マーケット
5/2 15:15
38,236.07
-37.98
38,225.66
+322.37
暗号資産
FISCO BTC Index
5/3 21:30:12
9,110,352
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

注目銘柄ダイジェスト(前場):メルカリ、JT、SBIインシュなど

2022/11/1 11:36 FISCO
*11:36JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):メルカリ、JT、SBIインシュなど JT<2914>:2674.5円(+210.5円) 大幅続伸。前日に第3四半期の決算を発表、営業利益は1964億円で前年同期比23.8%増となり、通期予想は従来の5490億円から6490億円、前期比30.1%増に上方修正している。想定以上のプライシング効果や為替の円安効果が上振れの要因に。また、業績上振れに伴い、年間配当金を従来計画の150円から188円に引き上げており、買いインパクトにつながっている。前日終値をベースとした配当利回りは7.6%の水準に達する。 JR東<9020>:7910円(-130円) 反落。前日に上半期の決算を発表、営業利益は667億円で上半期としては3期ぶりの黒字となったが、従来計画の750億円は下振れる着地に。全セグメントで増収増益となったが、鉄道運輸収入の回復が想定よりも緩慢であったもよう。通期計画の1530億円は据え置き、旅行支援策や水際対策の緩和などによる運輸収入の回復を見込んでいる。下振れ決算にサプライズは乏しいが、株価が高値圏にあるなか、利食い売りの材料とはされる形に。 コマツ<6301>:2938円(+90円) 大幅続伸。前日に第2四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は1181億円で前年同期比58.4%増益となり、通期予想は従来の3460億円から4400億円、前期比38.8%増に上方修正している。通期市場コンセンサスは3900億円程度であったとみられる。北米を中心とした売上高の上振れ、販売価格の引き上げ効果、円安効果などが、原材料費上昇のマイナス影響を十分に吸収する形のようだ。 レーザーテック<6920>:21480円(+190円) 下げ渋ってもみ合い。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は85.1億円で前年同期比4.2倍となった。市場予想を10億円程度上回り、粗利益率も高水準を維持しているが、大きなサプライズはないようだ。一方、受注高は632億円で前年同期比3%の減少、通期計画に対する進捗率も21%とやや低水準。半導体市況が悪化しつつある中で、受注の下振れは警戒される形のもよう。 メルカリ<4385>:2835円(+360円) 大幅続伸。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は31億円で前年同期比3.7倍となり、市場予想の上限値も上回る着地に。投資やコストが想定以上に抑制されているとの評価になっている。USセグメントの取引高は想定を下回っているもようだが、Marketplaceセグメントの取引高成長率は想定通りに進捗のもよう。グロース株の先高期待も強まる中で、一段の買い安心感へとつながっている。 SBIインシュ<7326>:904円(+111円) 一時ストップ高。23年3月期第2四半期累計(22年4-9月)の経常利益(速報ベース)を前年同期比25.6%増の41.54億円と発表している。純利益(同)は29.4%増の14.93億円。生命保険事業で住宅ローン利用者向けの団体保険などが好調に推移した結果、保有契約件数が伸長した。損害保険事業や少額短期保険事業も堅調だった。なお、正式な決算は10日に発表する予定。 メンタルヘルスT<9218>:1741円(+52円) 上場来高値。明照会労働衛生コンサルタント事務所(名古屋市)が新設分割で設立する産業医サービス関連事業の承継子会社の株式を100%取得すると発表している。取得価額は2.35億円。現在の明照会労働衛生コンサルタント事務所は商号を変更し、承継子会社が新たに明照会労働衛生コンサルタント事務所を名乗る。東海エリアでの顧客基盤拡大や自社のクラウド型メンタルヘルスケアサービスの拡販を図る狙い。 VEGA<3542>:491円(-4円) もみ合い。23年3月期第2四半期累計(22年4-9月)の営業利益を前年同期比66.6%減の1.15億円と発表している。巣ごもり需要が増加した前年同期からの反動などで減益となったものの、保管費や配送費、固定費の削減を実施した。また、越境ECプラットフォーム事業の流通総額が61.2%増と順調に成長している。通期予想は0.00-2.00億円で据え置いた。予想上限に対する進捗率は57.5%に達しており、好感されているようだ。 《ST》
関連銘柄 8件
2914 東証プライム
4,303
5/2 15:00
+39(%)
時価総額 8,606,000百万円
大手たばこメーカー。未開放の中国市場を除けば世界トップ3級。世界で複数のタバコブランドを展開し、国内では紙巻たばこと加熱式たばこに注力。医薬品や加工食品も事業領域。23.12期売上収益は過去最高を更新。 記:2024/02/23
3542 東証グロース
759
5/2 15:00
+20(%)
時価総額 8,072百万円
家具・インテリア用品をEC販売。オリジナル商品に強み。実店舗や卸売も。新事業の越境ECプラットフォームを育成中。24.3期3Q累計は流通取引総額拡大よりも利益を優先し、採算改善。通期では増収増益を見込む。 記:2024/02/06
4385 東証プライム
1,766.5
5/2 15:00
-40(%)
時価総額 284,179百万円
国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は250万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。24.6期2Qは大幅増益。 記:2024/02/13
6301 東証プライム
4,577
5/2 15:00
-61(%)
時価総額 4,454,089百万円
建設機械・鉱山機械で世界2位。工作機械なども。IT活用のアフターサービスに強み。24.3期3Q累計は中国の建機需要が冴えず。だが北米や中南米で鉱山機械が堅調。円安も効いて増収増益に。配当性向4割以上目安。 記:2024/04/12
6920 東証プライム
40,670
5/2 15:00
+920(%)
時価総額 3,834,612百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。24.6期上期は半導体市況軟化の影響で受注足踏み。だが受注残の消化を進めて大幅増収増益に。最高業績を見込む通期計画を上方修正。増配予定。 記:2024/02/08
990
5/2 15:00
-13(%)
時価総額 24,573百万円
SBIグループの保険会社。損保、生保、少額短期保険を扱う。ネット活用で実現の廉価な保険料に強み。24.3期3Q累計は保険契約件数が順調に拡大。保険金支払い増をこなして増収増益に。通期最高業績・増配を計画。 記:2024/02/07
9020 東証プライム
3,015
5/2 15:00
+20.5(%)
時価総額 3,420,252百万円
国内首位、世界でも最大級の鉄道会社。関東や東北地方を中心に、新潟県、山梨県、長野県、静岡県までが事業エリア。不動産や駅ナカでの物品販売、ホテルなども展開。全セグメント好調で、24.3期3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/04
841
5/2 15:00
+7(%)
時価総額 8,270百万円
社員メンタルヘルスを支援する企業向けクラウドを展開。産業医との連携に強み。医師向け転職支援も。メディカルキャリア支援事業は足踏み。メンタルヘルスソリューション事業は堅調。23.12期3Q累計は増収。 記:2024/02/02