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前場に注目すべき3つのポイント~買い一巡後にこう着感が強まる局面においては、押し目狙いのスタンス~

2023/3/6 8:36 FISCO
*08:36JST 前場に注目すべき3つのポイント~買い一巡後にこう着感が強まる局面においては、押し目狙いのスタンス~ 6日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:買い一巡後にこう着感が強まる局面においては、押し目狙いのスタンス ■アインHD、3Q営業利益 14.4%増、通期下方修正 ■前場の注目材料:いすゞ、トラック生産設備を一新、藤沢工場に520億円投資 ■買い一巡後にこう着感が強まる局面においては、押し目狙いのスタンス 6日の日本株市場は、ギャップスタートから買い優勢の相場展開が見込まれそうだ。3日の米国市場はNYダウが387ドル高だった。2月のISM非製造業景況指数が予想を上回り、成長見通しの改善も手伝い続伸した。さらに、金利低下がハイテクの買戻しにもつながり、相場を支援。終盤にかけて上げ幅を拡大し終了した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比305円高の28205円。円相場は1ドル135円90銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まろう。日経225先物はナイトセッションで28000円を突破し、一時28230円まで買われ、昨年12月14日の戻り高値28260円に迫っている。ダブルトップのほか、急ピッチの上昇に対する過熱感が警戒されやすく、買い一巡後は次第にこう着感が強まる可能性はあるだろう。ただし、先週末に足もとで続いていたレンジを明確に上放れ、ナイトセッションで一段高となったことから、ヘッジに伴う買いを促すことになりそうだ。そのため、買い一巡後にこう着感が強まる局面においては、押し目狙いのスタンスに向かわせよう。 また、米長期金利は3.9%台後半に低下したほか、円相場は1ドル135円後半と円安が一服していることから、指数インパクトの大きい値がさ株への見直す動きが意識されそうだ。米国においても大型テックやハイテク株が買われており、東エレク<8035>やアドバンテスト<6857>などの動向が注目され、日経平均をけん引する展開が見込まれる。 なお、日経平均株価の構成銘柄の定期見直しで、オリエンタルランド<4661>、ルネサスエレクトロニクス<6723>、JAL<9201>が新規に採用された。一方、東洋紡<3101>、日本軽金属HD<5703>、東邦亜鉛<5707>が除外となった。概ね予想されていた結果だったが、新規採用銘柄へはパッシブファンドの買いを見込んだ思惑的な動きをみせてくる可能性はありそうだ。その他は、日経平均の強い値動きによってセンチメント改善につながるため、個人主体による中小型株物色が活発化しよう。 ■アインHD、3Q営業利益 14.4%増、通期下方修正 アインHD<9627>が発表した2023年4月期第3四半期業績は、売上高が前年同期比12.5%増の2639.06億円、営業利益は同14.4%増の116.85億円だった。同時に2023年4月期業績予想の修正を発表。売上高は3630億円から3580億円、営業利益を200.0億円から171.8億円に下方修正した。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で受診控えが広がり、処方箋の受付枚数が想定通りに回復しなかった。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(27927.47、+428.60) ・NYダウは上昇(33390.97、+387.40) ・ナスダック総合指数は上昇(11689.01、+226.02) ・シカゴ日経先物は上昇(28205、大阪比+305) ・SOX指数は上昇(3028.34、+44.22) ・VIX指数は低下(18.49、-1.10) ・米原油先物は上昇(79.68、+1.52) ・米長期金利は低下 ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・コロナ後の人流再開 ・いすゞ<7202>トラック生産設備を一新、藤沢工場に520億円投資 ・丸紅<8002>明治子会社を買収、菓子事業成長目指す ・ルネサス<6723>印タタと協業、半導体設計・ソフト開発拠点を開設 ・AGC<5201>PTFE再生材を試作提供、ヒデ・カスガと連携 ・富士フイルム<4901>神戸大発VBのシンプロジェンに出資、DNA合成技術を応用展開 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 13件
3101 東証プライム
1,116
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時価総額 99,379百万円
フィルムや自動車用資材、環境関連素材、バイオ・医療等の高機能製品を製造、販売する。16の国と地域で事業展開。今期3Q累計は液晶偏光子保護フィルムが増加も、PCR検査用試薬や放送用フィルムが足踏みとなった。 記:2024/04/08
4661 東証プライム
4,357
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時価総額 7,922,991百万円
ディズニーリゾート運営会社。アジアで最大規模。東京ディズニーランドやディズニーシー、ホテル、複合商業施設を展開する。今期3Q累計はテーマパークとホテルが堅調に推移した。入園者数や商品、飲食の販売が増加。 記:2024/02/23
3,455
5/9 0:00
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時価総額 4,297,595百万円
富士フイルムグループの持株会社。デジカメや写真関連、医薬品製造開発受託、高機能材料、オフィス関連等を手掛ける。イメージング部門は堅調。デジタルカメラなどの販売が伸びる。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/02/25
5201 東証プライム
5,244
5/9 0:00
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時価総額 1,192,701百万円
世界的ガラスメーカー。建築用板ガラスや自動車用ガラスに強み。フッ素樹脂などの化学品も。新中計では26.12期に営業益2300億円が目標。24.12期は二桁営業増益を目指す。還元方針をDOE3%目安に変更。 記:2024/04/12
1,855
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時価総額 114,999百万円
総合アルミニウムメーカー。水酸化アルミニウムやアルミ地金を輸入し、自動車や電機・電子、建築等向けに製造販売。販売価格改定等でアルミナ・化成品部門は収益堅調。売上原価の減少等で、24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/02/26
5707 東証プライム
1,046
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時価総額 14,211百万円
亜鉛国内3位、鉛で国内トップの大手非鉄。亜鉛や鉛の製錬に加え、豪州での資源開発、電子部品、リサイクルを展開。製錬事業部門では鉛が増収。販売価格の上昇等が寄与。24.3期3Q累計は資源事業部門が増収。 記:2024/02/26
2,521.5
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時価総額 4,933,133百万円
車載用マイコンで世界首位級。海外での大型買収により、電圧制御用や通信用の半導体を拡大。自動車向け事業は堅調。円安や自動運転支援、xEV向け製品の売上が増加。金融費用減少。23.12期通期は2桁最終増益。 記:2024/02/13
6857 東証プライム
5,150
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時価総額 3,945,770百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
7202 東証プライム
1,920
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時価総額 1,492,689百万円
トラック・バスなど商用車製造販売大手。国内トラックシェアは3割強。傘下にUDトラックス。トヨタと資本提携。ティアフォー社と路線バス領域での自動運転システム開発で協業。業容安定し、3Q累計は増収・増益。 記:2024/03/22
8002 東証プライム
2,877
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時価総額 4,943,296百万円
大手総合商社。穀物と発電に強みを持つ。ライフスタイルや情報・物流、アグリに加え、化学品や金属、エナジー、資源開発、航空、船舶、金融等の事業を展開する。今期3Q累計はアグリや化学品、原料炭が足踏みとなった。 記:2024/03/31
8035 東証プライム
36,280
5/9 0:00
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時価総額 17,110,845百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9201 東証プライム
2,704
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時価総額 1,182,037百万円
大手航空会社。国内線や国際線、LCC、貨物輸送の航空運送、旅客サービス、空港内地上サービス等を提供する。今期3Q累計は国際旅客収入が増加した。国内旅客収入は単価が上振れ。航空燃油費等の増加を吸収した。 記:2024/04/03
9627 東証プライム
6,063
5/9 0:00
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時価総額 214,800百万円
国内最大の調剤薬局チェーン。都心部で女性向けドラッグストアも。セブン&アイHDと提携。24.4期上期はコロナ影響緩和で処方箋枚数が回復。ドラッグも訪日客増や人流回復を追い風に好調続く。通期計画を上方修正。 記:2024/02/07