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前場に注目すべき3つのポイント~エヌビディアは時間外で急伸、半導体株や生成AI関連への支援材料に~

2023/5/25 8:32 FISCO
*08:32JST 前場に注目すべき3つのポイント~エヌビディアは時間外で急伸、半導体株や生成AI関連への支援材料に~ 25日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■エヌビディアは時間外で急伸、半導体株や生成AI関連への支援材料に ■エムティーアイ、23/9 黒字修正 純利益 4.6億円 ■前場の注目材料:中外炉工業、トヨタから「熱処理炉向け水素バーナー」受注 ■エヌビディアは時間外で急伸、半導体株や生成AI関連への支援材料に 25日の日本株市場は、やや売り先行の相場展開になりそうだが、ハイテク株の底堅さが意識され、下支えすることが見込まれる。24日の米国市場はNYダウが255ドル安、ナスダックは76ポイント安だった。債務上限交渉で進展が見られず、債務不履行への警戒感から売り優勢の展開。また、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(2-3日開催分)では、利上げ継続の是非を巡って参加者の意見が分かれており、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ継続を見込んだ金利上昇を警戒した売りも継続し、終日軟調に推移した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比115円安の30495円。円相場は1ドル139円40銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、売り優勢の相場展開になりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時30400円まで売られる場面も見られており、持ち高調整の売りや仕掛け的なショートが入りやすいだろう。ただし、米国が不安定ななかでリスク回避姿勢を強める一方で、海外投資家による日本株選好の動きは継続しているとみられ、売り一巡後の底堅さは意識されてきそうだ。急ピッチの上昇から過熱感が警戒されていたこともあり、押し目待ち狙いの買い意欲は強いだろう。 また、昨日は半導体株の一角が後場に入り買い戻されていたが、決算を控えていたエヌビディアへの期待があったとみられる。そのエヌビディアは取引終了後に第1四半期の決算を発表。調整後の1株利益が予想を上回ったほか、第2四半期の見通しも予想を上回り時間外取り引きで急伸している。時間外では2021年11月に付けた最高値を大きく上回っており、指数インパクトの大きい値がさハイテク株への支援材料になりそうだ。 そのため、東エレク<8035>やアドバンテスト<6857>などが、日経平均を下支えする展開が見込まれる。レーザーテック<6920>は前日の上昇で75日、200日線を大きく上放れてきており、一段高を見せてくるようだと、個人投資家のセンチメント改善にもつながりそうだ。また、エヌビディアは収益性の高い生成AIに使う半導体が伸びていることもあり、生成AI関連などへの物色への広がりが意識されよう。 ■エムティーアイ、23/9 黒字修正 純利益 4.6億円 エムティーアイ<9438>は2023年9月期業績予想の修正を発表。純損益は4.0億円の赤字から4.6億円の黒字に上方修正した。2022年9月期よりポイント付与型月額コンテンツサービスにおける失効ポイントに関する消費税の取り扱いを整理し、失効ポイントに対応する売上高を不課税取引としている。これに関連して、2017年9月期における消費税の取り扱いについて消費税の還付が確定したことに伴い、特別利益として還付消費税等8.64億円を計上。 ■前場の注目材料 ・1ドル=139.20-30円 ・米原油先物は上昇(74.34、+1.43) ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・コロナ後の人流再開 ・中外炉工業<1964>トヨタから「熱処理炉向け水素バーナー」受注 ・ホンダ<7267>F1復帰、26年からパワーユニット提供 ・積水化学工業<4204>東京都と、ペロブスカイト太陽電池実証、下水処理施設に設置 ・Jパワー<9513>株主提案に反対、温暖化対策巡り ・住友商事<8053>“低炭素水素”30年に製造、英社と共同開発契約 ・フルサト・マルカHD<7128>グループのジーネット、中国製協働ロボ販売、現地社と代理店契約 ・東日本旅客鉄道<9020>プロテリアルと、新トロリ線開発、低摩耗で交換周期1.4倍 ・トクヤマ<4043>韓国社と合弁、マレーシアで半導体用シリコン製造 ・日本触媒<4114>グリーンケミカル参入検討 インドネシアで調査 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 13件
1964 東証プライム
3,440
5/2 15:00
+120(%)
時価総額 26,832百万円
熱処理炉などの工業炉で国内トップ。精密塗工装置や燃焼装置なども。24.3期3Q累計は台湾向け脱炭素型光輝焼鈍設備などの大型受注を獲得。昨年末受注残が22年末3割増の330億円に。通期増収増益・増配を計画。 記:2024/03/11
4043 東証プライム
3,152
5/2 15:00
-8(%)
時価総額 227,221百万円
化学メーカー。化成品に加え、高純度多結晶シリコン等の電子材料、放熱材料、メガネ関連材料、歯科器材等を製造、販売する。今期3Q累計は半導体関連製品が足踏みとなった一方、セメントや化学品の価格修正が寄与した。 記:2024/04/13
4114 東証プライム
1,494
5/2 15:00
-7.5(%)
時価総額 233,064百万円
化学品メーカー。酸化エチレンやアクリル酸等の基礎化学品と、高吸水性樹脂や医薬中間体等の機能性化学品等を製造、販売する。アクリル酸と高吸水性樹脂で高シェア。今期3Q累計は海外市況や原料価格の下落が影響した。 記:2024/04/14
4204 東証プライム
2,229.5
5/2 15:00
-44(%)
時価総額 1,033,389百万円
高機能樹脂、環境・ライフライン、住宅が柱。医療事業などメディカル事業も手掛ける。高機能プラスチックス部門は堅調。モビリティ分野は自動車関連の需要が回復。特別利益計上。24.3期3Q累計は2桁最終増益。 記:2024/03/04
6857 東証プライム
5,107
5/2 15:00
-35(%)
時価総額 3,912,825百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6920 東証プライム
40,670
5/2 15:00
+920(%)
時価総額 3,834,612百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。24.6期上期は半導体市況軟化の影響で受注足踏み。だが受注残の消化を進めて大幅増収増益に。最高業績を見込む通期計画を上方修正。増配予定。 記:2024/02/08
2,442
5/2 15:00
+14(%)
時価総額 62,427百万円
建設資材と機械工具の販売会社。鉄骨建築や工場向けの建設資材、自動車や産業向け機械、工具を販売する。IoTソリューションも提供。23年12月期は工具や建設資材が堅調に推移も、エネルギー費用や人件費等が重し。 記:2024/03/10
7267 東証プライム
1,783
5/2 15:00
-4.5(%)
時価総額 9,689,330百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。日本、北米を中心に販売台数が増加。二輪は欧州販売台数が大幅増。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/25
8035 東証プライム
35,010
5/2 15:00
+70(%)
時価総額 16,511,871百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
8053 東証プライム
4,300
5/2 15:00
+180(%)
時価総額 5,381,760百万円
総合商社大手。鋼管、メディアなどの非資源に強み。資源は非鉄金属が柱。24.3期3Q累計は自動車や建機が堅調。だが非鉄・化学品の市況が軟化。人件費増も利益の重石に。通期最終益反落を計画も連続増配を継続予定。 記:2024/02/07
9020 東証プライム
3,015
5/2 15:00
+20.5(%)
時価総額 3,420,252百万円
国内首位、世界でも最大級の鉄道会社。関東や東北地方を中心に、新潟県、山梨県、長野県、静岡県までが事業エリア。不動産や駅ナカでの物品販売、ホテルなども展開。全セグメント好調で、24.3期3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/04
9438 東証プライム
739
5/2 15:00
-1(%)
時価総額 45,262百万円
コンテンツ配信サイトや健康管理アプリを提供。薬局向けクラウド薬歴も。24.9期1Qは動画配信のスポット売上剥落。だがクラウド薬歴や子育てDXが好調。販管費抑制も効き計画以上の利益に。営業外の持分法益拡大。 記:2024/03/11
9513 東証プライム
2,688
5/2 15:00
+6.5(%)
時価総額 492,041百万円
電力会社への電力供給を展開。大規模石炭火力発電所や大規模水力発電所を手掛け、風力発電所の建設で国内トップレベルの実績。送変電や広域送電線の運営・開発も事業領域。販売電力量の減少もあり、3Q累計は足踏み。 記:2024/02/04