24年3月期下期から回復軌道に入るとみられることが評価材料のもよう。3nm対応かつ現行機種のスループットが約2倍に向上した製品の納入開始により、産業機器事業の営業利益率は24年3月期第2四半期を底に改善すると予想している。 熊谷組<1861>:3015円(+106円) 大幅続伸。前日に提出された大量保有報告書によると、オアシス・マネジメントが7.07%を保有する大株主となっていることが明らかに。保有目的は、ポートフォリオ投資および重要提案行為等としている。オアシスはアクティビストファンドと知られ、東芝や東京ドームなどのTOBで存在感を示している。今後は一段の株価向上策への要求などが思惑視される動きとなっているようだ。 日総工産<6569>:857円(+47円) 大幅続伸。SBI証券では投資判断「買い」を継続で、目標株価を1160円から1280円に引き上げている。24年3月期後半からの半導体向け人材需要回復を前提に、25年3月期の1人当たり売上高は稼働増加を踏まえて上方に見直しているもよう。つれて、25年3月期営業利益は従来予想の49.4億円から54.4億円、前期比39.5%増に上方修正。業界ごとに特化した人材育成への戦略転換なども評価のもよう。 A&Dホロン<7745>:1593円(+94円) 大幅続伸。岡三証券では投資判断「強気」を継続で、目標株価を1600円から2000円にまで引き上げている。収益性の高い半導体関連事業の拡大が成長シナリオと考えられ、これが徐々に具現化する局面とみているようだ。同社製品は競合他社が少なく、先端領域に強みを持っている点が評価できるなどとしている。今後も安定した売上・利益成長が続くと予想しているようだ。 タマホーム<1419>:3615円(-505円) 大幅反落。本日は5月末の配当権利落ち日となっており、手仕舞い売りの動きが優勢になっている。同社は23年5月期の年間配当金は170円であり、かつ、5月、11月末の株主にはクオカード500円分(3年以上保有は1000円分)が贈呈される。前日終値をベースとした配当・優待利回りは最大で4.6%の水準となる。なお、住江織物、ファーストコーポなど、本日の下落率上位は5月決算銘柄で占められる状況に。 サンワカンパ<3187>:587円(+27円) 大幅に7日ぶり反発。住宅のエクステリアデザインとして注目されているガーデンツール「ガビオン」を一般の顧客向けに商品化し、「ミニガビオン」として発売を開始したと発表している。ガビオンはメッシュ状のカゴに自然石を入れたもので、本来は河川や斜面の補強工事に使われる土木材料。近年は景観材としても利用されているという。朝方に年初来安値を付けたが、その後は値頃感もあって買い戻されている。 ピアズ<7066>:1337円(+12円) 4日ぶり反発。自社が支援し、NTT<9432>グループのNTTドコモが展開する「dサービスオンラインカウンター」がAmazon Web Service(AWS)のウェブサイトでプロダクトのケーススタディとして紹介されたと発表している。ドコモは来店客数の管理や店頭での待ち時間短縮などを目的としてオンラインカウンターを展開しており、ピアズは独自開発のシステムやコールセンターのノウハウなどを活用して支援している。 シンバイオ製薬<4582>:417円(+9円) 大幅に続伸。米国で実施中の造血幹細胞移植後のアデノウイルス感染症を対象とした抗ウイルス薬ブリンシドフォビル注射剤の第2相臨床試験で抗ウイルス効果のPOC(Proof of Concept)の確立を確認したと発表している。今後、コホート3を速やかに終了し、コホート4での投与スケジュールを検討する。同時に米食品医薬品局(FDA)と第3相試験の開始に向けて協議を進めるとしている。 《ST》
関連銘柄 9件
1419 東証プライム
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時価総額 110,018百万円
注文住宅の建築請負が主力。木造ローコスト住宅に強み。リフォームや戸建分譲、マンション販売、オフィス区分所有権販売、エネルギー事業等も。注文住宅のシェア拡大が成長戦略の軸。既存営業エリアの深耕を図る。 記:2024/08/09
1861 東証プライム
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1898年創業のゼネコン準大手。住友林業と資本業務提携。名古屋競馬場、ニュートリノ実験施設等で施工実績。台北101など海外でも実績。国内土木事業はインフラ更新、防災・減災、国土強靭化などが注力分野。 記:2024/08/05
3187 東証グロース
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時価総額 7,788百万円
住宅設備機器、建築資材のネット販売を行う。旧社名はサンワカンパニー。東京、大阪、仙台等にショールーム展開。建売住宅事業、注文住宅事業等も手掛ける。国内事業の収益基盤強化に加え、海外事業の拡大などに注力。 記:2024/10/03
4582 東証グロース
255
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時価総額 11,709百万円
がん、血液、ウイルス感染症分野がターゲットのバイオベンチャー。抗悪性腫瘍剤「トレアキシン」が主力。トレアキシンの処方患者数は3.7万人超。アデノウイルス感染症など抗ウイルス薬BCVのグローバル開発推進。 記:2024/08/19
6569 東証プライム
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時価総額 26,607百万円
製造系人材サービス大手。自動車、電子部品・デバイスメーカー向けを中心に、介護・福祉分野も展開。製造スタッフの在籍数は1万6111名と順調増。人材ニーズ増で自動車関連は売上堅調。23.3期3Qは2桁増収。 記:2023/02/27
6951 東証プライム
5,662
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時価総額 291,780百万円
電子光学機器、分析機器、計測検査機器を手掛ける理科学機器メーカー。1949年設立。電子顕微鏡で世界トップシェア。産業機器、医用機器なども展開。理科学・計測機器事業は電子顕微鏡を中心に引き合い順調。 記:2024/10/14
7066 東証グロース
762
11/22 15:30
-18(%)
時価総額 7,629百万円
通信キャリア、端末メーカーや携帯販売店向けコンサルや販促支援を展開。オンライン接客システムやビデオコールセンターシステム等を手掛ける。オンライン接客事業領域は堅調。AIボーディング事業も拡大進める。 記:2024/09/18
1,968
11/22 15:30
+11(%)
時価総額 54,799百万円
計測・計量機器等を手掛けるエー・アンド・デイ、半導体設計回路寸法測定装置等を手掛けるホロンを傘下に収める持株会社。半導体関連事業は次世代機の開発に注力。計測・計量機器事業では米州の事業再構築を図る。 記:2024/06/18
9432 東証プライム
156
11/22 15:30
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時価総額 14,125,849百万円
国内最大の通信会社。NTT東日本、NTT西日本、NTTドコモ、NTTデータグループなどを傘下に持つ。研究開発部門を有する点が特徴。データセンターを拡張。コンシューマ通信事業では顧客基盤の強化を推進。 記:2024/10/10