マーケット
4/26 15:15
37,934.76
+306.28
38,239.66
+153.86
暗号資産
FISCO BTC Index
4/30 1:27:12
9,863,083
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~全般こう着のなか、業績を手掛かりとした個別物色の動き~

2022/7/13 8:37 FISCO
*08:37JST 前場に注目すべき3つのポイント~全般こう着のなか、業績を手掛かりとした個別物色の動き~ 13日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:全般こう着のなか、業績を手掛かりとした個別物色の動き ■東宝、 1Q営業利益 142億円、自社株取得枠設定 ■前場の注目材料:シンフォニア、半導体関連機器の生産倍増、3拠点に70億円投資 ■全般こう着のなか、業績を手掛かりとした個別物色の動き 13日の日本株市場は、前日の下落に対する自律反発が意識されるものの、次第にこう着感の強い相場展開になりそうだ。12日の米国市場はNYダウが192ドル安だった。新型コロナ感染拡大を受けた中国・上海の都市封鎖による景気減速懸念のほか、13日の消費者物価指数(CPI)発表を控えた警戒から売り優勢の展開。CPIに関連した観測報道を受けて、NYダウの下落幅は一時300ドルを超える場面も見られ、ナスダックは続落で25日線を割り込んだ。シカゴ日経225先物清算値は大阪比155円高の26435円。円相場は1ドル136円80銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い先行で始まろう。もっとも、前日に500円近く下落した買い戻しの動きが中心であるため、リバランスの動きが一巡した後は、次第にこう着感が強まることになりそうだ。とはいえ、NYダウは一時300ドル安を見せるなど、CPIについては相当織り込まれていると考えられる。また、SOX指数は小幅に上昇しており、減速懸念から売られていた半導体株の一角にはリスクを取る動きも見られており、下値の堅さは意識されよう。 日中は上海やハンセン指数の動向を睨みながらの展開になるほか、グローベックスの米株先物の動きにも関心が集まりやすく、大きく変動する局面においては、先物主導による仕掛け的な動きに向かわせそうだ。特に昨日の東証プライムの出来高は10億株程度と薄商いであり、本日も商いは膨らみづらい状況と考えられ、短期の仕掛け的な動きに過剰に反応しやすい面もある。下へのバイアスが強まる局面においては、その後のショートカバーを狙った押し目を狙いたいところである。 物色としては、昨日は指数インパクトの大きい値がさ株が総じて軟調だったことで指数の重荷となっていた。主力処が底堅い値動きを見せてくるようであれば、リバウンド狙いの動きに向かわせやすい。また、ナスダックの25日線割れにより中小型株は手掛けづらいだろうが、半導体株の一角には見直しの動きが意識されそうだ。また、決算発表が徐々に増えてきているなか、通期見通しを上方修正してくる動きも散見されており、業績を手掛かりとした個別物色の動きも強まることになろう。 ■東宝、 1Q営業利益 142億円、自社株取得枠設定 東宝<9602>が発表した第1四半期業績は、営業収入が618.65億円、営業利益は142.73億円(前年同期は105億円)だった。コンセンサス(134億円程度)を上回る。「名探偵コナンハロウィンの花嫁」「シン・ウルトラマン」等のヒット作品が業績に寄与した。あわせて100万株、60億円上限の自社株取得枠設定(発行済みの0.57%)を発表している。 ■前場の注目材料 ・シカゴ日経先物は上昇(26435、大阪比+155) ・SOX指数は上昇(2558.17、+4.49) ・米長期金利は低下 ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を長期化 ・シンフォニア<6507>半導体関連機器の生産倍増、3拠点に70億円投資 ・住友重<6302>中国依存引き下げ、東南アに射出成形機の組立工場 ・NTT<9432>日米間に350Tbps海底通信ケーブル、NTTなど3社月内に新事業会社 ・パナHD<6752>ベトナム電設資材3.5倍、30年度500億円事業に拡大 ・三菱商事<8058>ペルーで銅精鉱生産開始、自動運転重機を導入 ・双日<2768>家庭用蓄電池システム販売参入、台湾社と代理店契約 ・ローム<6963>中国新興と提携、車載機器向け回路開発 ・グンゼ<3002>30年めどフィルム工場で廃プラゼロ、滋賀・守山で先行、世界展開へ ・帝人<3401>富士通とリサイクル素材の環境価値化基盤構築へ、共同プロ開始 ・大正薬HD<4581>宇宙日本食「リポビタンゼリー」、ISSの長期ミッション搭載品選定 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・時間未定 中・6月輸出(前年比予想:+12.5%、5月:+16.9%) ・時間未定 中・6月輸入(前年比予想:+4.0%、5月:+4.1%) ・11:00 NZ準備銀行が政策金利発表(0.50ポイント引き上げ予想) 《ST》
関連銘柄 11件
2768 東証プライム
3,935
4/26 15:00
+73(%)
時価総額 984,931百万円
総合商社。航空機関連、自動車関連に強み。24.3期3Q累計は自動車関連の利益が後退。航空機関連も足踏み。不動産売却益、のれん益を計上も及ばず。ただ石炭市況悪化が想定内に。通期純益計画を上方修正。増配予定。 記:2024/02/09
3002 東証プライム
5,310
4/26 15:00
+70(%)
時価総額 97,141百万円
大手繊維メーカー。衣料品や繊維資材のアパレルに加え、プラスチックや機能資材、医療材料、不動産、スポーツクラブの運営等を行う。紳士用肌着に強みを持つ。今期3Q累計はフィルムやメディカルが足踏みとなった。 記:2024/02/10
3401 東証プライム
1,516
4/26 15:00
+0.5(%)
時価総額 300,098百万円
大手総合化学メーカー。自動車向け成形材料やアラミド繊維、炭素繊維等の高機能繊維や材料、繊維や、医薬品等を手掛ける。今期3Q累計の売上高は前年並みも、医薬品導入一時金や後発品参入等が利益に影響した。 記:2024/04/10
4581 東証スタンダード
8,580
4/8 15:00
-10(%)
時価総額 730,501百万円
大衆薬大手。ドリンク剤、風邪薬、育毛剤に強み。海外開拓や医療用薬にも注力。ビオフェルミンシリーズ、リアップシリーズは売上増。24.3期3Qは増収。MBO成立で同社株は24年4月9日付けで上場廃止予定。 記:2024/03/05
6302 東証プライム
4,532
4/26 15:00
+39(%)
時価総額 557,005百万円
総合重機大手。減・変速機や射出成形機に強み。半導体装置や建機なども。24.12期は営業益反落計画も為替想定1ドル135円。物流・建設関連の受注残も豊富。新中計では26.12期に営業益1000億円を目指す。 記:2024/04/12
3,120
4/26 15:00
+25(%)
時価総額 92,942百万円
精密機器メーカー。モーションコントロール技術等を核に、半導体ウエハ搬送装置や宇宙用電飾品、航空機用電装品、自動車用機器、産業用電気機器を提供する。今期3Q累計はアクチュエータや振動機器が足踏みとなった。 記:2024/03/08
1,338
4/26 15:00
+13(%)
時価総額 3,283,528百万円
総合家電大手。家電、住設設備、FA機器、電池も。くらし事業では北米コールドチェーン、国内電材が増収。北米車載電池の増販、米国IRA補助金の計上等でエナジー部門は収益伸長。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/07
6963 東証プライム
2,263
4/26 15:00
+26(%)
時価総額 932,356百万円
カスタムLSI首位。小信号トランジスタやダイオードも首位級。パワーマネジメント系アナログ技術に実績。発光ダイオードや半導体レーザーは民生機器市場向け中心に伸び悩む。販管費増。24.3期2Qは業績足踏み。 記:2024/01/16
8058 東証プライム
3,529
4/26 15:00
+32(%)
時価総額 15,218,749百万円
大手総合商社。原料炭や銅、液化天然ガスなど資源分野で世界有数の優良権益を有す。非資源分野は食品卸売に強み。24.3期3Q累計は天然ガス部門が増益。LNG販売事業が牽引。産業インフラ部門なども収益増。 記:2024/02/24
9432 東証プライム
168.2
4/26 15:00
-1.2(%)
時価総額 15,230,563百万円
国内最大の通信会社。傘下にNTT東西、NTTドコモ、NTTデータなど。グローバル事業を強化。総合ICT事業は増収。通信端末機器販売収入、システムインテグレーションサービス収入が増加。24.3期3Qは増収。 記:2024/04/14
9602 東証プライム
5,250
4/26 15:00
-50(%)
時価総額 979,078百万円
国内最大の映画製作・配給会社。劇場用映画の製作、配給、「TOHOシネマズ」の運営に加え、映像ソフトやテレビ映画の提供、不動産賃貸等も行う。今期3Q累計は配給作品等のヒットが寄与した。アニメも増加した。 記:2024/02/01