マーケット
4/26 15:00
37,929.29
+300.81
38,085.80
-375.12
暗号資産
FISCO BTC Index
4/26 15:20:37
10,043,888
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~配当落ち分を吸収し、さらに上げ幅を広げる動きでセンチメント改善~

2022/9/29 9:01 FISCO
*09:01JST 前場に注目すべき3つのポイント~配当落ち分を吸収し、さらに上げ幅を広げる動きでセンチメント改善~ 29日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:配当落ち分を吸収し、さらに上げ幅を広げる動きでセンチメント改善 ■西松屋チェ、23/2下方修正 営業利益113億円←136億円、41万2000株の自社株買い決議 ■前場の注目材料:いすゞ、来春にEVトラック投入、混流生産でコスト低減 ■配当落ち分を吸収し、さらに上げ幅を広げる動きでセンチメント改善 29日の日本株市場は、ギャップアップからリバウンド基調が強まりそうだが、次第にこう着感の強い相場展開になりそうだ。28日の米国市場はNYダウが548ドル高だった。英国中銀が長期国債市場に介入し、英政府が提示した大型減税計画による影響を警戒した金融市場の混乱を鎮静化させたため、安心感から買いが先行した。米長期金利が大幅に低下するなか、消費関連は景気敏感株を中心に買われ、NYダウをけん引。シカゴ日経225先物清算値は大阪比560円高の26480円。円相場は1ドル144円20銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、ギャップアップで始まろう。昨日の日経平均は26200円を下回って終えていたため、9月末の配当落ちを考慮した場合、26000円を下回ってくるため、調整トレンドが一段と強まるとの警戒もあったが、欧米市場の上昇の流れを受けて配当落ち分を吸収し、さらに上げ幅を広げる動きが見込まれるなか、センチメントは改善に向わせよう。足元ではボリンジャーバンドの-2σに上値を抑えられる格好での調整が続いていただけに、-2σを上回ってくるようであれば、前日の26000円割れで、目先的な底入れとの見方にも向かわせやすく、押し目待ち狙いの買い方も動きやすくなる可能性が期待される。 月末にかけては日経平均の定期入れ替えに伴う需給が重しとなるものの、想定されている需給イベントであるため、押し目狙いの好機との見方に向かわせることも考えられよう。また、昨日の下落の一因だったアップルについては、一時5%近く下落する場面が見られたものの、その後は下落幅を縮めており、1.2%程度の下落だった。楽観視は禁物ではあるものの、昨日大きく売られていたハイテク株の一角には、自律反発狙いの買いも入りやすく、これが日経平均を支える動きにもなりそうだ。 そのほか、昨日はインバウンド関連など足元で強い動きを見せていた銘柄についても、地合い悪化から利益確定の動きが強まる局面も見られていた。テーマ株などへの物色についても仕切り直し的に資金流入が意識されやすいだろう。なお、VIX指数は低下したものの、依然として30.00を上回っているため、米国の金融引き締めが世界的な景気減速を招くとの警戒はくすぶっている。買い一巡後は短期的な値幅取り狙いの動きが中心になりそうだ。 ■西松屋チェ、23/2下方修正 営業利益113億円←136億円、41万2000株の自社株買い決議 西松屋チェ<7545>は2023年2月期業績予想の修正を発表。営業利益は136.00億円から113.50億円に下方修正した。急速な円安の進行や仕入原価などの高騰による影響から、売上総利益が低下することで、前回予想を下回る見込みとなった。なお、41万2000株の自社株買い決議している。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(29683.74、+548.75) ・ナスダック総合指数は上昇(11051.64、+222.13) ・シカゴ日経先物は上昇(26480、大阪比+560) ・1ドル=144.20-30円 ・SOX指数は上昇(2427.26、+29.22) ・VIX指数は低下(30.18、-2.42) ・米原油先物は上昇(82.15、+3.65) ・米長期金利は低下 ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・いすゞ<7202>来春にEVトラック投入、混流生産でコスト低減 ・日本製鉄<5401>日鉄インド合弁、1兆円投資、30年粗鋼生産3000万トンに弾み ・ダイキン<6367>インド売上高25年度倍増、現地法人CEO「空調需要爆発的に伸びる」 ・エーザイ<4523>アルツハイマー薬、悪化抑制を治験で確認 ・三菱商事<8058>米でアンモニア製造、拠点用地確保で現地事業者と覚書 ・日本ガイシ<5333>リコーとVPPで共同出資会社、来年2月に事業開始 ・大日本塗料<4611>関ペ子会社との共同会社解消を協議 ・ニチコン<6996>三菱ふそうと提携、EVトラック充電器サービスに機器供給 ・NEC<6701>「BB84方式」の量子暗号装置を年度内に製品化 ・三菱ケミG<4188>機能商品強化、「電解液」世界シェア25%へ反撃 ・東レ<3402>難病の肺動脈性肺高血圧症治療薬、中国で承認取得 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 12件
3402 東証プライム
702.4
4/26 14:54
+3.8(%)
時価総額 1,145,952百万円
合繊大手。世界トップの炭素繊維は航空機向けに強み。有機EL関連材料、水処理事業等も手掛ける。24.3期3Qは環境・エンジニアリング事業が堅調。水処理事業は米国、中国で出荷堅調。繊維事業はEV向けが拡大。 記:2024/02/11
4188 東証プライム
896.4
4/26 14:54
±0(%)
時価総額 1,350,237百万円
国内最大の総合化学メーカー。アクリル樹脂原料や炭素繊維、光学用フィルムに強み。24.3期3Q累計は石化製品の需要が振るわず。だが産業ガスや医薬品が好調。減損損失減少も利益に効く。通期最終増益・増配を計画。 記:2024/02/14
4523 東証プライム
6,239
4/26 14:54
-20(%)
時価総額 1,850,282百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。アメリカス医薬品事業は堅調。レンビマの売上が伸びる。販管費減。24.3期2Qは大幅営業増益。 記:2024/01/16
4611 東証プライム
1,160
4/26 14:52
-9(%)
時価総額 34,465百万円
総合塗料メーカー。重防食塗料に強み。ジェットインクや照明機器、蛍光色材も。国内塗料事業は収益堅調。一般用分野は高付加価値商品の拡販等で売上増。業務用LED照明は需要増続く。24.3期3Q累計は2桁増益。 記:2024/02/11
5333 東証プライム
2,174
4/26 14:54
+99(%)
時価総額 689,875百万円
ガイシで世界首位。自動車排ガス浄化用セラミックスやNAS電池なども。24.3期3Q累計は自動車関連が堅調も半導体装置関連が足踏み。30年度迄にパワー半導体向け絶縁放熱回路基板の生産能力を2.5倍に増強へ。 記:2024/03/11
5401 東証プライム
3,443
4/26 14:54
+14(%)
時価総額 3,271,955百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。製鉄部門は増収。システムソリューション部門は堅調。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/02/25
6367 東証プライム
21,130
4/26 14:54
+730(%)
時価総額 6,193,499百万円
エアコン世界首位。世界で唯一、空調と冷媒の両方を手掛け、インバータ搭載機に定評。フッ素樹脂も展開。換気や除菌機能搭載商品、IoT活用サービスなどにも注力。業容好調で売上高、営業利益ともに過去最高を更新。 記:2024/02/06
6701 東証プライム
10,965
4/26 14:54
+215(%)
時価総額 2,991,800百万円
大手ITサービス会社。システム構築やコンサル、サポート等のITサービスと、テレコムサービスや航空宇宙防衛の社会インフラが柱。通信インフラで国内トップ。今期3Q累計はITサービスと航空宇宙防衛が堅調に推移。 記:2024/03/09
6996 東証プライム
1,320
4/26 14:54
+18(%)
時価総額 102,960百万円
電子部品メーカー。アルミ電解コンデンサを主軸に蓄電システムも。24.3期3Q累計は家庭用蓄電システムやEV充電器が好調。だが家電用・産業用コンデンサが冴えず。販管費増も利益の重石に。独禁法関連特損は解消。 記:2024/04/15
7202 東証プライム
1,948
4/26 14:54
+8.5(%)
時価総額 1,514,457百万円
トラック・バスなど商用車製造販売大手。国内トラックシェアは3割強。傘下にUDトラックス。トヨタと資本提携。ティアフォー社と路線バス領域での自動運転システム開発で協業。業容安定し、3Q累計は増収・増益。 記:2024/03/22
7545 東証プライム
2,203
4/26 14:54
+3(%)
時価総額 153,305百万円
ベビー用品や子供衣料、マタニティグッズ、育児用品等の専門店を全国展開。出店はロードサイド中心。1109店舗展開。公式オンラインストアは売上伸長。24.2期通期は増収増益。25.2期は2桁増益見通し。 記:2024/04/17
8058 東証プライム
3,528
4/26 14:54
+31(%)
時価総額 15,214,436百万円
大手総合商社。原料炭や銅、液化天然ガスなど資源分野で世界有数の優良権益を有す。非資源分野は食品卸売に強み。24.3期3Q累計は天然ガス部門が増益。LNG販売事業が牽引。産業インフラ部門なども収益増。 記:2024/02/24