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*07:04JST NY債券：米長期債相場は弱含み、経済指標改善で5月利上げを織り込む 21日の米国長期債相場は弱含み。米S＆Pグローバルがこの日発表した4月米総合PMI速報値は53.5と市場予想を上回ったことが要因。同指数の製造業PMIは50.4、サービス業PMIは53.7でいずれも3月実績を上回った。5月開催の米連邦公開市場委員会（FOMC）の会合で0.25ポイントの追加利上げが決定されることは確定的との見方が多く、債券利回りは全般的に上昇した。 CMEのFedWatchツールによると、21日時点で5月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が5.00-5.25％となる確率は89％程度。6月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が5.00-5.25％となる確率は70％程度。10年債利回りは一時3.498％近辺まで低下したが、3.578％近辺まで反発し、取引終了時点にかけて3.572％近辺で推移した。 イールドカーブはまちまちの動き。2年－10年は-60.60bp近辺、2－30年は-40.20bp近辺で引けた。2年債利回りは4.18％(前日比：+4bp)、10年債利回りは3.57％（前日比+4bp)、30年債利回りは、3.78％(前日比：+4bp)で取引を終えた。 《MK》