マーケット
4/19 15:15
37,068.35
-1,011.35
37,986.40
+211.02
暗号資産
FISCO BTC Index
4/20 16:16:48
9,927,211
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~下値の堅さは意識されやすく、押し目狙いのスタンスは継続~

2022/11/18 8:35 FISCO
*08:35JST 前場に注目すべき3つのポイント~下値の堅さは意識されやすく、押し目狙いのスタンスは継続~ 18日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:下値の堅さは意識されやすく、押し目狙いのスタンスは継続 ■ラクオリア創薬、22/12上方修正 営業利益8.24億円←4.20億円 ■前場の注目材料:日揮HD、ナイジェリア初の洋上LNGプラント基本設計受注、年産120万トン ■下値の堅さは意識されやすく、押し目狙いのスタンスは継続 18日の日本株市場は、引き続き28000円辺りでのこう着感の強い相場展開になりそうだ。17日の米国市場ではNYダウが7ドル安だった。セントルイス連銀のブラード総裁のタカ派発言を受けた長期金利の上昇が嫌気され、売り優勢の展開となった。失業保険申請件数も減少し労働市場の強さを証明、利上げを後押しする結果を受けて下落幅を広げる場面も見られた。ただし、シスコシステムズが5%近く上昇するなど好決算を発表した銘柄が買われるなか、終盤にかけて下落幅を縮めた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比15円安の27965円。円相場は1ドル140円20銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、小動きで始まることになろう。前日の取引終了後に決算を発表したエヌビディアは小幅に下落していることもあり、ハイテク株への支援材料にはなりづらく、大きく売られた自律反発の動きにとどまりそうである。また、米国ではFRB高官によるタカ派発言が相次いでいることからリバウンド狙いの買いも入れづらいところである。ただし、長期金利のピークアウト期待は根強いなか、売りも仕掛けづらい需給状況と考えられるため、日経平均は28000円近辺での底堅さは意識されそうである。 日経平均は切り上がる25日線を支持線としたリバウンド基調を継続しているほか、直近では75日線が支持線として機能している。このところのこう着相場でボリンジャーバンドの+1σまで調整したこともあって過熱感は和らいでいる。そのため、下値の堅さは意識されやすく、押し目狙いのスタンスは継続。昨日はレーザーテック<6920>の下げが目立っていたが、これまでの上昇でボリンジャーバンドの+3σまで上昇していたこともあり、過熱感からの調整は想定内であろう。もう一段の調整は想定されるものの、過熱感が和らぐ局面においては、押し目狙いの買いは入りやすいと考えられる。 投資主体別売買動向では、足元のリバウンド基調のなかで個人投資家の売り越しが継続しており、資金回転が効いてきているとみられる。海外勢のリバランスに伴う買い越し基調も継続している。こう着感の強いなかでディフェンシブに向かわせそうだが、相対的に出遅れているハイテク株へは引き続き関心が集まりやすいだろう。 ■ラクオリア創薬、22/12上方修正 営業利益8.24億円←4.20億円 ラクオリア創薬<4579>は2022年12月期業績予想の修正を発表。売上高は26.05億円から30.75億円、営業利益を4.20億円から8.24億円に上方修正した。達成確率を勘案し2022年12月期と2023年12月期に2億5000万円ずつ事業収益に織り込んでいたP2X7受容体拮抗薬の第II相臨床試験の開始によるマイルストン収入4百万ドル(5億円)を、マイルストン達成に伴い2022年12月期に全額計上することによるもの。 ■前場の注目材料 ・1ドル=140.20-30円 ・SOX指数は上昇(2719.10、+28.29) ・VIX指数は低下(23.93、-0.18) ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・コロナ後の人流再開 ・日揮HD<1963>ナイジェリア初の洋上LNGプラント基本設計受注、年産120万トン ・パナHD<6752>パナソニック、業務用空調の欧3社買収、145億円 ・三菱商事<8058>DX人材の内製化推進、アプリプロトタイプ制作のプログラム導入 ・住友商事<8053>再エネ転換加速で合意、インドネシア国営電力と ・豊田通商<8015>エジプトで覚書、ブルーアンモニア製造へ ・黒田精工<7726>伊藤忠丸紅鉄鋼と電動車で協業、モーターコア量産 ・日立<6501>来年4月グループ再編、DX・クラウド拡充 ・三洋化成<4471>高機能分散剤の能力増強、子会社工場に新設備 ・小野薬<4528>CAR-T細胞療法の製品候補品開発・販売へ、オプション権を行使 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 10月全国消費者物価コア指数(前年比予想:+3.5%、9月:+3.0%) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 11件
1963 東証プライム
1,474.5
4/19 15:00
-30.5(%)
時価総額 382,500百万円
プラント建設大手。海外LNG案件に強み。配当性向は30%目安。先端技術産業分野では基本設計役務、EPC役務などを複数受注。受託製造ケミカル触媒、脱硝触媒用原料は販売が堅調。24.3期3Q累計は大幅増収。 記:2024/03/05
4471 東証プライム
4,065
4/19 15:00
-85(%)
時価総額 95,670百万円
機能化学品メーカー。医療用洗剤や紙おむつ、化粧品の材料、潤滑油添加剤、自動車の内装材料など、幅広い製品を提供する。今期3Q累計は生活・健康やプラスチック・繊維、環境・住設分野の販売が足踏みとなった。 記:2024/02/07
4528 東証プライム
2,238
4/19 15:00
-63.5(%)
時価総額 1,157,997百万円
医療用医薬品メーカー。がん領域を中心に、糖尿病、関節、心臓、神経向け医薬品を開発。免疫チェックポイント阻害剤「オプジーボ」と化学療法の併用療法に重点。「オプジーボ」の拡大で、24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/03/29
4579 東証グロース
591
4/19 15:00
-19(%)
時価総額 12,395百万円
旧ファイザー中央研究所が前身の創薬ベンチャー。低分子薬に強み。24.12期は胃酸分泌抑制剤や動物用薬の売上拡大に伴うロイヤルティ収入増を想定。今年3月買収予定の創薬スタートアップも上乗せ。黒字復帰を計画。 記:2024/03/12
6501 東証プライム
13,330
4/19 15:00
-425(%)
時価総額 12,911,065百万円
総合電機大手。ITサービスやエネルギーソリューション、鉄道システム、家電・空調システム等を手掛ける。鉄道システムは大口案件の進展で増収。水・環境部門は空調システム事業が拡大。24.3期3Qは2桁最終増益。 記:2024/02/10
1,359
4/19 15:00
-12.5(%)
時価総額 3,335,063百万円
総合家電大手。家電、住設設備、FA機器、電池も。くらし事業では北米コールドチェーン、国内電材が増収。北米車載電池の増販、米国IRA補助金の計上等でエナジー部門は収益伸長。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/07
6920 東証プライム
34,350
4/19 15:00
-3,160(%)
時価総額 3,238,724百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。24.6期上期は半導体市況軟化の影響で受注足踏み。だが受注残の消化を進めて大幅増収増益に。最高業績を見込む通期計画を上方修正。増配予定。 記:2024/02/08
7726 東証スタンダード
1,400
4/19 15:00
-10(%)
時価総額 7,970百万円
精密機器メーカー。ボールねじや直動関連機器などの駆動システムと、モーターコアなどの金型システムを展開。半導体製造装置や自働車向けに実績。駆動システムの受注減や減速機市場の低迷もあり、中間期は利益足踏み。 記:2023/12/23
8015 東証プライム
9,306
4/19 15:00
-226(%)
時価総額 3,294,854百万円
トヨタ系の総合商社。自動車関連やアフリカビジネスに強み。24.3期3Q累計は金属が市況軟化で振るわず。だが自動車生産回復で自動車部品の取扱拡大。海外自動車販売も好調で増収増益に。通期最高純益・増配を計画。 記:2024/02/09
8053 東証プライム
3,721
4/19 15:00
-36(%)
時価総額 4,657,099百万円
総合商社大手。鋼管、メディアなどの非資源に強み。資源は非鉄金属が柱。24.3期3Q累計は自動車や建機が堅調。だが非鉄・化学品の市況が軟化。人件費増も利益の重石に。通期最終益反落を計画も連続増配を継続予定。 記:2024/02/07
8058 東証プライム
3,452
4/19 15:00
-15(%)
時価総額 14,886,688百万円
大手総合商社。原料炭や銅、液化天然ガスなど資源分野で世界有数の優良権益を有す。非資源分野は食品卸売に強み。24.3期3Q累計は天然ガス部門が増益。LNG販売事業が牽引。産業インフラ部門なども収益増。 記:2024/02/24