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前場に注目すべき3つのポイント~売り一巡後の底堅さを見極める流れ、マド埋め拒否ならショートカバー意識へ~

2022/8/18 8:47 FISCO
*08:47JST 前場に注目すべき3つのポイント~売り一巡後の底堅さを見極める流れ、マド埋め拒否ならショートカバー意識へ~ 18日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:売り一巡後の底堅さを見極める流れ、マド埋め拒否ならショートカバー意識へ ■決算発表なし ■前場の注目材料:日立、シリコン量子コンピューター開発、30年度めど処理能力1メガビット級 ■売り一巡後の底堅さを見極める流れ、マド埋め拒否ならショートカバー意識へ 18日の日本株市場は、売り一巡後は次第に底堅さが意識されやすい相場展開になりそうだ。17日の米国市場はNYダウが171ドル安だった。英国のインフレ率が40年ぶり高水準となったほか連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨公表を控え、金利が上昇したことを警戒した売りが先行した。その後も7月小売売上高が予想を下回ったことから、成長減速への懸念も根強く軟調に推移。FOMC議事要旨の公表後は下げ渋る動きを見せたものの、アナログ・デバイセズの最高経営責任者(CEO)が経済の弱さが需要に影響し始めていると警告したため、業績に悲観的な見方がハイテク株全体に広がった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比190円安の29000円。円相場は1ドル135円10銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、売り先行で始まることになりそうだ。日経平均は前日の上昇で節目の29000円を回復し、29222.77円と高値引けで1月高値29332.16円に接近していたこともあり、いったんは利益確定の動きは入りやすいだろう。米国においてもS&P500は足元のリバウンドで1月高値から6月安値までの半値戻しを達成し52週線に接近していたこともあり、利食いは入りやすい水準だったため、想定内の一服といった見方に向わせよう。 そのため、売り一巡後の底堅さを見極める流れになりやすく、前週に空けたマド(28546.98円-28868.91円)埋めを意識しつつも、マド埋めを拒否する底堅さを見せてくるようだと、ショートカバーを誘う流れが強まりそうだ。また、足元では短期的な過熱感が警戒されていたなか、需給状況は改善傾向にあるため、調整局面においては押し目待ち狙いの買いの動きは入りやすいだろう。 物色としては米ハイテク株の下落影響からやや内需系に向かいやすいと見られるが、そもそもハイテク業界の減速懸念は根強いほか、そのうえでリスクを取る動きをみせていたため、VIX指数の低下傾向を見る限り、嫌気売りが強まるといった流れにはならないだろう。また、強いリバウンドを見せているマザーズ指数についても、いったん一服といった格好になりそうだが、中小型株は相対的に出遅れている状況であるため、押し目狙いのスタンスに向わせそうだ。 ■決算発表なし ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(29222.77、+353.86) ・1ドル=135.10-20円 ・米原油先物は上昇(88.11、+1.58) ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を長期化 ・日立<6501>シリコン量子コンピューター開発、30年度めど処理能力1メガビット級 ・リコー<7752>CPUなど高付加価値品を再利用、新製品に搭載検討 ・ダイセル<4202>25年度に樹脂製光学レンズ売上高30倍、兵庫・播磨の能力増強 ・トヨタ<7203>中国・四川省の完成車工場停止、電力不足で20日まで ・太平洋工業<7250>IoT製品の開発加速、“つながるタイヤ”総合力活用 ・アイシン<7259>群馬で食品デリバリー開始、地元企業と連携 ・京セラ<6971>鹿児島でMLCC増産、新棟投資150億円 ・OKI<6703>OKIなど、MEMS端末の感度20倍、SOIウエハー接合技術確立 ・三菱製紙<3864>独事業を縮小、バリアコート紙など生産合理化 ・リンテック<7966>半導体製造向け粘着テープ増産、45億円投じ能力5割増 ・三洋化成<4471>炭素繊維用の集束剤5割増強、鹿島工場に設備新設 ・日本酸素HD<4091>米で再生由来水素供給、現地社と長期契約 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・10:30 豪・7月失業率(予想:3.5%、6月:3.5%) ・10:30 豪・7月雇用者数増減(予想:+2.50万人、6月:+8.84万人) 《ST》
関連銘柄 12件
3864 東証プライム
566
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時価総額 25,323百万円
中堅製紙会社。印刷・情報用紙を中心に、不織布・ガラス繊維ペーパー、リチウムイオン電池セパレーターなどを展開。再湿糊型ライナーレスラベル「ウォーターサーマル」を拡販。価格改定効果で、3Q累計は営業黒字転換。 記:2024/03/28
4,698
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時価総額 2,034,671百万円
産業ガスで国内シェア首位、世界4位。エレクトロニクスガスでは世界トップ級。MOCVD装置や液体ヘリウム関連装置も事業領域。「THERMOS」ブランドで家庭用品も展開。価格転換進展し、3Q累計は利益急伸。 記:2024/03/28
4202 東証プライム
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時価総額 442,297百万円
化学中堅。世界首位の自動車エアバッグ用ガス発生装置や液晶フィルム材料に強み。自動車生産の回復で自動車エアバッグ用インフレータは販売数量増。コスメ・健康食品事業は売上増。24.3期3Q累計は2桁増益。 記:2024/03/31
4471 東証プライム
4,110
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時価総額 96,729百万円
機能化学品メーカー。医療用洗剤や紙おむつ、化粧品の材料、潤滑油添加剤、自動車の内装材料など、幅広い製品を提供する。今期3Q累計は生活・健康やプラスチック・繊維、環境・住設分野の販売が足踏みとなった。 記:2024/02/07
6501 東証プライム
14,455
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時価総額 14,000,708百万円
総合電機大手。ITサービスやエネルギーソリューション、鉄道システム、家電・空調システム等を手掛ける。鉄道システムは大口案件の進展で増収。水・環境部門は空調システム事業が拡大。24.3期3Qは2桁最終増益。 記:2024/02/10
6703 東証プライム
1,132
5/2 15:00
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時価総額 98,731百万円
情報通信事業、ATMやプリンターなどのメカトロ事業を中核に、道路や航空、消防・防災のシステムやEMSなども展開。パブリックソリューション事業では道路、防災などが堅調。24.3期3Q累計は黒字転換。 記:2024/04/13
6971 東証プライム
1,899.5
5/2 15:00
-8.5(%)
時価総額 2,869,145百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。電子部品は情報通信市場向けコンデンサ、水晶部品等の需要が減少。24.3期2Qは業績伸び悩む。 記:2024/01/16
7203 東証プライム
3,581
5/2 15:00
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時価総額 58,423,968百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7250 東証プライム
1,592
5/2 15:00
+17(%)
時価総額 97,610百万円
自動車部品メーカー。バルブ製品やプレス製品、樹脂製品等を手掛ける。タイヤバルブとリリーフバルブで世界トップシェア。プレス・樹脂製品事業は収益好調。販売物量の増加や原価改善が寄与。24.3期3Qは収益伸長。 記:2024/02/24
7259 東証プライム
5,771
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時価総額 1,700,569百万円
自動車部品大手。パワトレ機器やブレーキ部品に強み。トヨタ系列。電動車向け製品を強化中。日本は黒字転換。電動ユニットなどの販売台数増、構造改革効果などが寄与。中国や欧州は堅調。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/07
7752 東証プライム
1,356.5
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時価総額 864,725百万円
事務機器大手。商業印刷機も。エッジデバイスの技術力等が強み。海外売上比率は6割超。デジタルサービス部門は売上堅調。国内はインボイス制度対応等の業務パッケージの販売が増加。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/11
7966 東証プライム
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時価総額 240,037百万円
粘着製品メーカー。粘着紙や粘着フィルム、包装テープ、化粧フィルム等を製造、販売する。自動車や半導体、液晶関連素材製品を提供する。今期3Q累計は産業工材は堅調も、電子・光学関連製品を中心に足踏みとなった。 記:2024/03/31