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個人投資家・有限亭玉介:市場が注目!「ispace上場」で宇宙関連がにわかに沸き立つ【FISCOソーシャルレポーター】

2023/4/22 10:00 FISCO
*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:市場が注目!「ispace上場」で宇宙関連がにわかに沸き立つ【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ----------- ※2023年4月17日10時に執筆 株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。 4月12日、月面開発を手掛ける宇宙ベンチャーispace<9348>がグロース市場に上場しました。上場初日から買いが殺到し、値が付きませんでしたなぁ。公開価格は254円のところ初値は結局1000円まで跳ね上がり、市場期待が高いのは言うまでもありません。 現時点で月面開発が安定した利益を上げられるビジネスモデルだとは多くの投資家は考えていないでしょう。それでも、同社の月探査プログラム「HAKUTO-R」のビジョンに賛同し、自分も協力したいと思わせるロマンが月面開発や宇宙分野にはありますねぇ。将来性だけでなく、情熱と人類の夢が溢れておりますよ。 HAKUTO-Rのミッション1はロケットにUAEのローバーラシッドを搭載して月面探査を行うもので、2022年12月11日に打ち上げられた当ロケットは2023年4月26日の1時40分(日本時間)に月面に着陸予定です。当ミッションには日本だけでなく世界中から技術者やスポンサーが結集しており、着陸に成功すれば歴史的な瞬間となるでしょう。(ただし、関連株価はその後一時的に出尽くし的な動きにならないかは注意が必要ですな) 投資家としては、日本のお家芸であった”ものづくり”の競争力が衰退してきた不安から、次は宇宙に懸けたいという思いもあるかもしれません。通信インフラや国防という観点でも宇宙は重要拠点に違いないですからねぇ。さて、当記事ではispace<9348>だけでなく、物色され始めている宇宙関連の銘柄をチェックして参りますよ。 HAKUTO-Rミッション1で全固体電池を提供した日本特殊陶業<5334>は、23年3月期は過去最高益の見通しで好調です。4月28日の決算発表で24年3月期の業績予想がどうなるか注視しております。宇宙分野以外でも注目される全固体電池は、今後どれだけ性能が向上するのか楽しみにしたいですねぇ。 水電解装置を手掛ける高砂熱学工業<1969>も、世界初となる月面上での水素と酸素の生成へ向けてHAKUTO-Rに参画しております。チャート(日足)は下値を切り上げており、年初来高値を更新しました。決算発表は5月12日です。 民間ロケット開発を行うインターステラテクノロジズと資本提携しているINCLUSIVE<7078>も宇宙関連としてチェックしておきたいですな。同社の大株主には堀江貴文氏の名前もあり、宇宙関連銘柄として人気化している模様。チャート(日足)が200日線を上抜けば、トレンド転換するか。5月15日の決算も監視です。 3月上旬にAIinside<4488>は「東北大学と宇宙空間での使用を想定した省電力の次世代AIの共同研究を始める」と報じられると好感されました。宇宙とAIという2つのホットなテーマを有しておりますな。23年3月期は最終利益が赤字予想ですが、24年3月期の業績予想がどうなるか…。5月12日の決算発表をチェックです。 ソフトウェア開発を手掛けるセック<3741>は、JAXA(宇宙航空研究開発機構)との共同研究開発が度々報じられております。宇宙機の故障予兆検知やロボットアームの運用管理プラットフォームまで、同社の知見が活かされておりますよ。5月11日の決算も監視です。 最後は半導体関連として過去にご紹介しましたA&Dホロンホールディングス<7745>です。同社も宇宙関連としてロケットエンジンの燃焼試験設備計測装置をJAXAに提供しているとの事。業績も好調ですので、5月12日の決算付近の値動きを注視しております。 さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。 ---- 執筆者名:有限亭玉介 ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず 《TY》
関連銘柄 7件
1969 東証プライム
6,321
11/22 15:30
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時価総額 443,981百万円
空気調和設備の設計・施工等を行う。1923年創業。東京ドーム、新国立競技場などで施工実績。設備機器の製造・販売事業等も手掛ける。配当性向40%目途。大型物件受注時の採算性向上など収益力の強化を図る。 記:2024/08/12
3741 東証プライム
4,240
11/22 15:30
+40(%)
時価総額 21,709百万円
リアルタイム技術に強みを持つソフトウェア会社。高度交通システム等の社会基盤システム、衛星搭載システム等の宇宙先端システムが主力。社会基盤システムは環境分野、医療・福祉分野など官公庁向け開発が好調続く。 記:2024/06/24
4488 東証グロース
3,380
11/22 15:30
-50(%)
時価総額 13,520百万円
AIを活用したクラウド型の手書き文字認識ツールを開発・販売。AI-OCRサービス「DX Suite」を企業へ提供。OEM提供も。生成AIによる機能強化を実施。リカーリング型モデルは売上拡大。 記:2024/06/09
5334 東証プライム
4,823
11/22 15:30
-34(%)
時価総額 960,973百万円
自動車関連事業が主力。スパークプラグ、排気ガス浄化システム用酸素センサで世界トップシェア。半導体製造装置部品、酸素濃縮装置等も。自動車関連分野は高付加価値製品の拡販図る。30.3期売上7500億円目標。 記:2024/06/03
7078 東証グロース
457
11/22 15:30
-12(%)
時価総額 4,585百万円
デジタルメディア企画・運営支援等を行うメディア&コンテンツ事業、ブランディング支援等を行う企画&プロデュース事業、下鴨茶寮等の食関連事業を展開。DX推進支援やコンサル、運営メディアの獲得などに注力。 記:2024/09/03
1,968
11/22 15:30
+11(%)
時価総額 54,799百万円
計測・計量機器等を手掛けるエー・アンド・デイ、半導体設計回路寸法測定装置等を手掛けるホロンを傘下に収める持株会社。半導体関連事業は次世代機の開発に注力。計測・計量機器事業では米州の事業再構築を図る。 記:2024/06/18
9348 東証グロース
521
11/22 15:30
+2(%)
時価総額 48,604百万円
月面開発事業を展開。顧客の荷物を月周回軌道・月面まで輸送するペイロードサービスが中核。パートナーシップサービス、データサービス等も。「HAKUTO-R」ミッション2を最速で24年12月に打ち上げへ。 記:2024/10/05