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好決算銘柄への資金流入が続き相場を支える【クロージング】

2023/5/11 16:10 FISCO
*16:10JST 好決算銘柄への資金流入が続き相場を支える【クロージング】 11日の日経平均は小幅反発。4.54円高の29126.72円(出来高概算13億株)で取引を終えた。円相場が1ドル=134円台前半へと円高に振れたことを嫌気して、輸出関連株などに売りが先行して始まり、日経平均は29028.71円まで下げ幅を広げる場面があった。ただ、企業の決算発表が本格化するなか、好業績銘柄や株主還元策の強化を発表する企業などへの資金流入が強まり、相場全般を下支えした格好。こう着ながらも日経平均は29000円を割り込むことはなく、底堅い値動きだった。 東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄が1000を超え、全体の5割超を占めた。セクター別では、石油石炭、鉱業、サービス、パルプ紙など12業種が上昇。一方、非鉄金属、海運、倉庫運輸、建設など21業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、アドバンテス<6857>、KDDI<9433>、富士フイルム<4901>、バンナムHD<7832>が堅調だった半面、協和キリン<4151>、住友鉱<5713>、花王<4452>、ソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>が軟調だった。 前日の米国市場は、米債務上限問題を巡る不透明感が根強く、NYダウは続落した。一方、消費者物価指数(CPI)の結果などを受けて米金利が低下するなか、米ハイテク株が買われていた。この流れを受けて半導体関連株の一角が堅調となり、相場の底堅さにつながった。また、パナHD<6752>、INPEX<1605>など好決算を発表した銘柄や大規模な自社株買いを発表したヤマトHD<9064>など個別材料株に投資家の資金がシフトしていた。 なお、米国の債務上限問題の行方が気掛かりとなり、積極的に売り買いを仕掛ける投資家も少ない。国内でも本格化している国内企業の決算は来週前半で一巡するだけに、決算内容を確認してから動き出しても遅くはないと考えている向きも多い。このため、当面は決算受けた個別銘柄への売買が主流で、相場全般は狭い値幅での動きにとどまる展開が続くだろう。 《CS》
関連銘柄 13件
1605 東証プライム
2,360
5/7 15:00
+23(%)
時価総額 3,272,534百万円
原油・ガス開発生産で国内最大手。世界20カ国以上で約70の石油・天然ガスプロジェクトを展開。水素・アンモニアなどネットゼロ分野を育成。アブダビでe-メタン製造事業の共同調査に参画。23.12期は足踏み。 記:2024/02/29
4151 東証プライム
2,686
5/7 15:00
+18.5(%)
時価総額 1,450,440百万円
医療用医薬品メーカー。キリンHDの子会社。がんや腎、免疫、中枢神経の分野で抗体医薬品や低分子医薬品等の医療用医薬品を開発する。富士フイルムと提携。23年12月期は国内が足踏みも、海外が堅調に推移した。 記:2024/04/14
4452 東証プライム
6,575
5/7 15:00
+32(%)
時価総額 3,123,125百万円
トイレタリー国内最大手。リビングケアやヘルスケアに加え、油脂や機能材料等のケミカル製品を製造、販売する。化粧品でも大手。23年12月期は化粧品やケミカルが足踏みも、トイレタリーが増加。利益率も改善傾向。 記:2024/02/08
3,488
5/7 15:00
+75(%)
時価総額 4,338,643百万円
富士フイルムグループの持株会社。デジカメや写真関連、医薬品製造開発受託、高機能材料、オフィス関連等を手掛ける。イメージング部門は堅調。デジタルカメラなどの販売が伸びる。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/02/25
5713 東証プライム
5,241
5/7 15:00
-24(%)
時価総額 1,524,156百万円
大手非鉄。銅、ニッケル、金を手掛け、事業連携による材料調達や製品開発に特徴。大電流・大面積仕様にも応用可能なプリンテッドエレクトロニクス用の厚膜導電性インクを開発。車載用電池材料の増販で、3Q累計は増収。 記:2024/02/23
1,382
5/7 15:00
-5.5(%)
時価総額 3,391,507百万円
総合家電大手。家電、住設設備、FA機器、電池も。くらし事業では北米コールドチェーン、国内電材が増収。北米車載電池の増販、米国IRA補助金の計上等でエナジー部門は収益伸長。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/07
6857 東証プライム
5,222
5/7 15:00
+115(%)
時価総額 4,000,935百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
4,703
5/7 15:00
+26(%)
時価総額 4,747,900百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。FA部門はCNCシステムが伸び悩む。24.3期3Q累計はサービス部門が増収。 記:2024/04/07
3,006
5/7 15:00
+40(%)
時価総額 2,001,996百万円
玩具・模型やゲームが主力。アミューズメント施設運営も。IP活用に強み。24.3期3Q累計は新作オンラインゲームが低調で評価損計上。ゲーム開発の見直しに伴う処分損も響く。4Qに東映アニメ株売却特益を計上へ。 記:2024/02/15
8035 東証プライム
36,840
5/7 15:00
+1,830(%)
時価総額 17,374,960百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9064 東証プライム
2,028
5/7 15:00
+7(%)
時価総額 770,285百万円
宅配便最大手。「クロネコヤマトの宅急便」を展開。法人客約1万社。国内シェア約50%。宅急便のネットワークを活用した企業間物流の取り組みを推進。国際輸送一服も、固定資産売却益計上により、3Q累計は最終増益。 記:2024/02/06
9433 東証プライム
4,378
5/7 15:00
-44(%)
時価総額 10,087,700百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。子会社に沖縄セルラーやJCOMなど。1409次元の次世代暗号を世界で初めて解読し、耐量子暗号実用化に向け前進。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/04
9984 東証プライム
8,078
5/7 15:00
+285(%)
時価総額 13,918,022百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10