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こう着相場のなか、出来高は約1カ月ぶりに10億株を下回る薄商い【クロージング】

2022/11/21 16:23 FISCO
*16:23JST こう着相場のなか、出来高は約1カ月ぶりに10億株を下回る薄商い【クロージング】 21日の日経平均は3営業日ぶりに反発。45.02円高の27944.79円(出来高概算9億6000万株)で取引を終えた。前週末の米国株の上昇を映して、日経平均は取引開始直後に、一時28007.06円まで値を上げる場面があった。また、著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる投資会社バークシャーハサウェイが日本の大手商社株を買い増ししたことが判明したと伝わったことも相場を支える要因となった。一方、中国で新型コロナウイルスの感染が再拡大していることから、香港市場などアジア株安が響き、次第に買い見送りムードが強まった。 東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が1200を超え、全体の6割超を占めた。セクター別では、海運、卸売、鉄鋼、繊維製品など24業種が上昇。一方、鉱業、その他製品、パルプ紙、保険など9業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、TDK<6762>、アドバンテス<6857>、信越化<4063>、京セラ<6971>、東エレク<8035>がしっかりだった半面、第一三共<4568>、ファーストリテ<9983>、コナミG<9766>、KDDI<9433>、エムスリー<2413>が軟化した。 18日の米国市場で主要株価指数が上昇した流れを受けて、小高く始まったものの、今週は23日が勤労感謝の日で東京市場が休場、24日から米国市場が感謝祭で休場となることから、積極的に売り買いを仕掛ける向きは少なく、出来高は10月19日以来約1カ月ぶりに10億株を下回る薄商いとなった。個別では、米系証券の投資判断引き上げが好感されたアドバンテス上昇したほか、三菱商<8058>、住友商<8053>、三井物<8031>の大手商社株が値を上げ、地銀のシステム統合に伴う特需への思惑からTDCソフト<4687>が急騰した。 市場の関心は米国の金融政策動向で、12月の次回米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ幅に移っている。0.50%の利上げは織り込まれているが、先週末までの米連邦準備制度理事会(FRB)幹部の発言からは大幅な利上げが実施される可能性も捨てきれない。米国では今夜、サンフランシスコ連銀のデイリー総裁の講演が予定されており、金融政策について、どのような発言をするのか見定めたい向きが多いようだ。 《FA》
関連銘柄 14件
2413 東証プライム
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時価総額 967,675百万円
医療従事者専門サイト「m3.com」を運営。製薬企業の薬剤プロモーション・マーケティング支援、薬剤師向け求人情報サイト「薬キャリ」の運営等も。メディカルプラットフォームでは医療現場のDX化支援が順調。 記:2024/07/29
4063 東証プライム
5,649
11/22 15:30
+53(%)
時価総額 11,307,558百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。1926年設立。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英などで世界トップシェア。海外売上比率が高い。先端露光材料の新拠点建設推進。機能材料事業は高機能性製品の販売に注力。 記:2024/10/28
4568 東証プライム
4,435
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時価総額 8,635,096百万円
大手製薬会社。抗悪性腫瘍剤「エンハーツ」、抗凝固剤「リクシアナ」などが主力品。かぜ薬「ルル」、解熱鎮痛薬「ロキソニンS」などで知名度高い。米メルクと戦略的提携。がん事業への集中的な資源投入を図る。 記:2024/08/26
4687 東証プライム
1,302
11/22 15:30
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時価総額 65,396百万円
独立系システムインテグレーター。金融ITソリューションが主力。公共法人ITソリューション、ITコンサルティング&サービス等も。コンサルティング事業の拡大に加え、プロダクトセールス機能の拡充などを推進。 記:2024/10/11
6762 東証プライム
1,875.5
11/22 15:30
-6.5(%)
時価総額 3,645,709百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
6857 東証プライム
9,447
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+62(%)
時価総額 7,237,734百万円
SoC半導体用試験装置など半導体・部品テストシステム事業が主力。半導体検査装置で世界トップシェア。メカトロニクス関連製品の製造・販売等も。海外売上高比率は9割超。グローバル及びサポート力の増強図る。 記:2024/10/12
6971 東証プライム
1,468
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時価総額 2,217,376百万円
大手電子部品メーカー。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。京都府京都市に本社。事業の選択と集中を推進。中計では26.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/10/20
8031 東証プライム
3,305
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時価総額 10,005,514百万円
大手総合商社。鉄鉱石や原油・LNGなど資源分野に強み。機械・インフラ、化学品、生活産業などの事業を多角的に展開。インドネシアのパイトン発電事業の持分売却は完了。中計では26.3期当期利益9200億円目標。 記:2024/06/04
8035 東証プライム
22,250
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時価総額 10,493,834百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
8053 東証プライム
3,282
11/22 15:30
+45(%)
時価総額 3,974,827百万円
総合商社大手。1919年設立。メディアなどの非資源に強み。SCSK、食品スーパーのサミットなどを傘下に持つ。中計では27.3期純利益6500億円目標。鉄鋼事業では米国、鉄鋼GX等の新領域での事業拡大図る。 記:2024/06/09
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時価総額 11,059,771百万円
大手総合商社。原料炭や銅、液化天然ガスなど資源分野で世界有数の優良権益を有す。非資源分野は食品卸売に強み。自動車・モビリティ、複合都市開発等も。総還元性向40%程度目処。LNG事業の拡張などを図る。 記:2024/07/07
9433 東証プライム
5,030
11/22 15:30
+35(%)
時価総額 11,024,985百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9766 東証プライム
14,675
11/22 15:30
+375(%)
時価総額 2,105,863百万円
モバイルゲーム、家庭用ゲーム等を手掛けるデジタルエンタテインメント事業が主力。スロットマシンやアミューズメントマシンの製造・販売等も行う。配当性向30%以上目処。パワフルプロ野球2024-2025を発売。 記:2024/08/12
9983 東証プライム
49,020
11/22 15:30
+550(%)
時価総額 15,599,193百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25