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前場に注目すべき3つのポイント~利食いを交えながらもリオープン関連に物色は向かいやすい~

2022/12/28 8:37 FISCO
*08:37JST 前場に注目すべき3つのポイント~利食いを交えながらもリオープン関連に物色は向かいやすい~ 28日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:利食いを交えながらもリオープン関連に物色は向かいやすい ■Jフロント、 3Q営業利益 356.1%増 201億円 ■前場の注目材料:ソニーG、世界最小パルスレーザー開発、ピーク出力57キロワット ■利食いを交えながらもリオープン関連に物色は向かいやすい 28日の日本株市場は、引き続きこう着感の強い相場展開になりそうだ。27日の米国市場はNYダウが37ドル高だった一方で、ナスダックは144ポイント安だった。中国政府が1月8日から入国時の強制隔離撤廃を発表、規制緩和を好感したアジア、欧州市場の流れを継いで買いが先行した。ただし、長期金利の上昇を警戒した売りが重荷となったほか、年末を控えての節税対策の売りなども観測されていた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比150円安の26210円。円相場は1ドル133円40銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売りが先行する格好になろう。昨日はグローベックスの米株先物の上昇を手掛かりに、クリスマス明け後の米株高を期待した先回り的な動きもあったと考えられ、前日の上昇に対するリバランスの動きは入りやすいだろう。また、米国では中国の検疫緩和を手掛かりにした上昇であり、これについては前日の段階ですでに織り込まれていることから、利食いに向かわせそうである。 もっとも、ある程度は海外製のフローが意識されることから、底堅さは見られそうである。短期的にショートを仕掛けてくる動きに対しては、その後のリバウンドを狙ったスタンス。また、円相場が落ち着いた動きを見せているため、ハイテク株などへの売り圧力もそれほど強まらないと考えられる。ハイテク株については基本見送りとなろうが、値ごろ感からの買いは入りやすいところ。 なお、昨日はリオープン関連が大きく買われたが、利食いを交えながらも物色は向かいやすいと考えられる。また、本日はIPOがないため、直近IPOで比較的トレンドが上向きの銘柄などへは、短期的には値幅取り狙いの資金が向かいやすいだろう。 ■Jフロント、 3Q営業利益 356.1%増 201億円 Jフロント<3086>が発表した第3四半期業績は、売上収益が前年同期比8.2%増の2569.41億円、営業利益は同356.1%増の201億円だった。百貨店事業の業績は、3月下旬に各地域において行動制限が解除されて以降、入店客数は回復基調が続き、売上収益は堅調な富裕層マーケットへの対応をはじめとする戦略・施策の効果、10月以降、訪日外国人売上の増加も加わり、着実に改善している。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(26447.87、+42.00) ・NYダウは上昇(33241.56、+37.63) ・1ドル=133.30-40円 ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・コロナ後の人流再開 ・ソニーG<6758>世界最小パルスレーザー開発、ピーク出力57キロワット ・日本電産<6594>海外電池メーカーに出資、エネ貯蔵システム向け安定調達狙う ・ソフトバンク<9434>傘下のボードリー、自動運転「レベル4」バス運行、来年に複数地域で ・日野自<7205>縦割り打破へ新組織、POなど役職設置、来年2月に移行 ・富士通ゼネラル<6755>欧で空調機拡販、ギリシャ代理店事業買収 ・富士通ゼネラル<6755>仏で給湯暖房機生産、欧需要拡大取り込む ・トヨタ紡織<3116>トヨタ車体精工を買収 ・豊田通商<8015>地産地消型の供給網を構築、世界5ブロックに分割 ・豊田通商<8015>韓国サンア・アルミニウムに出資、集電体用アルミ箔製造 ・双日<2768>インフィニットと新会社、車業界の課題解決 ・富士フイルム<4901>富士フイルムなど、水素酸化細菌の量産化技術を開発 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 11月鉱工業生産速報値(前月比予想:-0.2%、10月:-3.2%) ・08:50 日銀金融政策決定会合における主な意見(12月19-20日開催分) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 10件
2768 東証プライム
4,296
5/20 15:00
+39(%)
時価総額 1,075,289百万円
総合商社。航空機関連、自動車関連に強み。24.3期3Q累計は自動車関連の利益が後退。航空機関連も足踏み。不動産売却益、のれん益を計上も及ばず。ただ石炭市況悪化が想定内に。通期純益計画を上方修正。増配予定。 記:2024/02/09
1,456.5
5/20 15:00
+20.5(%)
時価総額 394,079百万円
大手百貨店。傘下に大丸松坂屋百貨店やファッションビル大手のパルコ、博多大丸、ギンザシックスなど。百貨店事業は収益伸長。大丸心斎橋店、大丸京都店はインバウンド売上が堅調。24.2期3Q累計は2桁増収増益。 記:2024/01/27
3116 東証プライム
2,287.5
5/20 15:00
+14(%)
時価総額 429,286百万円
トヨタ系の自動車部品メーカー。シートやドアトリムなど世界有数の内装システムサプライヤー。航空機シートも。自動車生産台数の増加等で日本は黒字転換。車種構成の変化等で中国は堅調。24.3期3Qは収益伸長。 記:2024/04/09
3,454
5/20 15:00
+40(%)
時価総額 4,296,351百万円
富士フイルムグループの持株会社。デジカメや写真関連、医薬品製造開発受託、高機能材料、オフィス関連等を手掛ける。イメージング部門は堅調。デジタルカメラなどの販売が伸びる。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/02/25
6594 東証プライム
7,353
5/20 15:00
+26(%)
時価総額 4,384,476百万円
世界最大の総合モーターメーカー。HDDや車載、家電・産業向けモーターに加え、機器装置や電子・光学部品を展開。精密小型モータは売価改善等で増益。24.3期3Qは2桁増益。水冷モジュールの生産能力を拡大。 記:2024/04/16
6755 東証プライム
2,215.5
5/20 15:00
+2(%)
時価総額 242,243百万円
空調事業が主力の電機メーカー。ルームエアコン、ビル用マルチエアコン、ヒートポンプ式温水暖房システム等を展開。情報通信システムは増収。公共システムで商談案件数が増加。為替差益計上。24.3期3Qは経常増益。 記:2024/02/02
6758 東証プライム
13,065
5/20 15:00
-35(%)
時価総額 16,476,036百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や半導体画像センサに強み。モバイル機器向けイメージセンサーは販売数量が伸びる。映画分野は劇場興行収入などが増加。金融ビジネス収入は大幅増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/22
7205 東証プライム
462.8
5/20 15:00
+7.3(%)
時価総額 265,916百万円
トラック・バスメーカー。大型や中型、小型のトラック、観光バスや路面バスを製造、販売する。ディーゼルエンジンや自動車部品も提供する。今期3Q累計は国内販売台数が増加も、原材料価格の高騰や一時費用が重し。 記:2024/03/11
8015 東証プライム
9,632
5/20 15:00
+51(%)
時価総額 3,410,277百万円
トヨタ系の総合商社。自動車関連やアフリカビジネスに強み。24.3期3Q累計は金属が市況軟化で振るわず。だが自動車生産回復で自動車部品の取扱拡大。海外自動車販売も好調で増収増益に。通期最高純益・増配を計画。 記:2024/02/09
9434 東証プライム
1,926.5
5/20 15:00
+7.5(%)
時価総額 9,222,435百万円
大手キャリア。個人向けのモバイル通信やブロードバンド、法人向け通信ソリューション、プロダクト等の販売、ファイナンスを行う。今期3Q累計は増収も、ペイペイの子会社化に伴う差益の剥落等が利益に影響した。 記:2024/03/04