マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
43,870.35
+461.88
暗号資産
FISCO BTC Index
11/22 21:15:08
15,242,516
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~強いトレンドは期待しづらいものの、全体としては底堅さが意識される~

2022/7/26 8:36 FISCO
*08:36JST 前場に注目すべき3つのポイント~強いトレンドは期待しづらいものの、全体としては底堅さが意識される~ 26日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:強いトレンドは期待しづらいものの、全体としては底堅さが意識される ■キヤノンMJ、2Q営業利益 35.2%増 278億円、通期上方修正 ■前場の注目材料:古河電工、ワイヤハーネス前工程の工数9割減、世界拠点に展開 ■強いトレンドは期待しづらいものの、全体としては底堅さが意識される 26日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開が見込まれるものの、底堅さは意識されそうだ。25日の米国市場でNYダウは90ドル高となった一方で、ナスダックは下落。6月シカゴ連銀全米活動指数や7月ダラス連銀製造業活動指数が予想を下回り2カ月連続のマイナスに落ち込んだため景気後退懸念から売りが先行した。その後は連邦準備制度理事会(FRB)が今週開催を予定している連邦公開市場委員会(FOMC)を控えるなか、売り買いが交錯していた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比55円高の27755円。円相場は1ドル136円60銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや小じっかりで始まりそうである。米国では原油先物相場の上昇を受けてエネルギー株が買われたほか、FRBによる急激な利上げへの警戒は後退しており、消費関連の一角なども買われた。一方で、アップルなど大型テック株の決算を控えているほか、長期金利の上昇を背景にハイテク株は利食い優勢だった。東京市場においてもこの流れを引き継ぐ格好から、指数インパクトの大きい値がさハイテク株などは利食い優勢となり、日経平均の重荷になりそうだ。 もっとも昨日の日経225先物は27630円での底堅さが目立っていたが、ナイトセッションでも同様の動きを見せていたことから、下値の堅さは意識されそうである。日経平均は足元で切り上がる5日線を支持線としたリバウンドを継続しており、同線が位置する27611円辺りでの底堅さが見られる可能性はありそうだ。また、VIX指数は小幅に反発したものの、6月の直近安値水準は下回っているため、リスク選好の状態は継続。米国の大型テック株の決算のほか、国内においても指数インパクトの大きい値がさ株の決算を控えているため強いトレンドは期待しづらいものの、全体としては底堅さが意識されそうである。 物色の流れとしては決算を手掛かりとした個別対応になりそうだが、新型コロナウイルス感染症の新規感染者数が急増するなか、感染症対策などに関連したテーマ株などの循環物色に向かわせよう。また、昨日のマザーズ指数は2%近い下落で700を下回ってきたが、5日線水準で下げ渋りを見せているほか、75日線を上回っての推移を継続している。75日線に接近する局面がみられるようであれば、中小型株についてはその後のリバウンドを想定した押し目狙いの動きに向かわせよう。 ■キヤノンMJ、2Q営業利益 35.2%増 278億円、通期上方修正 キヤノンMJ<8060>が発表した第2四半期業績は、営業利益が前年同期比35.2%増の278.32億円だった。あわせて期中2度目の通期業績予想の修正を発表しており、営業利益を415億円から460億円に上方修正した。顧客のセキュリティ意識の高まりを背景に、法人向けITサービスの販売が好調に推移。コンセンサス(430億円程度)を上回る。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(31990.04、+90.75) ・シカゴ日経先物は上昇(27755、大阪比+55) ・1ドル=136.60-70円 ・米原油先物は上昇(96.70、+2.00) ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を長期化 ・古河電工<5801>ワイヤハーネス前工程の工数9割減、世界拠点に展開 ・トヨタ<7203>下期の価格改定要請見送り、仕入れ先の安定化優先 ・ダイキン<6367>メキシコに新工場、250億円投資、住宅用エアコン年150万台 ・NOK<7240>ベトナムに新棟、熊本「Oリング」製造を一部移管 ・トヨタ紡織<3116>愛知・豊田に物流中継拠点、車部品輸送を効率化 ・豊田合成<7282>スマートファクトリー本稼働、宮城大衡工場、リードタイム3分の ・キヤノン<7751>露光装置の生産効率2割向上、宇都宮事業所で推進 ・三菱電機<6503>車機器販売2社統合、意思決定を迅速化 ・NEC<6701>NECと高専機構、サイバー対策技術者を育成 ・ADEKA<4401>韓で半導体材料増産、DRAM向け ・アステラス製薬<4503>米西海岸に拠点開設、細胞医療など研究開発 ・昭和電工<4004>低濃度CO2回収技術開発、日本製鉄と共同 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 日銀金融政策決定会合議事要旨(6月16-17日分) ・7月政府月例経済報告 <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 13件
3116 東証プライム
1,973.5
11/22 15:30
-5.5(%)
時価総額 370,359百万円
トヨタ系の自動車部品メーカー。1918年創業。自動車用シートやドアトリム、フロアカーペット、エンジン周辺樹脂製品等を手掛ける。航空機シート等も。変動費の改善、固定費の効率化などで価格競争力の強化を図る。 記:2024/10/03
3,978
11/22 15:30
+177(%)
時価総額 735,536百万円
昭和電工、旧日立化成が統合した機能性化学メーカー。半導体・電子材料、石油化学等のケミカルが柱。自動車部品、セラミックス等も。半導体後工程材料で世界トップシェア。事業ポートフォリオ改革等に取り組む。 記:2024/10/13
4401 東証プライム
2,844.5
11/22 15:30
+33(%)
時価総額 295,168百万円
柱の化学品は半導体向け高誘電材料や自動車向け樹脂・潤滑油添加剤に強み。業務用食油や農薬も。半導体や自動車関連が堅調。開発費等を吸収。新中計は27年3月期営業益530億円の目標。配当性向40%以上。 記:2024/08/12
4503 東証プライム
1,562
11/22 15:30
-10(%)
時価総額 2,826,694百万円
国内大手製薬会社。前立腺がん治療剤「XTANDI」や急性骨髄性白血病治療剤「XOSPATA」などが主要製品。海外売上高比率が高い。25.3期は尿路上皮がん治療剤「PADCEV」の成長などを見込む。 記:2024/06/24
5801 東証プライム
6,351
11/22 15:30
+126(%)
時価総額 448,806百万円
国内電線大手。1884年創業。ワイヤハーネス、電線等の電装エレクトロニクス部門が柱。光ファイバ・ケーブル、通信用波長可変光源などで世界トップクラス。情報通信ソリューション部門では製販体制の強化図る。 記:2024/08/26
6367 東証プライム
18,295
11/22 15:30
-90(%)
時価総額 5,362,521百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6503 東証プライム
2,584
11/22 15:30
-16(%)
時価総額 5,460,514百万円
総合電機メーカー大手。FAシステムや自動車機器のインダストリー・モビリティ部門、ビルシステムや空調・家電のライフ部門が柱。重電システム、人工衛星等も。インフラ部門では防衛・宇宙事業等にリソース投入。 記:2024/10/07
6701 東証プライム
12,265
11/22 15:30
-5(%)
時価総額 3,346,505百万円
大手ITサービス会社。1899年設立。システム構築等のITサービス事業、ネットワークインフラ等の社会インフラ事業が柱。顔・虹彩などの生体認証に強み。クラウド、モダナイゼーション、生成AIなどの強化図る。 記:2024/08/10
7203 東証プライム
2,664.5
11/22 15:30
-10(%)
時価総額 42,085,743百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7240 東証プライム
2,242
11/22 15:30
-16.5(%)
時価総額 388,178百万円
国内初のオイルシールメーカー。1941年創業。国内全自動車メーカーが同社製品を採用。オイルシールは国内トップシェア。シール製品「Oリング」などが主要製品。シール事業では中国系自動車メーカーへの拡販図る。 記:2024/08/20
7282 東証プライム
2,549.5
11/22 15:30
-3.5(%)
時価総額 325,352百万円
トヨタ系自動車部品メーカー。エアバッグ等のセーフティシステム製品、ラジエータグリル等の内外装部品が主力。樹脂ターボダクト等も。トヨタグループ向け売上比率は6割超。米国で自動車用内外装部品の生産能力を増強。 記:2024/09/03
7751 東証プライム
5,054
11/22 15:30
+61(%)
時価総額 6,740,838百万円
精密機器大手。1937年設立。オフィス複合機やレンズ交換式カメラ、FPD露光装置などで世界トップシェア。バランスの取れた事業構造が強み。海外売上比率は7割超。商業印刷、産業印刷分野はラインアップ強化図る。 記:2024/10/21
4,720
11/22 15:30
-28(%)
時価総額 524,298百万円
デジタルカメラ、デジタル複合機などキヤノン製品の国内販売を行う。業務支援ソリューション、ITセキュリティソリューション等も手掛ける。ITソリューション事業を成長事業に位置付け。注力領域の拡大を進める。 記:2024/08/12