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新興市場見通し:FOMC、主要企業決算の集中でリバウンド一服か

2022/7/23 14:58 FISCO
*14:58JST 新興市場見通し:FOMC、主要企業決算の集中でリバウンド一服か ■インフレピークアウト期待や決算前の買い戻しで大幅高 今週の新興市場は大幅に上昇。米長期金利が安定して推移するなか、インフレピークアウト期待と7月米連邦公開市場委員会(FOMC)での大幅利上げに対する警戒感の後退を背景に投資家心理が改善。日米主要企業の4-6月期決算発表の本格化を前に売り方の買い戻しも進んだとみられ、ナスダック総合指数が連日で大きく上昇するなか、東京市場でもグロース(成長)株を中心に買い戻しが加速した。なお、週間の騰落率は、日経平均が+4.20%であったのに対して、マザーズ指数が+5.17%、東証グロース市場指数は+5.25%だった。 個別では、週間でビジョナル<4194>が+14.8%、フリー<4478>が+5.6%、弁護士ドットコム<6027>が+5.5%、ウェルスナビ<7342>が+7.7%、メドレー<4480>が+7.8%、Appier Group<4180>が+5.1%、セルソース<4880>が+9.9%、ジーエヌアイ<2160>が+11.6%と主力株が全般堅調。東証グロース市場の時価総額上位20銘柄のうち週間で下落したのはJTOWER<4485>とTKP<3479>だけだった。売買代金上位にはイーディーピー<7794>、坪田ラボ<4890>などの直近IPO(新規株式公開)のほか、国内での新型コロナ感染再拡大を背景に7月に入ってから人気化しているPSS<7707>が入った。値上がり率トップだったのは業績予想を大幅に上方修正したスポーツフィールド<7080>だった。 ■GAFAM決算に注目、東証グロース市場にIPO3社 来週の新興市場は不安定な展開か。26~27日にFOMCが開催される。これまでの米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事などの高官発言から既に0.75ptの利上げというコンセンサスができている。実際、ミシガン大学消費者信頼感指数の長期期待インフレ率の低下などの経緯から0.75ptの利上げはほぼ確実だろう。他方、市場は9月の利上げ幅については0.75ptの利上げを確率として50%以上織り込んでいるが、米6月消費者物価指数(CPI)の発表直後からは低下している。パウエルFRB議長が記者会見で9月会合について、0.75ptの利上げ、場合によっては1.00ptの利上げに含みを持たすようなことがあると、相場はネガティブに反応する可能性が高いため、注意したい。また、アルファベット、マイクロソフト、メタ・プラットフォームズ、アップル、アマゾン・ドット・コムの通称「GAFAM」の大型テック企業の決算も注目。スナップチャットやツイッターの決算が失望的な結果となっており、景気後退懸念が強まるなかでの広告需要の低迷が窺える。同じく広告ビジネスを展開するアルファベットとメタの決算への警戒感が強まっており、影響力が大きいだけに注視したい。決算前の売り方の買い戻しが一服してきているとも推察され、来週は大型イベントを前に新興株は小休止といった形になりそうだ。 個別では、相対的に安定感がありそうな業績・チャートが共に堅調な内需系銘柄に着目し、ケアネット<2150>、BuySell Technologies<7685>、ヒュウガ<7133>、アズーム<3496>、エクストリーム<6033>、インパクトHD<6067>、フリークアウトHD<6094>に注目している。 IPOでは、28日に人流データのビッグデータプラットフォーム運営などを手掛けるunerry<5034>、情報システムの開発・運用・保守などを展開するHOUSEI<5035>が、29日には月額制ファッションレンタルサービスを手掛けるエアークローゼット<9557>がそれぞれ東証グロース市場に新規に上場する。ECサイトで服飾雑貨などの販売を行うクラシコム<7110>は20日からブックビルディング(BB)期間に入っている(~26日)。 《FA》
関連銘柄 25件
2150 東証プライム
583
4/24 15:00
+5(%)
時価総額 27,326百万円
医師向け医療情報専門サイトを通じて製薬会社の営業を支援。医師向け教育番組の制作・配信も。24.12期は過去最高売上を計画も専門性の高い医薬品に対応した新規事業の開発投資や人材投資を見込む。配当は維持予定。 記:2024/04/12
2160 東証グロース
2,490
4/24 15:00
+6(%)
時価総額 118,245百万円
創薬ベンチャー。中国を拠点に、新薬探索や臨床開発から製造、販売まで一貫して行う。ライセンス供与等も。医薬品事業は伸長。主力医薬品「アイスーリュイ」の売上収益が過去最高。23.12期通期は大幅増収増益。 記:2024/03/05
3479 東証グロース
1,539
4/24 15:00
-67(%)
時価総額 65,006百万円
貸会議室事業が主力。ホテル・宿泊研修事業ではFCでアパホテルを運営。TKPスター貸会議室虎ノ門法経ホール等を新規開設。ホテル・宿泊研修事業は稼働率の上昇続く。特別損失減少。24.2期3Qは最終黒字転換。 記:2024/02/04
3496 東証グロース
5,330
4/24 15:00
-150(%)
時価総額 31,985百万円
月極駐車場をオーナーから一括で借り上げて自社運営の月極駐車場検索サイトを通じて転貸。24.9期1Qは月極駐車場の受託台数が順調に増え、賃貸収入拡大。人件費増こなし増収増益に。通期最高業績・連続増配を計画。 記:2024/04/16
1,404
4/24 15:00
+45(%)
時価総額 142,394百万円
マーケティング支援会社。AI搭載マーケティング支援ツールを手掛ける。AIによる顧客行動予測等が強み。米国及びEMEAは売上伸長。北東アジアは既存顧客の拡大などで売上好調。23.12期通期は大幅増収増益。 記:2024/02/25
4194 東証プライム
8,080
4/24 15:00
+100(%)
時価総額 310,199百万円
クラウド型の会員制転職サイト「ビズリーチ」や採用管理サイト「ハーモス」を運営。M&Aマッチング等も。ビズリーチのスカウト可能会員数は227万人超。HRMOS事業は売上伸長。24.7期1Qは2桁増収増益。 記:2024/01/28
4478 東証グロース
2,840
4/24 15:00
+102(%)
時価総額 161,531百万円
中小企業向けにクラウド会計・人事労務ソフトを提供。販売管理ソフトや電子契約サービスも。オンラインマーケティング中心に広告投資実施。有料課金ユーザー企業数は45万8196件と増加。24.6期1Qは2桁増収。 記:2024/01/27
4480 東証プライム
3,820
4/24 15:00
+75(%)
時価総額 124,746百万円
医療・介護領域に特化の人材紹介サービスを展開。遠隔診療システムや電子カルテも。人材プラットフォーム事業は好調。顧客事業所数は32.6万件と2桁増。営業外収益は増加。23.12期3Q累計は大幅増収増益。 記:2024/01/27
4485 東証グロース
3,380
4/24 15:00
+45(%)
時価総額 86,738百万円
通信インフラサービス会社。携帯キャリアの携帯基地局の装置やアンテナ、電源等の通信インフラのシェアリングサービスを提供する。今期3Q累計はタワー移管が想定以上に推移した。シェアリングも堅調に推移した。 記:2024/04/15
4880 東証プライム
1,526
4/24 15:00
+6(%)
時価総額 28,513百万円
再生医療が柱のバイオベンチャー。変形性膝関節症治療向け脂肪・血液由来の組織・細胞加工受託サービスが主力。エクソソーム製剤の事業化にも注力。化粧品原料や卵子凍結保管受託サービスを強化育成。1Qは増収確保。 記:2024/03/29
4890 東証グロース
356
4/24 15:00
+1(%)
時価総額 8,947百万円
慶大発のバイオベンチャー。近視、ドライアイなどの眼科領域を主に脳活性化メガネの開発も。24.3期3Q累計は開発費先行。4Qにロート製薬から契約一時金4.5億円を受領へ。近視進行抑制薬は特定臨床研究を開始。 記:2024/03/12
5034 東証グロース
2,545
4/24 15:00
+45(%)
時価総額 8,974百万円
リアル行動データプラットフォーム「BeaconBank」を運営。月間300億件以上のデータを武器に多業界で導入実績。リカーリング顧客売上高比率は9割超。顧客数は順調に増加。24.6期2Qは2桁増収。 記:2024/02/22
5035 東証グロース
485
4/24 15:00
+3(%)
時価総額 3,408百万円
クラウドサービス開発、システム受託開発、越境ECプラットフォームサービスを展開。大手新聞社向けで実績。情報システム事業は売上堅調。為替差益増。23.12期通期は経常増益。24.12期は2桁増収増益計画。 記:2024/02/22
6027 東証グロース
2,983
4/24 15:00
-52(%)
時価総額 66,455百万円
国内最大級の「弁護士ドットコム」を運営し、法律トラブルの解決支援を行う。電子契約の「クラウドサイン」等も。クラウドサインは売上好調。大企業、地方自治体中心に導入進む。24.3期3Q累計は業績堅調。 記:2024/03/04
6033 東証グロース
1,286
4/24 15:00
+12(%)
時価総額 7,069百万円
人材サービス会社。ゲーム開発会社へデジタル人材を常駐型派遣するサービスが主力。受託開発やゲームの運営等も。デジタル人材事業は新規受注が堅調。24.3期3Q累計は2桁増収増益。通期業績予想を上方修正。 記:2024/03/04
4,490
6/28 15:00
±0(%)
時価総額 30,105百万円
小売業やサービス業の店舗・店頭に特化したマーケティング支援を展開。覆面調査や営業支援、ASP提供も手掛ける。23.12期1Qは業績足踏み。MBO成立により、同社株は23年6月29日付けで上場廃止予定。 記:2023/06/03
690
4/24 15:00
+16(%)
時価総額 12,436百万円
国内初のDSPをローンチしたマーケティングテクノロジー企業。ネットバナー広告枠を買付け、掲載する広告プラットフォームを構築。クリエイターエコノミー市場にも参入。UUUMの連結効果で24.9期1Qは確保。 記:2024/02/22
7080 東証グロース
693
4/24 15:00
-14(%)
時価総額 5,103百万円
スポーツ人財特化の就活サイト「スポナビ」を展開。競技経験者や引退したアスリートのセカンドキャリア、体育会学生の新卒採用に特徴。来場型・大規模イベントを拡充。23.12期は売上高・営業利益とも過去最高更新。 記:2024/02/23
7110 東証グロース
1,555
4/24 15:00
+8(%)
時価総額 10,994百万円
北欧の暮らしをイメージした衣料や雑貨・日用品をECで直販。多様なコンテンツを用いた販促に特色。24.7期1QはEC直販が堅調。23年7月に買収した衣料ブランドの貢献や販管費の期ズレもあって二桁増収増益に。 記:2024/02/07
1,686
4/24 15:00
+75(%)
時価総額 12,045百万円
在宅訪問薬局「きらり薬局」の運営や中小薬局への在宅訪問薬局のノウハウやシステム等の提供、介護施設の運営等を行う。きらりプライム事業は好調。加盟店舗数が1910店舗と増加。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/04/14
7342 東証グロース
1,483
4/24 15:00
-11(%)
時価総額 87,100百万円
全自動で資産運用をするロボアドバイザーサービス「ウェルスナビ」を運営。20~50代の勤労世代が主要顧客。預かり資産1兆1000億円を突破。運用者数の増加や入金好調で、23.12期実績は増収・大幅営業増益。 記:2024/03/23
2,697
4/24 15:00
-38(%)
時価総額 39,080百万円
出張訪問買取サービスを展開。主に着物や宝飾品、ブランド品を扱う。買い取った商品はECなどで販売。海外販路の開拓等で収益性向上図る。出張訪問数は18万4946件と増加。23.12期3Q累計は2桁増収。 記:2024/01/27
201
4/24 15:00
±0(%)
時価総額 5,561百万円
DNA自動抽出装置が主力の医療装置メーカー。バイオ関連のラボ自動化や臨床検査用、付随する試薬や反応容器などを開発し、世界の有力企業にOEM供給。自動核酸抽出装置に注力。PCR検査装置停滞で、中間期は一服。 記:2024/03/31
7794 東証グロース
1,101
4/24 15:00
+11(%)
時価総額 14,448百万円
人工ダイヤモンド宝石(LGD)製造用種結晶が主要製品。ダイヤモンドの人工合成技術に強み。半導体向け単結晶基板や光学部品用素材なども事業領域。量子デバイス開発用ダイヤモンド単結晶基板を投入。3Q累計は一服。 記:2024/03/31
9557 東証グロース
438
4/24 15:00
+4(%)
時価総額 3,552百万円
ファッションレンタル会社。女性向け普段着のレンタルサービス「airCloset」を提供する。スタイリストが選定、自宅へ配送。ECで販売も行う。今上期の売上高は会社計画に対して順調に進捗。利益は黒字転換。 記:2024/03/05