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前場に注目すべき3つのポイント~いったんは利益確定の動きにも向かわせやすい水準~

2022/9/13 8:47 FISCO
*08:47JST 前場に注目すべき3つのポイント~いったんは利益確定の動きにも向かわせやすい水準~ 13日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:いったんは利益確定の動きにも向かわせやすい水準 ■セ硝子、2Q上方修正 純利益 150億円←90億円 ■前場の注目材料:ダイキン、空調機のR&D拠点増設、インドに70億円投資 ■いったんは利益確定の動きにも向かわせやすい水準 13日の日本株市場は、買い先行後はこう着感の強い相場展開が見込まれよう。12日の米国市場はNYダウが229ドル高だった。8月消費者物価指数(CPI)の発表を控え、インフレ鎮静化を期待した買いが先行した。また、NY連銀の8月期待インフレが大幅低下したことも投資家心理改善に繋がり相場をさらに押し上げた。ただし、連邦公開市場委員会(FOMC)の大幅利上げ観測は根強く、午後に入り長期金利が大きく上昇に転じると、主要株式指数は上げ幅を縮小した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比70円高の28330円。円相場は1ドル142円60銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から買い先行で始まろう。ただし、FOMCでの0.75%の利上げは織り込むものの、CPIの結果を受けた米国市場の反応を見極めたいとのムードは高まりやすいだろう。直近の上昇で日経平均は節目の28500円を突破してきたこともあり、いったんは利益確定の動きにも向かわせやすい水準と考えられる。 ただし、センチメントは改善傾向に向かうなか、押し目待ちの買い意欲は強そうであり、下値の堅さは意識されやすいだろう。一目均衡表では雲上限を支持線としたリバウンドにより、昨日は基準線をクリアしている。基準線や25日線は28250円辺りに位置しており、この水準までの調整は考えづらいなか、押し目待ち狙いの買い方にとってはエントリータイミングを切り上げてくる可能性はある。また、ショートカバーの動きなども意識されてくるだろう。 米国ではアップルが強い動きとなり、NYダウをけん引する格好だった。新型「iPhone14」の需要は強いとのアナリストの見解が相次いだようであり、指数インパクトの大きい値がさ株などへの手掛かり材料になりそうである。円相場は黒田総裁発言以降、1ドル142円台での落ち着いた動きを見せており、輸出関連などへは利食いは出やすいものの、足元で売り込まれていたハイテク株が底堅い値動きを見せてくるようだと、センチメントを改善させることになりそうだ。中小型株については強い基調が続いている銘柄へは良好な需給状況によって資金回転が効いているため、過熱感を警戒しつつも資金が向かいやすいと考えられる。 ■セ硝子、2Q上方修正 純利益 150億円←90億円 セ硝子<4044>は2023年3月期第2四半期業績予想の修正を発表。純利益は90億円から150億円に上方修正した。想定より政策保有株式売却が順調に進んでいることにより、親会社株主に帰属する四半期純利益が前回発表を上回る見通し。売却銘柄は明らかにしていない。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(28542.11、+327.36) ・NYダウは上昇(32381.34、+229.63) ・ナスダック総合指数は上昇(12266.41、+154.10) ・シカゴ日経先物は上昇(28330、大阪比+70) ・SOX指数は上昇(2731.09、+9.32) ・米原油先物は上昇(87.78、+0.99) ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・ダイキン<6367>空調機のR&D拠点増設、インドに70億円投資 ・椿本チエイン<6371>3次元走行台車開発、EC用倉庫などに提案 ・スズキ<7269>豪スタートアップに出資、次世代モビリティー用ソフト開発 ・日本触媒<4114>中国・電解質企業に出資、製販体制を早期確立 ・日産自<7201>ロシア工場稼働停止12月末まで延長、侵攻長期化で部品供給影響 ・スズキ<7269>インド経営大学院と共同研究協定、脱炭素へ新事業開拓 ・日立<6501>ESGデータ収集・可視化・分析を効率化、クラウドサービス来年提供 ・大日本印刷<7912>原画生かす新手法のサービス提供、アニメ制作費10分の1に ・凸版印刷<7911>福岡・大牟田に開発拠点開設 ・NTTデータ<9613>独ナトゥビオンを買収、SAPビジネス強化 ・星光PMC<4963>ベトナムで原紙向け薬品生産、月内に開始、日中との3極体制構築 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 8月国内企業物価指数(前年比予想:+8.9%、7月:+8.6%) ・08:50 7-9月期法人企業景気予測調査・大企業全産業景況判断指数(4-6月期:-0.9) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 11件
4044 東証プライム
2,762
4/26 15:00
+28(%)
時価総額 71,812百万円
大手ガラスメーカー。建築や自動車向けガラス、ガラス繊維、素材化学品、医療化学品を展開。医薬原体セボフルランは全身吸入麻酔薬で世界トップシェア。リチウムイオン電池用電解液の停滞もあり、3Q累計は足踏み。 記:2024/02/23
4114 東証プライム
1,491.5
4/26 15:00
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時価総額 232,674百万円
化学品メーカー。酸化エチレンやアクリル酸等の基礎化学品と、高吸水性樹脂や医薬中間体等の機能性化学品等を製造、販売する。アクリル酸と高吸水性樹脂で高シェア。今期3Q累計は海外市況や原料価格の下落が影響した。 記:2024/04/14
4963 東証プライム
1,067
12/27 15:00
±0(%)
時価総額 32,353百万円
製紙用薬品が柱。印刷インキ用樹脂も。新素材CNFなどを育成中。9月に米国カーライル系の投資ファンドが表明したTOBに賛同。TOB価格は1株1070円。TOB成立ならば上場廃止に。23.12期上期は足踏み。 記:2023/10/15
6367 東証プライム
21,160
4/26 15:00
+760(%)
時価総額 6,202,292百万円
エアコン世界首位。世界で唯一、空調と冷媒の両方を手掛け、インバータ搭載機に定評。フッ素樹脂も展開。換気や除菌機能搭載商品、IoT活用サービスなどにも注力。業容好調で売上高、営業利益ともに過去最高を更新。 記:2024/02/06
6371 東証プライム
5,360
4/26 15:00
+130(%)
時価総額 205,186百万円
世界トップの産業用スチールチェーンや自動車エンジン用チェーンに強み。減速機や搬送システムも。24.3期3Q累計は産業用チェーンや減速機が足踏み。だが自動車用チェーンが伸びて増収増益に。配当性向は3割目安。 記:2024/04/12
6501 東証プライム
13,475
4/26 15:00
+240(%)
時価総額 13,051,508百万円
総合電機大手。ITサービスやエネルギーソリューション、鉄道システム、家電・空調システム等を手掛ける。鉄道システムは大口案件の進展で増収。水・環境部門は空調システム事業が拡大。24.3期3Qは2桁最終増益。 記:2024/02/10
7201 東証プライム
549
4/26 15:00
+2.3(%)
時価総額 2,317,173百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
7269 東証プライム
1,814.5
4/26 15:00
+24(%)
時価総額 3,564,741百万円
大手自動車メーカー。軽自動車で国内首位級、オートバイでも世界的。四輪車はインドでトップシェア。四輪事業は堅調。日本やインド、欧州で販売が増加。二輪事業はインドで販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/14
7911 東証プライム
3,637
4/26 15:00
+5(%)
時価総額 1,271,881百万円
大手印刷会社。印刷で2強。マーケティングやコンテンツ等の情報関連、包装資材や建装材、ディスプレイ、半導体関連も手掛ける。今期3Q累計はDXや半導体関連が堅調も、海外のパッケージや建装材が足踏みとなった。 記:2024/03/11
7912 東証プライム
4,555
4/26 15:00
+62(%)
時価総額 1,445,028百万円
大手印刷会社。印刷や加工技術を基に、出版やイメージング、マーケティング、セキュリティ、パッケージ、高機能材などを展開。UBEと合弁会社設立し、材料分析分野での協業を推進。注力事業好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/10
9613 東証プライム
2,432.5
4/26 15:00
-4(%)
時価総額 3,411,581百万円
NTT傘下のSI大手。金融分野や公共・社会基盤分野向けに強み。24.3期3Q累計は親会社との海外通信事業統合会社がフル連結化。公共、金融案件の獲得も順調。営業外の金融費用増。通期営業最高益・増配を見込む。 記:2024/03/07